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JARTA|日本アスリートリハビリテーショントレーナー協会
代表の中野崇のブログです。
武道・武術の概念をスポーツ選手のトレーニングやパフォーマンスアップ、コンディショニングに応用しています。


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こんにちは。

先日のブラインドサッカー日本代表の強化合宿にスポーツジャーナリストの小林一人さんが取材に来られ、高田監督と僕にインタビューをしてくださいました。




動画をシェアしますので、興味のある方は是非ご覧ください。 トレーニング場面や試合の場面もあります。

















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こんばんは。

ブラインドサッカー日本代表の7月強化合宿、無事に終了しました。

今回からは、これまでのフィジカルトレーニングからベースアップしたものにしていきました。



久しぶりに回転ジャンプも実施しましたが、これまで全然できなかった選手たちがほぼ完璧にできるようになっていて、確かな成長を感じることができました。

来月は四日間の合宿、夏場なので夕方から夜にかけての練習が多くなるので、お時間合う方は是非見に来てみてください。

幕張で実施予定です。




さて前回は、「質問」という行為において、質問者側の観点からの話をしました。





その中で特に重要なことは、

・質問は質を問うものであり、そこに達するには質問内容において量フェーズ→質フェーズのプロセスがあり、自分がどこにいるのかを認識することが重要。



・質問する際には、「要するに相手が言いたいこと」にフォーカスし、その上で「要するに自分が何を言いたいのか」をまず一言でまとめる。

(細かい言葉にいきなりフォーカスすると本質的な議論にならない)




ということでまとめました。

詳しくはこちらから。






では対して説明者・回答者側は何が重要になってくるでしょうか。






まず、説明している場面では、質問者の際と同じく、「要するに自分が何を言いたいのか」を明確に簡潔に理解しておく必要があります。





時に「出てくる質問の観点がズレてる」と感じることがありますが、それはもしかしたら質問者でなく、自分自身に原因があるのかもしれません。






僕はそういったことがあると、必ず自分の説明の「要するに」がクリアであったかを反省するようにしています。






では質問を受け、それに答える場面で僕が重要だと感じていることは、

まず「要するに質問者が何を言いたいのか(聞きたいのか)」を、質問を聞きながら捉えるようにしています。





そしてその人が聞きたい回答の抽象度を考えて答えます。





つまり、相手が聞きたいのは、「大阪府のことなのか、それとも大阪市のことなのか、中央区のことなのか、〇〇ビルディングのことなのか」を、明確にします。





ここはめちゃくちゃ大事なところです。





相手が大阪府の全人口のことを聞きたいのに、答える側が中央区の人口のことを話していても議論になりません。

(逆も然りです。)






また、話が進むベクトルが一致しているかを考えることも重要です。

仮に話の本筋からずれた質問が来ても、原則として答える必要がありますよね。





そういった場合、回答の最後で話しの軌道を戻すようにします。

「少し回答が細かくなってしまいましたが、ここで改めて何が言いたいのかをまとめますね。」といった感じです。






一対一での会話ならともかく、他の人が聞いている状況においては、これをしておかないと質問者以外の人が”迷子”になってしまいます。





回答する立場にある場合、質問者と自分の二人だけの空間になってしまわないよう、常に注意しておく必要があります。





プレゼンなどにおいても、最も評価されるところとして「質問に対しての回答」という部分があります。





いくらまとまった良いプレゼンをしても、質問に対して抽象度のずれた回答だったり、ずれた質問を修正できずに乗っかったりすると、それだけで台無しになったりするのが質疑応答の場面です。






良い議論ができることは、双方にとって非常に有意義な時間となります。

逆に噛み合わないやりとりで、結局何が言いたいの?みたいな議論は、”当事者以外は”非常にストレスフルなものです。






少しでも参考になれば嬉しいです。






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こんばんは。

プロ野球は今日からオールスターですね。

個人的にはジャイアンツの菅野投手のボールが最近ジャイロ回転しだしているので注目しています。

もともと菅野投手は150キロ後半のボールを投げていましたが、今は出ても150キロ中盤。

これはパフォーマンスが落ちたのではなく、明らかにボールの質(初速と終息の差やフォームと球速の差)で勝負しているのだと思います。






ちなみに今日は、明日からのブラインドサッカー日本代表強化合宿のため、八王子に来ています。

先月行ったブラジルでの国際大会で得たことをしっかり反映させてきたいと思います。

お近くの方は是非見学に来てみてください。すぐ目の前の距離で見学できます。






さて今回は、「質問」についてのお話です。

学生の方にも実習などで少しは役に立てていただけるかもしれませんので、よければ読んでみてください。






「質問」というものは、学会や講習会、説明会、そして会話レベルでも人から何か教えてもらった際に必要とされることがあるものです。

理学療法士や作業療法士、柔道整復師やトレーナーの学生の方々も、指導者の方から「質問は?」と聞かれて何も出てこなくてマズイ雰囲気になった覚えがある方も多いかと思います。

セミナーなどでも、質問が出ないと何となく気まずい雰囲気になるものです。

逆に質問がたくさん出ると、活気のある雰囲気になったりしますね。





そして指導者・説明者側からすると、相手がどんな質問をしてくるのかによって、その人がどんなレベルにあるのかが想定できてしまったりします。






そもそも、質問とはどういうものなのでしょうか。

辞書によると、「分からないことを問いただすこと」とあります。

ここまでは誰でも知っている、とても一般的な意味です。






問題は、この”分からないこと”






分からないこととは、大きくは
知識がなくて分からない
経験がなくて分からない
思考が不足していて分からない
というように分類できると僕は考えています。






つまり、同じ「分からない」という言葉においても、その中身は量的なものから質的なものまであるということです。





一般的に、初心者は量的な質問が多くなり、熟練者は質的な質問が出来るようになってきます。
質問とは、本来「質を問うもの」ということです。




量的な質問は、本来なら調べればわかることが多く、質的な質問は基本的にその場でその相手だからこそ聞く価値を持ち、これは質問する人の経験や思考の深さが反映されます。






上に書いた質問の内容によってレベルがわかるという話はこの観点によるものです。






ただしこれは量的な質問をすることが良くないという意味ではありません。(相手によっては自分で調べろ、と言われるかもしれませんが。。)






「質問とはそういうものだ」ということです。





量的なフェーズから、レベルアップによって質的なフェーズに上がってくる。

大切なことは、質問する本人が、自分の質問のレベルが今どこにあるのかを認識することで、自分の今のレベルをしっかりと知ることです。





量的なことを十分に知らずに、質的な質問を無理にしようとしても結局は説明を受けた時に理解できないことになったりしますので、「今自分が何に対して疑問を持っているのか」には正直になるべきだと思います。

そもそも、他の人がいる中であっても手を挙げて発言するという行為そのものにまず価値がありますしね。






質問する時のコツとして僕がよく使っている考え方は、「要するに」をうまく活用することです。





まず相手が「要するに何を言いたいのか」を自分が理解できているかを考えます。

(できれば一言でまとめます)

これで話のベクトルが分かります。

ここを外すと、”的外れな質問”になります。

議論がかみ合わない場合の一つの原因です。






次に、質問する際に「要するに自分が何を知りたいのか」を一言でまとめておきます。

質問の骨組みですね。

これは当然、「要するに相手が何を言いたいのか」の理解の上に成立します。






質問する人がここを理解して質問すると、非常に良いディスカッションになるはずです。

質問するのが苦手な人、質問がなかなか浮かんでこない人は、試してみてください。






今回は、質問する側に関して僕が思うことを話しましたが、次回は質問を受ける側について書いてみたいと思います。








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前回の続きです。


今回の内容は、ブラインドサッカーの日本代表選手たち、すなわち目が見えない選手たちにフィジカルコーチとしてトレーニング指導する際に僕が考えていること、注意していることです。





あくまで、現時点で考えていることであり、様々な経験をしていく中でさらに考えるべきことが出てくることは想定されますので、その点に関してはご了承ください。




①まず心構えから。「相手は目が見えないから」、は指導の言い訳にはしないこと。

相手の選手が目が見えないことは、ただの前提条件であり、だったらその上でどう指導する形を作るか、

だったらどのようにすれば伝わるのかだけに集中しています。






言葉の重要性を考える。

ブラインドサッカーの選手に対してだけでなく、トレーナーやコーチなど指導側の人間が使う言葉は非常に重要なものです。

指導は「どう言ったか」ではなく、「どう伝わったか」が全てです。(コミュニケーション全てがそうですかね)

例えばこちらが柴犬をイメージして「犬」と言ったとしても、相手は「犬」という言葉からゴールデンレトリバーをイメージするような構図は多々あります。

であれば、こちらが「犬」と言った場合に相手がどのような「犬」をイメージしているのかを確認する必要があるし、もっと言えばこちらがイメージしている柴犬を相手もイメージしてもらえるような「言葉」を意図的に使いこなす必要があります。




ブラインドサッカーのトレーニング指導時であれば、何も考えずに「膝を曲げて」と言ったとすれば、ある選手は屈伸のような形に曲げますし、脚を前方に持ち上げる形をとる選手、後方に脚を持ち上げる形をとる選手など様々なのです。
これらは同じ言葉に対する認識が個人によって異なる事が原因です。

十数人の選手が対象となる場合、このようなこと一つでいちいち修正していれば時間はどれだけあっても足りません。

だから、一回の指示で、ほぼ全員がこちらが意図した動作をできるように言葉を使いこなす必要があるのです。

もちろん初めはある程度の試行錯誤が必要ですが、このような思考を持った上で試行錯誤していくと、相手の理解の特徴をつかむのが早くなります。






フィードバックを頻回に行う。

ブラインドサッカーの選手は、自分の行った動きと、指導者が意図した動きがマッチしているのかを視覚的に確認することができません。

そのため、必ずそれで合っているのか、それとももう少し修正するべきポイントがあるのかを提示する必要があります。

これは全体ではなく、必ず個人レベルで声をかけています。

かなり頻繁に行っています。






使える環境は全て利用することと、リスク管理の徹底。

ブラインドサッカーの練習環境において「使える環境」とは、晴眼者、すなわち目が見える人たちです。

僕が一人で指導する場合、相手は十数人です。場合によってはとても難しい動きを要求することもあります。

しかもそれが一般的なトレーニングではなく、独特のこれまでやったこともないようなトレーニングの場合は、キーパーやコーチたちにもお願いして動きを個別レベルで伝えられるように準備します。

つまり、事前に今日はこんな意図でこんな動きをしたいから、ということを伝えて理解しておいてもらうということです。

また、これも当然のことですが、選手同士がぶつかったり、設備にぶつかったりしないような場の確保や運動方向の設定は事前に十分に考えておく必要があります。

例えばブラインドサッカーの選手にダッシュをさせたい場合、みなさんならどういった環境設定をしますか??






選手の可能性を勝手に規定しない。

これもブラインドサッカーだけでなく、すべての選手に対して心掛けるべきことですね。

目が見えないから、耳が聞こえないから、身体が硬いから、小学生だから、アマチュアだから、、「この選手はこんなもんだろう」は指導側が最もやってはいけないことです。

選手の限界は少なくとも我々が決めることではないはずです。

もちろん、選手の現状に合わせた、達成度合い・達成目標は設定しておく必要はあります。

それと上限を決めることとは全く別です。






今回、ブラジル遠征に行って、世界最強のブラジルのブラインドサッカーを目の当たりにして、僕が最も学んだことの一つはこの部分です。

ブラジルの選手は、僕の中のブラインドサッカーの上限を明らかに上回っていました。

「こんなことまでできるのか…。」

無意識のうちに、「目が見えない選手」の上限を勝手に規定していた自分に気づいたのです。

やはり自分はまだまだです。。





いろいろ書いてきましたが、これらは結局のところ、目が見える見えないは関係なく、指導における本質としては同じものなのだなという事はブラインドサッカーに関わらせてもらって得た大切な教訓です。





しっかりと彼らの動きを分析し、そして日本人選手たちの動きを分析し、遠回りさせることなくパフォーマンスを上げる土台を作っていく。

それがフィジカルコーチとしての役割です。





そして日本代表の監督やコーチなど、一流のスタッフが揃っている以上、選手に要求される動きや戦術は確実にレベルアップしていきます。

それを実現できるフィジカルを構築するという意味では、自分の役割は非常に大きなものであることは明らかです。






まだまだやるべきことはたくさんありますが、まずは上を見上げすぎず、地道に積み重ねていくことを続けていきたいと思います。





日本のブラインドサッカー、注目しておいてください。






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おはようございます。

前回はブラインドサッカー日本代表のブラジル遠征の様子をご紹介しましたが、そもそものブラインドサッカーという競技について、フィジカルコーチの視点も含めて改めてご紹介したいと思います。(ルールなど細かい説明は省きます)





1チーム、フィールドプレイヤー4名(目が見えない選手)、ゴールキーパー(目が見える)で構成。

ボールの内部に鈴のようなものが組み込まれており、ボールが転がると音がなる。それにより選手たちはボールの位置を把握する。また、フィールドのゾーンごとに声での指示を出せる者が決まっており、監督、ゴールキーパー、ガイドの3人がゾーンごとに分担。






世界最強はブラジル、次いでアルゼンチン。

アジアでは中国、イランが強豪。

日本は世界10位前後だったはず。(最新ランクは確認していません)

日本のブラインドサッカーのクラブチームは15程度。






僕は2015年の12月から高田現監督からオファーをいただき、日本代表チームのフィジカルコーチを任されています。





同年に開催したアジア予選に敗退してリオパラリンピックへの出場が断たれたことによる新体制のスタートにより、代表チームに初めてフィジカルコーチの職を置く流れの中での拝命となりました。






恥ずかしながら、その話をいただくまでブラインドサッカーという競技は競技名としてしか認識しておらず、当然実際に見たこともありませんでした。





それでよくフィジカルコーチの話受けたな、という声もあるかもしれませんね。






ただ僕のこれまでの仕事のやり方として、やったことのない競技であっても、しっかりと分析して必要な要素とそれらの関係性とその優劣を構造として捉え、その上で必要なトレーニングメニューを構築するという流れで常にやってきたため、自分が知らない競技に対する懸念や抵抗感という点では問題ありませんでした。





もちろんそれは僕自身が問題なくても、監督などがそこを理解し、評価してくださっていなければオファーそのものがありえない話ではあるので、このような機会を与えてくださった高田監督には感謝しても仕切れません。






代表のフィジカルコーチを受けるにあたり、僕が最も難しいなと感じていたのは、その競技独特の「常識」というか「慣例」というか、そういうもの。外からはわかりにくいものです。





どの競技にもその競技内でだけ通じる何か共通する慣例がありますよね。

またそれともつながりますが、競技独特の指導言語にも注意しています。

野球でいう「脇を締めて振れ」などですね。






これらには言葉以外の暗黙知的な部分が必ずあり、「脇を締めろ」という言葉そのもの以外に必要な運動が「当たり前のこと」として含まれています。

だって本当に脇締めていてはバットが上手く振れませんからね…。

(その辺を話しだせばキリがないのでまたの機会に)






ブラインドサッカーにおいては、サッカーと共通した言語が多く、その点に関してはこれまでのサッカー選手指導経験が役に立っていてあまり指導言語レベルでは現状としてはあまり苦労していません。

単に、パフォーマンスアップに有効であればこちらも使用するし、マイナスや停滞に作用する慣例や常識であれば変えていくまでです。






それよりも、一般的にブラインドサッカーの指導で最も難しいと思われる点。

それは指導する対象となる選手たちが目が見えない選手という点ですね。

これは当然フィジカルトレーニングの指導においては大きな課題になりました。

それまで目が見えない選手に指導した経験なんてありませんでしたので。。






当初は僕なりの予測と毎回の到達点を持っての試行錯誤でした。
そしてスタッフの方々の助言に大いに助けられました。




今では選手たちはとても複雑なトレーニングの動きも当たり前にやっていますし、PWU(プレウォーミングアップ)というウォーミングアップ前の個人ウォーミングアップの概念もその内容もよく浸透しています。





最近では物理や力学に基づいたコンタクトの方法論を身につけるためのトレーニングも導入し、実戦でもその成果が見られるようになってきました。






試行錯誤やってきた結果得られている成果ですが、選手にはまだまだ難しいことができそうなポテンシャルを感じています。






みなさんが仮にそういう条件の選手たちを指導する立場になったら、どんな形で指導しますか?

次回は「目の見えない選手たち」にトレーニング指導する際に僕が考えたことを書きたいと思います。








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お久しぶりです。

やっとブログ記事を書ける時間が確保できました。。




5月28日(土)から6月7日(火)にかけてブラジル・リオデジャネイロで開催された国際親善試合「V International Challenge of Blind Football」にブラインドサッカー日本代表のフィジカルコーチとして帯同してきました。







サッカーの本場、そしてブラインドサッカーの本場でもあるブラジルでは本当に色々得るものがたくさんあり、とても細かいところまでは書ききれないのですが、少しでもお伝えできればと思います。






①ブラジル・リオデジャネイロの雰囲気

滞在したホテルは、リオ五輪でも日本が使用する予定にもなっているホテルです。

周辺は賑やかなのですが、少し治安が悪いとの情報もあり、基本的には個人的な外出は控えていました。

ちなみにもうすぐリオ五輪ですが、街にそのような雰囲気は全くありませんでした。

ポスターやフラッグすらなく、空港にオフィシャルショップが見られただけでした。




ほんの少しだけ、外出も。。





②ホテルでの過ごし方

選手たちは時差ボケ解消や事前コンディショニングの意味も込めて試合前日午前は日当たりの良いホテル屋上でトレーニングを行いました。






また、午後からはリオデジャネイロで有名なイパネバビーチというところに行き、ブラインドビーチサッカー(仮称)で汗を流しました。

スタッフも混ざり、かなり盛り上がりました。

夢中になりすぎてもはやコンディショニングの域を超えていたような…笑











食事はブラジル料理のビュッフェスタイル。

美味しかったですが、毎日はさすがに…。後半は修行感覚でした笑







③試合

4チーム総当たりのグループリーグ形式、上位2チームが決勝トーナメント進出でした。






日本は残念ながら予選敗退でした。

成果としては、イランから初めて得点を取ったこと、中国から初めて勝利したことです。




試合前のウォーミングアップ。代表チームではすでにウォーミングアップ前の個人アップが定着しているため、ウォーミングアップもかなり動的なものから始められています。


これらはもちろん大きな成果ですが、まだまだ先は長く、課題も山積みです。
こういったアジアの国々から格上という扱いを受けるまでになるところまでは早く到達したいところです。





フィジカル面では、大会前から取り組み始めているコンタクトの部分でかなりの成果が見られました。

ただし、ブラジルには、フィジカルレベルにおいてもこちらがやりたいことをやられてしまい、圧倒されました。





選手たちにはブラジルとの対戦を経て「中野さんが僕らにやってほしかったことの意味が実感としてわかった」という言葉をもらえ、そういう意味では大きな経験だったと思います。





また、ブラジルの選手は守備の時にはとてつもなく大きく感じ、攻撃される時には自分よりもかなり小さく、薄くなられたような感覚だったという感想もありました。





ブラインドサッカー選手の独特の表現だなと感じると同時に、この表現は指導において使えるなと感じています。









最後に。

中国戦での初勝利は、新体制での初勝利でもあり、だからもちろん僕にとっても初勝利でした。

連戦が続く中で、勝ちが取れず、メンタル的にもフィジカル的にもしんどい状況で、勝利への気持ちを見せてくれた試合でした。









終了の笛の瞬間、みんなで抱き合い、涙を流しました。

これまでのスタッフの方々や選手たちが積み上げた勝利だったことを実感した瞬間でした。

この時の気持ちを忘れず、これからもチームとともに精進していきます。







これを読んでくださっている皆さんには是非代表の強化合宿にも足を運んで、実際に目の当たりにしていただければと思います。








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ずいぶん間隔が空いてしましたが、今回は伸び代を伸ばすための秘訣、第三弾とも言える内容だと思います。


このシリーズの前回記事では、同じ技術・知識であっても、誰がどんな想いを持って指導するのかによってその質は大きく変わる、ことを述べました。

こちらです。





今回は、礼儀・敬意について掘り下げます。






皆さんは、高校野球の甲子園大会に頻繁に出場し続けているチームの大半、いや感覚的にはほぼその全てだと思いますが、礼儀を非常に重視していることをご存知でしょうか。

たまに出場してくるようなチームよりも、いわゆる名門校は特に顕著です。






僕は大阪桐蔭高校の野球部をほんの短い期間ですがお手伝いさせていただいていたことがあるので、これを目の当たりにしました。

彼らは本当に礼儀正しいです。

挨拶するときは必ず立ち止まり、相手に正対して頭を下げます。

もちろんしっかりとした声も出します。

また、靴を脱ぐときはもちろん綺麗に揃えますし、道具の扱いも本当に丁寧です。

そして練習場に対しても出入りする際、必ず頭を下げます。





いろんなプロ野球選手に聞いてみても、多かれ少なかれこのレベルのことは非常に厳しく指導を受けたと言います。





日本独特、高校野球独特と言ってしまえばその通りかもしれません。





でも、それで片付けてしまうのはもったいないぐらい伝統として根付いていますし、名門校がひたすらそれを貫くには必ず理由があるのだと思うので、少し掘り下げたいと思います。

(あくまで僕の主観的な分析なので、ご了承ください。)






まず、一般的によくある理由としては、管理しやすい、ということだと思います。

部活という形態上、指導者、そして先輩後輩の間では礼儀という基準があった方が組織として回りやすいということです。

ただしこれが過剰になると、礼儀を超えて無意味な慣例になり、それはいわゆる支配につながり、良い状態の組織とは言えなくなります。






次に、選手の人間的な成長です。

礼儀を理解することは、他者への敬意を理解することにつながります。

前回も書きましたが、他者への敬意を持たず、天狗になってしまうことはそのまま選手、そして人としての伸び代の欠落につながります。





また、こういった組織では、無条件に年上に対して礼儀作法を要求されますが、僕は一定の良さがあると思います。

やはり年齢が上ということは、それなりの経験を積んできていることになりますし、社会(この場合は部活)にも後輩よりも貢献していることが多いです。





後輩の方が能力が上だからといっても、それは人間を表す一側面であり、その一面だけをとって上下を決めるのは軽率だと思っています。(もちろん先輩が「後輩に敬意を払われるような人間である」とはどういうことなのかを理解していることは大前提です)






いずれにせよ、最終的にはその選手が「礼儀の意味」を理解できているかが重要ですね。

ちなみに礼儀を理解し、それを行う心のことを礼節と言います。






最後は、影響力です。

その選手が、名門校に在籍している、名門校の卒業生である、ということは、その業界では一定の影響力を持ちます。

例えば野球の超名門校出身の人がいたら、野球の無名校の出身者に比べて、その言動に関心を持ちますよね。(プロ野球選手、元プロ野球選手でも、他の業界でも同様ですね)


一般的に、人はその人のバックグラウンドによる影響を受けがちなのです。






では、例えばその人が、人として全然尊敬できないような人だったらどうでしょうか?

そんな人に出会った野球少年はどう思うでしょうか?

「あ、野球さえ上手ければいいんだ。社会的に認められるんだ」ってなりませんか?






名門校も、メジャーリーグのニューヨークヤンキースも、選手の礼儀や立ち居振る舞いを非常に重視します。

それはこの辺りからきているのではないかと思っています。





「野球さえ上手ければいい」





そんな選手や、それで良しとする指導者が増えてしまうと、その業界は必ず危機に陥ります。





誰も憧れなくなりますからね。。





少なくとも、僕は自分の息子たちにはそういう人には指導受けさせたいとは思いません。

僕がスポーツ界の賭博問題や麻薬問題で最も危惧しているのはこういうところです。






もちろん我々トレーナーやセラピストの業界も同様です。





腕さえ良ければいい、あとは他者を愚弄するような発言をしていても気にならない、そんな人に多くの人がついて行ってるようなことがまかり通るような業界にはなって欲しくありません。

トレーナーやセラピストが発信している媒体を見た若い方たちに憧れてもらえるような情報発信の仕方を考えてもらいたいです。









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おはようございます。

今回はイベントのお知らせです。
GW、5月3日から5日にかけて、東京でフィットネスセッションという大きいイベントがあります。





その中で5月4日、僕も二つの講座を担当します。
一つは僕個人で、もう一つは尊敬するボディワーカーの藤本靖さんとのコラボセミナーです。




個人の方は、ブラインドサッカー日本代表でも使っているストレッチの方法やトレーニングの理論・方法について講義・実践します。





藤本さんとのコラボでは、僕のトレーニングと藤本さんによる視覚や聴覚刺激による身体の変化を合わせてさらに効果を出す方法をご紹介、実践していただける内容です。





どちらも他のところではまだ公開していない内容ですので、興味のある方は是非。





こちらのリンクをご参照ください。
(プログラムのところから講座情報に入れます)
http://www.power-st.com/fitsen/





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イタリア研修三日目。

引き続きダンテさんの熱いレクチャーを受けた後、ローマに戻って地元の少年チームに指導実践。

初日にビールグラスを割った和泉トレーナーが担当です笑


この時は、体幹部分の動きの形成とその動きをきっかけとしての動き出しを対象とした内容をトレーニングメニューとして作ってくれました。






四日目。

朝からフットサルセリエAのラツィオの練習視察に行きました。

目の前でトップレベルの動きを見ることができ、またそのチームのコーチやトレーナーさん、選手とも話すことができました。



ラツィオトレーナーのバレーリオさん。
彼もAIPACの一員です。



その後、AIPAC(イタリアフットボールトレーナー協会)の方々とミーティング。

イタリアユース代表のコーチやトレーナーも来ていただき、GPSやウェアラブルの加速度計を使ったトレーニングや選手管理のことを教えていただきました。

AIPACの方々とはデータ測定を使った連携が進みそうですので、また改めて。


かなり詳細にデータの説明をしてくださいました。




そして午後からはミラノへと移動。

到着してそのまま、サンシーロへと向かい、セリエAインテルvsボローニャ戦を観戦。

やはりサンシーロは良い。。

そりゃ写真も撮り忘れるわ…笑

試合はインテルの勝利!




この辺りからどこにいつ行ったかの詳細は曖昧になりますが、ご了承ください笑




毎回お邪魔させていただいているインテルユースに、二日連続で入らせていただき、総ディレクターのマルコさん、それからフィジカルコーチのパオロさんという方々に念入りにレクチャーを受けることができました。


実際、そんなとこまで公開してくれるの?!ってとこまで教えてくださり、本当にありがたい限りです。

研修生からの質問も良いものが多く、非常に充実した時間になりました。









インテルユースの練習も間近で見ることができました。







間にはミラノ大聖堂へも行き、今回は少し買い物の時間も確保できました。




最終日の夜は、ミラノ大聖堂のそばにあるバールでみんなで反省会という名の宴会。

地元で働くイタリア人の友人も加わり、楽しい一週間を終えました。


参加された皆さん、お疲れ様でした。

これからこの経験をどう活かしてくださるのか、本当に楽しみにしております。


イタリアでお世話になった吉田輝くんはじめ関係者の皆さん、毎回本当にありがとうございます。

ダンテさん、チームへの就職は今回は見送ります笑(日本語読めないけど…笑)


また半年後、成長した姿を見てもらえるようにしっかりやっていきます。





最後に、今回は、すべての行程で動画でしっかりと記録しております。
それらの様子を、この春(または夏)に始まる新会員制度の中ですべて公開する予定です。



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こちらも少し前になりましたが、3月に行ったイタリア研修の様子です。


イタリア研修は約3年前からJARTAが力を入れているトレーナー養成の一環としての事業です。

日本人選手が、日本のトレーナーが、そして日本のトレーニングが世界で通用するためには何が必要なのか、世界トップレベルではどんなことが重視されているのかを理屈でなく肌で感じてもらうために行っています。






研修の場として、ローマ、ミラノ、そして前回からはモンテシルヴァーノ。

それぞれ、フットサルやサッカーのセリエAのチームやそのユースチームに入らせてもらい、レクチャーを受けたりディスカッションしたり、実際に選手に指導させてもらったりします。






また一方ではJARTAのトレーニングやフィジカルテストを現地で採用してもらうという流れを作りつつもあります。






今回はその様子を。






初日。

夜にローマに到着し、現地コーディネーターの元フットサル日本代表の吉田輝氏と合流。

早速腹ごしらえ。

日本ではなかなか出会えないサイズのピザを楽しみます。

(研修生の和泉くんは早速ビールグラスを落として割るという失態…笑)

長距離移動の疲労もあるので、その日は翌日の打ち合わせを終えてそのまま就寝。







翌日は朝から車でペスカーラに向かい、フットサルセリエAモンテシルヴァーノのフィジカルコーチのダンテさんと合流。

研修生の間ではもはや名物になりつつある「ダンテ塾」の始まりです。

このダンテさんは、筋力だけでなく動きの形成を重視している、まだまだイタリアでは数少ない考えを持つ敏腕コーチ。

当チーム以外にもバスケなど複数のセリエAチームのトレーニングを担当しています。


JARTAポロシャツをプレゼント(^^)



女子フットサル選手のフェデ。
ダンテさんのデモンストレーターとして付き合ってくれました。



ダンテさんとは非常に考え方を共感し合え、ウエイトトレーニングの考え方など、たくさん学ばせてもらえています。

また、彼は指導能力そのものも素晴らしく、ダンテさんの指導を見学すると毎回新たな発見があります。

特に「指導とは」の部分。選手を指導する上で大事なことは世界共通なのだなと深く実感。





やっぱり知識や技術だけでは足りない。

気持ちを込めて、それをしっかり表現することが大事です。



実際にユースチームにも指導させてもらいました。





夜はダンテさんと会食。

写真はないですが、ペスカーラ名物の羊の串焼きをいただきました。

絶品です。

(研修生の田中さんのワインも進みまくりです笑)



三日目。

有名なビーチがホテルのすぐということで、朝から少し散歩。

そのままなぜか僕がJARTA設立に至るまでの昔話をする羽目に笑

戯言を聞いてくださってありがとうございました笑





続く。





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