JARTA代表 中野崇オフィシャルブログ「和して同ぜす」Powered by Ameba

スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇のブログです。
物理学の概念をスポーツ選手のトレーニングやパフォーマンスアップ、コンディショニングに応用しています。

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こんにちは。

スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。

 

 

 

先週末は、女子サッカー永里優季選手とのトレーニング。

アメリカ移籍後の、久しぶりの指導でした。

 

JARTAの会員動画用の独占特別インタビューも撮影。

(もちろんトレーニングも動画で公開します)

 

 

 

なかなか頻繁には会えないので、会った時にはトレーニングの前にかなり綿密に打ち合わせ。

彼女が今感じていること、プレー上の課題、身体の感覚などかなり緻密に話し合います。

 

 

 

そしてそれを踏まえてその場でトレーニングの方針と内容を構成。

あとは実際に動きを見ながら、修正を加えてつつ流れを作っていきます。

 

 

 

 

 

滅多に会えないから、当然彼女が苦手な動き(つまり課題)を要求するトレーニングばかりで構成します。(通常の構成だと、だいたい半々ぐらい)

 

 

 

だから永里選手にとってはかなりストレスフルなはず。

かなりイラついていました笑

でも僕のトレーニングはイラつくと余計できないようにデザインしているから、そこにも気づいてもらいつつ、それを修正するのもトレーニングのうちです。

 

トレーニングの方針はこちらも参照してみてください。

サッカー上半身トレーニングセミナー

 

 

 

いつも思いますが、初めは全然できなかった身体操作ができるようになった瞬間の選手の表情はとても素敵。

選手が自分のパフォーマンスの可能性を感じる瞬間であり、壁を越える活路を見出した瞬間でもある、そんな感じ。

 

 

 

 

 

永里優季選手とトレーニングをしていてすごく感じるのは、「理解するという現象」の構造。

 

 

 

僕は「理解」にも構造があると考えます。

 

 

 

前回の記事にも書きましたが、「わかりました」には当然個人によってレベルの差があります。

「やっています基準」の違いに気をつけろ。

 

 

 

理解とは、かなりまどろっこしく表現すると、「自分に入力される記号(言葉、映像など)を、自分が有しているデータと照合することで新たな自己概念を構築するプロセス」です。

 

 

 

この建築的で生産的なように思える作業には、同時にすでに構築されている自己概念の一部が必ず損傷、つまり自己破壊を伴います。

 

 

 

理解の対象が、その時の自己概念から遠ければ遠いほど、この破壊の範囲は広くなります。

 

 

 

これは理解という現象を考えた時には構造的に不可避であり不可欠。

 

 

 

理解とは、そういう成長・学習のプロセスだと僕は解釈しています。

 

 

 

一流選手は、僕自身の経験的にも非常に理解が早いのが共通の特徴ですが、彼らはこのプロセスを平然かつスピーディにやってのけます。

 

 

 

すぐに自分の持っているデータをバラバラにし、新たな情報を踏まえて新しい「理解」を展開できる感じ。

 

 

 

ただ一般的には、たいていの場合多かれ少なかれその時の自己概念に固執し、破壊を恐れるというか避けようとします。(無意識的に)

この作用が、新たな理解の構築の妨げになります。

 

 

 

これが強くなると、いわゆる頑固、頑な、という状態がこんな感じじゃないかと。

 

 

 

こういう状態は、長い目で見ると新たな理解の構築が早い人との間に生じる差は必ず大きくなります。

 

 

 

ちょっとややこしい話になってしまいましたが、常に新たな理解を展開できる状態であることが、実はパフォーマンスアップにはとても重要なんだと思ってます。

 

 

 

 

ちょっとマニアックすぎる話かな。。笑

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

翌日からはブラインドサッカー日本代表の強化合宿に合流。

こちらは来月アジア選手権を控えているので、かなり集中力を要するレベルでトレーニングを実施しています。

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

 

 

 

追伸

募集当日に定員に達してしまったイップスセミナー

次回はいつなのかというお問い合わせを多数いただいておりました。

 

追加日程と、あと後編である「意識・イメージトレーニング編」の日程を公開します。

*募集は近日中にスタートします。

 

追加日程>

1月28日(日)大阪|身体操作編
2月4日(日)東京|身体操作編

 

イップスセミナー後編>
2月25日(日)東京|意識・イメージトレーニング編

*身体操作編を受講していることが参加条件です。

 

 

JARTAのトレーニング指導をご希望の方は下記から(初回半額です)。

http://jarta.jp/dispatch/

 

 

 

 

 

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こんにちは。

スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。

 

 

 

学生のとき、「勉強とかやってません」と言いつつ成績良かったり、

テレビで女優さんが「お肌は特に何もやってません」とか聞いた時、、

 

 

 

「いやいや!絶対やってるでしょ!!」って思ったことありませんか?

 

 

 

そしてもちろん逆もありますよね。

両者とも、本人の言っていることと周囲の認識の間に完全にギャップがありますよね。

 

 

 

これらのギャップはなぜ起こるのでしょうか?

 

 

 

僕は、「基準の違い」だと思います。

 

 

 

「やっている」という基準の違い。

「やっていない」という基準の違い。

「理解している」「意識している」の基準の違い。

 

 

 

基準は人によって違う。

だから「やっている」の認識は基準によって変わる。

 

 

 

これ、指導側にとっては非常に重要なことです。

 

 

 

トレーナー「このトレーニングのポイント、わかった?」

選手「はい、わかりました。」

 

 

 

トレーナー「家でセルフケアちゃんとやってるかい?」

選手「はい、ちゃんとやってます。」

 

 

 

トレーナー「普段から無駄な力を抜くように意識しているかい?」

選手「はい、もちろん意識しています」

 

 

 

だからこういったやりとりには大きな落とし穴が存在します。

 

 

 

具体的に、どれくらいやっているのか。

例えばセルフケアならどんなことを何分ぐらいかけて、どんな頻度でやっているのか。

 

 

 

その選手の「やっている」の基準がわかるまでは、こういった「基準の確認」はやっておく必要があります。

 

 

 

僕の場合は、それを見据えて指導時に「基準はこれぐらいだよ」と伝えています。

アマチュア選手の場合は、わざとプロの基準も一緒に伝えます。

 

 

 

「プロ選手はこれぐらいやってるよ。」

「プロはこの動きはこれぐらいできるよ。」

 

 

 

これを示すことで、少なくともプロの身体操作レベルや日常の過ごし方などが、プロを目指す選手にとってはリアルになる。

「とにかくすごい」、だから頑張ってそこを目指そう、では見えてこない「基準」が見えてくるのではなかろうか。

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

 

追伸

ちなみに僕がサポートしているプロ選手の基準の具体例を1つ示すと、ミッドストレッチという股関節・仙腸関節・脊柱の3系統のストレッチを1日に12回やっています。

それぞれ3分ぐらいです。

プロを目指す選手、プロを育てたいコーチは参考にしてみてください。

ミッドストレッチは、JARTAの認定トレーナー養成コース投手セミナーサッカー上半身セミナーで学んでいただけます。

 

 

選手の方はJARTAトレーナーのトレーニング指導からも学んでいただけます。ご希望の方は下記から(初回半額です)。

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こんにちは。

スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。

 

 

 

やるよやるよと言いながら、、随分お待たせしてしまいました。

いよいよ、イップス防止のロジックとそのためのオリジナルトレーニングをふんだんに盛り込んだセミナーがスタートします。

 

 

 

2018年1月21日(日)

東京です。

今回は初回なので、10名限定です。

 

 

 

まだ公式ホームページには公開していませんが、いつも通りこのブログ限定で先行募集を開始します。

 

 

 

「イップス防止 × スローイングスキルセミナー in東京」(身体操作編)

https://business.form-mailer.jp/fms/1a48603178127

*申し込みフォームだけです。先着順です。

 

 

 

講師は、千葉ロッテマリーンズでクローザーとして活躍した荻野忠寛氏。

ピッチングスキルの宝庫です。

 

出典:https://blogs.yahoo.co.jp/esp_ebina/31667772.html

 

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/荻野忠寛

 

経歴詳細はコチラ

 

 

 

綿密な打ち合わせを繰り返し、ひたすら突き詰めたロジックとトレーニングをセミナーで展開してくれます。

プロ野球の第一線で活躍していた投手がここまで深い部分まで話してくれることはまずないというか、そもそも選手でそこまで論理的に考える人はほとんどいないです。

 

 

 

タイトルにもありますが、今回の内容は、イップスを防ぐだけでなく同時に「スローイングスキル」を向上させることが可能です。

 

 

 

身体機能・動作・生理学・精神・意識・認識力の観点から分析を深めていくと、スローイングスキルに位置付けられる部分と、イップスによって崩れる部分は非常に重なるものが多く、また同時にそれらは「物体を素早く狙ったところに投げる」「速いボールを投げる」という本質的な動作形態から考えても非常に重要と言えます。

 

 

 

投げるという動作を実行するためには、「身体操作」という本質的な能力が求められます。

 

そのためには、例えば肩甲骨・脊柱・仙腸関節の柔軟性といった細部に渡る身体機能、そしてそれらを土台として実現できる肩甲骨・脊柱・股関節の動かし方という身体操作能力が求められます。

 

 

 

今回のセミナーは2部構成。

まずは「身体操作編」からスタートです。

 

*近日中に上級編である「意識・イメージトレーニング編(仮称)」の募集もスタートします。

*身体操作編の履修が参加条件となります。

 

 

 

セミナー内容の概要(一部抜粋)>

イップスを構成する5つの技術不足

肘や手首をしならせようとするのは間違い

スローイングフォーム改善プログラム

再現性を高める方法

 

 

 

身体操作の能力を十分に獲得できていなければ、「こう動かそう」というイメージと実際の動きのギャップが大きくなってしまい、スキルの獲得の弊害になってしまいます。

そのため、まず「投げる」という動作を実行するための身体機能と身体操作の獲得・理解を欠かすことはできません。

 

 

 

イップスも含めてスキルに現れる問題には、必ず身体操作が関与します。

 

 

 

もちろん、身体操作編とは言え、イップスやスローイングはどうしてもスキルとの関係が深いので、プロの世界で荻野忠寛氏が培ったスキルや工夫をトレーニングとして存分に盛り込まれた、かなり実践的な内容になっています。

 

 

 

 

 

「イップス防止 × スローイングスキルセミナー in東京」(身体操作編)

https://business.form-mailer.jp/fms/1a48603178127

 

2018年1月21日(日)東京

初回限定10名定員での開催です。

講師との距離感、かなり近いです。

 

 

 

イップスの基礎知識や、このセミナーを開催するに至った経緯については、以前書いた記事をご参照ください。

コチラ。

 

選手にとってイップスがかなり重大な問題であることがお分かりいただけると思います。

 

 

 

 

 

イップスは非常に難題です。

一般的な原因に対して、明確な解決手段は解明されていません。

 

 

 

それだけ、引き金となるきっかけや症状を構成する要因が多岐にわたるのです。

 

 

 

イップスが発生するきっかけは、多くの場合プレッシャーなど精神的なものです。

 

 

 

「投げられて当たり前」「みんなが思っている」というシチュエーションもプレッシャーになりえます。

 

 

 

ただし、それをメンタルのせいだけにしていてはいつまでたっても解決しません。

 

 

 

問題は、メンタルの影響を「身体が受けていること」です。

 

 

 

ただし、だからといって安易に「これが解決策だ」と簡単に解決手段が出せるほど甘くないよ、根は深いでしょ、、というのがイップスを目の当たりにしてきた野球関係者の意見ではないでしょうか。

 

 

 

我々は、こういった視点を踏まえ、熟慮の上で今回の提案をしています。

 

 

 

今回、このセミナーを通じて実現したいことは、イップスの単純な解決策の提案ではありません。

 

 

 

イップスの捉え方を変える。

捉え方を変えることで、これまでとは違った原因も見えてきました。

 

 

 

これまでの考え方を否定するのではなく、より効果的に。

選手の努力を、確固たる成長につなげる。

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

今回のセミナーは、スローイングと記載しましたが、内容的にはピッチングにも非常に深く関与する部分です。

ピッチャーの方も、イップスでない方にも必ず役に立つ内容です。

プロの基準を知るという観点からもオススメです。

*HP上では来週冒頭に募集公開予定です。

 

 

 

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こんにちは。

スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。

 

 

 

日本には「反省会、話し合い」という言葉があります。

僕は、これが非常に苦手です。。

 

 

 

野球やってたころ、試合に負けた後に輪になって座り、順番に反省の弁を言う長い反省会の時間がありました。

 

あのとき「この時間の目的は何ですか?」とか「この時間で次に同じことが起こらないための作戦立てよや」って言える自分でなかったことに対する後悔があります。

 

 

 

実際、「反省会、話し合い」を観察すると、大半のケースでそこから何も生まれていない。

「何のために反省するのか、何のために話し合うのか」というのがすっぽり抜けています。

時間だけがひたすら長い。

 

 

 

参加者が、何かを生み出そうとする目的意識が薄い。

最後はお決まりかのごとく「頑張ります」でハッピーエンド的なグダグダ終了…。

 

 

 

言葉は、その行為を規定します。

言葉が、その目的を規定します。

 

 

 

この言葉を使っている間は議論・討論がうまくならないのではないか。

大勢がたくさんの時間を使っている割に生み出せているものがめちゃ少ないんじゃないのか。

 

 

 

そう判断し、先日からJARTAでは反省会や話し合いという言葉は禁句とし、全て「作戦会議」という名称に変更しました。

 

 

 

「あの会議長いよな~」って文句言うのは簡単。

文句言うぐらいなら改善策を出す方が時間が有効に使えます。

 

 

 

人生は一度きり。

 

 

 

選手の皆さん。

 

 

 

自分があと何年プレイヤーとして過ごせるか考えたことありますか?

あと何日、練習できますか?

何時間、競技と真剣に向き合えますか?

 

 

 

競技から引退する大まかな年齢から考えればそれらの数字は結構近い数字が出るはずです。

 

 

 

本気なら、時間にシビアになりましょう。

ぼーっとする時間も必要です。

ただ、なんとなく流されてぼーっとするのではなく、「この日はぼーっとしよう」ぐらいメリハリを。

飲みに行くのも必要だと感じたら行きましょう。

ただし、「何となく」という判断基準は捨てましょうよ。

 

 

 

一生選手でいられる人はいません。

選手後の人生では必ず他の仕事をします。

だからこういう習慣は競技にもその後の人生にも絶対に役に立ちます。

 

 

 

仕事ができる人は、そして良い選手は、時間に対する感覚が鋭いし、厳しい。

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

同じ時間を過ごし、同じ経験をし、同じ景色を見ても得るものは人によって差があります。

ニュートンと同じ景色を見ても、大半の人は万有引力の法則には繋がらない。

レンガを積む作業をしていて、単にレンガを積んでいると考える人と、家や街を作っている人の差。

どちらが成長が早いかは、どちらが多くのものを得られるかは明確です。

「意識の量が、成長のスピードを決める。」

 

 

 

 

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こんにちは。

スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。

 

 

 

今回は表現がめんどくさくなってしまったので、まず端的に書けることから。

 

腰を落とすという表現だと、日本人はこうなりやすい。

(なぜ日本人とわざわざ書いたかは、後述)

けれどこれは西洋系スポーツには不向き。

(もちろん相撲だったらこれでOK!とはなりませんが)

 

 

 

ほとんどの競技で必要な状態は、こんな感じです。

 

黄色が股関節(大腿骨頭)の動き。赤は骨盤(仙骨)の動き。

大腿骨頭は後方に移動しながら、後ろ下向きに回転します。

同時に、仙骨は前に倒れるように動きます。

 

これらの複合的な動きは、「股関節を入れる」とも表現されます。

(ここでは脊柱の動きは省略しています)

 

質的には、前モモではなく裏モモ(ハムスト上部)が少し貼る状態が必須です。

*本当はここに大腰筋による引きつけ作用が加わります。

でないと腰が緊張します。

 

 

 

多分、普段「腰を落とせ」と言っている指導者の方々も、本来こうなることを要求しているのでは。。

参照:「腰を落とせは間違いだ」

 

 

 

こういった複雑で動きを出すことを選手に求めていく場合、果たして「落とす」という言葉で本当に効率よく実現できるのか。

 

 

 

もしかしたら、他の言葉の方が効率よく実現できるのではないか。。

 

 

 

常に自分が使う言葉や指導方法を疑い続ける。

それはつまりもっと良い方法はないか、と模索し続けること。

僕は指導側にはそういう姿勢が必要だと思う。

 

 

 

そもそも、指導に使われる言葉はなんのために存在しているのでしょうか。

選手に良いパフォーマンスを発揮させたり、上達させるためではないでしょうか。

 

 

 

「腰を落とす」のは手段のはず。

手段が目的化しては本末転倒。

手段に囚われると、見失うものは多いかも。

 

 

 

常に優先順位を忘れずに、自戒を込めて。

 

 

 

 

 

ややこしい話が面倒な方は今回はここまでで。

 

 

 

 

残りは枝葉(本当はこちらが本質)。

 

***

言葉には、必ずそこに含まれている情報があります。

例えば、「ぶどう」という言葉。

 

この言葉を聞いただけで、言われた側は果物のブドウをイメージする方は多いでしょう。

 

 

 

ということはぶどうという言葉の中に、「果物のブドウ」という情報が含まれているということです。

 

そして武道をやってきた方は、もしかしたら「武道」を思い浮かべたかもしれません。

 

 

 

言葉に含まれる情報は、このように個人的なバックグラウンドによっても変わります。

 

 

 

これは、文化によっても異なります。

例えば「しゃがむ」という言葉。

 

 

 

日本だと、ほぼこれ。

 

 

 

けれど、例えばイタリアだったら「しゃがむ」はこれ。

(JARTAイタリア研修でよく行くセリエAのSSラツィオで実際にあったエピソードです)

 

 

 

もちろん外国の場合は、言語が異なりますから、翻訳によっても、いやそもそも翻訳自体も影響を受けます。

 

 

 

例えば。

 

 

 

When lifting heavy objects, be sure to lower your back.

 

 

 

これは、「重いものを持つときは腰を落とすこと」と訳されます。

*もちろん他にもいろんな言い方はありますが。

 

 

 

back(背中)が腰と意訳されるのです。

「背中を下げろ」、じゃ通じないからですね。

 

 

 

言葉というのは記号であり、そこには情報が含まれます。

そしてその情報は、個人や文化によって異なります。

 

 

 

このようなことを踏まえて、今一度、日本スポーツで頻繁に使われる「腰を落とせ」という言葉を考えてみましょう。

(ちょっと複雑になるので、ここでは個人差は除外、あくまで傾向として解釈を)

 

 

 

まず、日本文化というバックグラウンドを持つ我々が、「腰を落とせ」という言葉による指示を受けたとき、どんな反応が起こるでしょうか。

 

 

 

腰=腰椎・骨盤・股関節を含めたものと考えると、それらをひとまとまりとした落とし方をする反応をする選手が多いです。

 

 

 

これは「腰」という言葉に含まれる情報が関係しますし、「安定感」「どっしり感」を好む文化的な気質からの影響もあります。

もちろん、相撲や柔道からの影響も。

(このように腰を落とせば重心が下がるのでどっしり安定します。ただし、膝が前に出るような下ろし方は相撲でもやらない。四股のように膝を外に向けます)

 

 

 

前回記事にまつわる議論の中には、腰(股関節)を曲げられない選手に対して「腰を落とす」は使えるというような意見もありましたが、「腰を落とせ」という言葉に対する日本人の反応から考えると、西洋系スポーツをやる上では指導言語として適してはいないと考えます。

 

 

 

腰を落とせない選手に対しては、、

例えば野球のゴロ捕球だと、上記のような腰の落とし方だと、膝をかなり前に出して上半身を大きく曲げないとそれこそグローブが地面に届かないというジレンマを生みます。

前モモ・ふくらはぎがパンパンになります。

 

 

 

それに対して例えば僕がこの動きを出したい時に使っているの言葉は、「ケツを上げろ」。(本当は「みぞおちを使ってケツの穴を上に向けろ」…)

 

ケツを上げれば(=股関節を入れれば)、上体・腕は下がります。

根本的には赤い矢印がその力源。

 

この動きは同時に、直後の動きで爆発力を発揮するための準備動作。(ハムストの作用)

 

捕球体勢=送球準備体勢がトップレベルの条件です。

 

 

 

あくまで一例ですが、、試す価値はあるかもです。

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

今回の話は、「しゃがむ」の解釈と反応が違うイタリア人に指導してきた経験があったから重視するようになった視点なのかもしれません。。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

 

追伸

この話は、もちろんピッチャーの動きにも深く関わります。

昨年春から秋にかけてほぼ全て満員になった投手用トレーナーセミナー。

来年の開催スケジュールが出ましたので、近日中に募集スタートします。

いつも通り、このブログで先行募集開始しますので、参加をご希望の方はチェックしておいてください。

http://jarta.jp/j-seminar/pitcher/

 

 

 

 

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こんにちは。

スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。

 

 

 

先日書きました、「腰を落とせは間違いだ」という記事。

一部で「腰を落とさないのは間違いだ」「腰は落とすべきだ」との反論が起こっています。

 

 

 

その理由としては、「トンネル防止には必要だろ」「そこまで落とせとは言っていない」というもの。

 

 

 

また逆に、「腰を落とすべきでないに賛成」「一理ある」と言ってくださる方も。

 

 

 

僕は今回、「腰を落とすのは間違いだ」と主張しました。

理由も、いくつかの観点から論理的に述べました。

この記事です。

「腰を落とせ」は間違いだ。

 

出典:https://bbcrix.com/articles/70399/original

 

 

この部分に関しては、必ず反論は出ると思っていました。

 

 

 

なぜなら、腰を落とすのはこれまで常識でしたし、同時にそこに答えはないからです。

 

 

 

結論から言うと、

 

 

 

捕球できればOK。

アウトにできればOK。

 

 

 

これさえ満たせれば、どんな捕り方でも良いはず。

これが本質です。

 

 

 

あとは、捕球できる範囲をどこまで広げられるか、どこまでのスピードのある走者をアウトにできるか、といった質の問題。

 

 

 

そこを追求すると、おそらく身体操作に関する基準は見えてくると思います。

 

 

 

実際、トップ選手たちの動きはそこに集約していますし、それが物理学的・運動学的な観点から合理的なことが明確だからです。

 

 

 

 

要は、簡単な打球で、走者の足が遅ければ、どんな捕り方でも捕れるしアウトにできます。


動きの質が高くなくてもミッション遂行できてしまうので、「出来てるから大丈夫。」となってしまいます。

 

 

 

高くない競技レベルにおいては、動きの質の議論は深まりません。



 

 

 

だから身体操作の議論はトップクラスの選手を基準にしなければ話は噛み合わないのです。

プロは難しい打球かつ走力のある相手をアウトにしなければならない。

だからその動きには合理性が詰まっています。

 



育成年代には、その合理性を伝えて行くべきではなかろうか。

 

 

 

「腰を落とせ」は野球に限らず今や日本のスポーツ界の「常識」となっています。

 

 

 

けれど、僕は論理的に根拠を持って、「それはデメリットが多い」と考えます。

 

 

 

けど単に僕が腰を落とすデメリットを述べたところで、その主張が有効かどうかは読み手の知識的バックグラウンドに大きく依存します。

例えば文化の話とか、物理の話とか。

そこに対する十分の知識がなければ当然納得はしてもらえません。

 

 

 

僕は、その常識という地位にいる「腰を落とす」という指導を、まずは議論の対象のポジションまで引き摺り下ろしたいのです。

そのためには、とにかく一石を投じる必要がありました。

 

 

 

「間違い」と言い切ることで、「腰を落とす」ことを常識としていた方々に「こいつ何を言ってんだ?」と思っていただきたく。

 

 

 

「腰を落とすのを疑っていなかったけど、腰を落とさないパターンも試してみよう」

「腰は本当に落とすべきなのか」

「どっしり感はいいけれど、確かにその直後に動きにくい」

「実は違和感があった」

 

 

 

「常識」は一般的にあんまり疑われません。

 

 

 

けれど、本当に論理的に導かれたものが、本当に意味のあるものが常識になっているとは限らない。

たまには疑わなければならないこともあります。

 

 

 

常識に疑問を持つ。

 

 

 

これがスポーツやトレーニングの発展には必要なことではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

サッカーも、腰を落とすとうまくいきません。

上半身操作を高めることで、腰が落ちにくいという二次的メリットもあります。

サッカー上半身トレーニングセミナー

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

もう一つ、目的があります。

「こうすべき」というものを強く持ってしまうと、目の前の選手の動きを見失います。

こうすべき、を崩し、迷わせることで、「目の前の選手にとってどうか」という視点を重視してもらいたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

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こんにちは。

スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。

 

 

 

先日のブラジル代表との試合、残念でしたね。

試合そのものの展開などは、僕はサッカー経験がなく、深くは分からないのでコメントしませんが、やはり気になったのは両者の身体操作の差。

 

 

出典:https://dot.asahi.com/dot/2017111100022.html?page=1

 

 

 

差は未だにかなり大きい。差は縮まっていない。

 

 

 

もちろんテクニックの差も大きいですが、身体操作はテクニックとも関係が深く、そのテクニックを実行するための土台にあたります。

 

 

 

僕はサッカー選手、特に日本人選手は「上半身操作がカギだ、上半身に最も伸びしろがある」と考えていますが、ブラジル戦でもやはりそれを改めて感じました。

 

 

 

ゲームキャプテンを務めた長友佑都選手も同様のことをツイートしています。

 

 

 

 

上半身を固めて使うクセがある選手が多い。

→外力に弱い、フェイントでの反応に弱い。

 

腕の振りのスピードがあまりにも遅い。

「サッカーの腕振りを高速化せよ」

 

腕の振りのパターンが少ない。

 

腕と肩甲骨、脊柱の繋がりが乏しい。

いくら腕振っても脚まで繋がらない。

 

上半身の前傾までに要する時間が長く、動き出しか遅い。

 

 

 

あくまでブラジルとの比較ですが、日本のサッカートレーニング・練習のスタイル的に上半身にはほぼというか全くフォーカスされていないことを考えると、この問題は根が深いのではなかろうか。

 

 

 

トレーニングに上半身がフォーカスされていないのは多くのプロ選手たちに直接の調査済みですが、「やっている」と答える選手でもそれはほぼシンプルな筋トレのみ。

 

 

 

上半身の身体操作への視点はかなり乏しいのが現状です。

 

 

 

脚が単独で出せる力、スピードは大したことありません。

 

 

 

野球選手は、最終的に腕でパワーをはっきしますが、彼らは下半身をめちゃくちゃ重視します。

 

 

 

それはたくさんの部位を巻き込んだ方が強く、速いから。

人間の構造上、そして物理学上、これは明らかです。

 

 

 

けれど、サッカーではほとんど上半身操作はやっていない。

プロになっている選手でも、代表選手でも上半身のことやらせたらものすごく不器用。

 

 

 

伸びしろだらけです。

 

 

 

サッカーの上半身セミナーでは、これらの観点からひたすら上半身のトレーニングをやります。

http://jarta.jp/j-seminar/soccer/

 

 

 

もちろん物理学や運動学視点での論理的根拠も説明します。

 

 

 

ただし身体的にはめちゃキツいです。

 

最後は必ずこんな感じになります。

 

 

 

今回、

金沢、広島、札幌でそれぞれ初開催します。

このセミナーはこれまで福岡以外はすぐに埋まってしまっています。

すでに公式サイトでも募集開始しましたので、お早めに。。

 

 

 

広島会場 | 1月21日(日)
https://beast-ex.jp/fx3952/soccer1
※講師は赤山遼輔。彼がサポートする高松商業が2年連続で全国高校選手権に出場を決めました。


札幌会場 | 3月18日(日)
https://beast-ex.jp/fx3952/soccer1


金沢会場 | 4月7日(土)
https://beast-ex.jp/fx3952/soccer1


名古屋会場 | 5月6日(日)
https://beast-ex.jp/fx3952/soccer2

 

 

 

セミナー詳細。

http://jarta.jp/j-seminar/soccer/

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

僕のセミナーはもちろん今回も全面的に録画OK。

 

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

昨日の記事で新セミナーのご案内をしたのですが、掲載時に日程の記載が抜けていました。

大変申し訳ありません。

すでに修正したのですが、改めて。。

 

開始日は2018年1月14日(日)@東京です。

「神経系のバランスをとり自己調整力を引き出す方法 in東京」(申し込みフォームだけです)

https://business.form-mailer.jp/fms/57dc8d0378295

*定員になり次第締め切ります。

*まだ公式ホームページでは公開していませんが、今日中に公開募集されます。

→JARTAオフィシャルサイト

 

 

 

 

JARTAのトレーニング指導をご希望の方は下記から(初回半額です)。

http://jarta.jp/dispatch/

 

 

 

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こんにちは。

スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。

 

 

 

スポーツとプレッシャーは切っても切り離せません。

これはプロじゃなくても、スポーツ選手全てに当てはまります。

 

 

 

試合で結果を出すと注目や期待が高まることによるプレッシャーは大きくなります。

結果を出し続けると、結果を出すのが当たり前になって、それがまたプレッシャーになったりするケースも多いですね。

また、日頃の練習を激しくやればやるほど、それそのものがプレッシャーに変わってしまう場面すらあります。

 

 

 

もちろんプロになってスポーツで生活の糧を得るようになると、そのプレッシャーはえげつないものになります。

何せ試合の結果がそのまま報酬につながるわけですから。

 

 

 

また、純粋な競技上のプレッシャーだけでなく、プロ選手やアマチュアでも有名になってくると、他人から自分のことをあーだこーだ言われるケースは確実に増えます。

 

事情を知らない人に、「もっとこうした方がいい」とか「態度が気に入らない」とかいろんなこと言われたりします。

 

僕のサポートしている選手もネットで自分の記事を見て、こんなん完全にデタラメやん!ってよく言ってます(見なけりゃいいのに笑)

 

 

 

こういう理由で、スポーツをやる以上、選手はひたすらプレッシャーとの付き合いを余儀なくされ、さらに周囲からの雑音への対応が求められます。 

 

 

 

これはつまり、競技に集中するしないを問われる前の段階で、すでに「心身のコントロール能力が問われる」ということです。

 

 

 

ではどのようにして心身のコントロール能力を高めていけるのでしょうか。

 

 

 

まず上記のようなプレッシャーは、心身に大きなストレスをかけます。

ストレスにより、内臓や胸骨や背骨、そして筋肉は固まります。

その結果、心身はバランスを崩し、パフォーマンスの低下につながってしまいます。

 

 

 

年間を通じて良い心身の状態を維持することは非常に重要な課題であり、同時に非常に難しい課題でもあります。

 

 

 

人間ですから、長期的に考えるとバランスを崩すときは必ずあります。

 

 

 

ここで「バランスが崩れることが悪い」と捉えるのではなく、どうやって迅速に回復できるかにフォーカスする方が重要です。

 

 

 

心身のバランスの崩れをスムースに回復させるためには自律神経系、体性神経系の調整力「自己調整力」がうまく働くことが必要です。

 

 

 

ということは、その自己調整力の方法が重要です。

 

 

 

その方法はたくさんあります。

しかし、上記の理由からスポーツ選手は一般の方よりも多種多様なプレッシャーに晒されています。

つまり複雑でめちゃ難しい状態になりやすいんです。

 

また、競技で安定的に結果を出すための自己調整という視点から考えると、単に「楽になりました」だけではかなり足りません。

 

しかも生理学的にみて自律神経などが関わるものすごく複雑な分野でもあります。

 

 

 

なので、僕がものすごくすごいと思う人にお願いして特別セミナーをやってもらいます。

 

 

 

ボディワーカーの世界で超有名な、あの『藤本靖』さんです。

 

 

 

あるトップアスリートを通じて知り合うことができ、それ以来、月刊秘伝誌での対談やフィットネスセッションというイベントなどでご一緒させていただいています。

話せば話すほど、どんだけ物知りやねん状態。

筋膜や脳神経系にも僕の周りの誰よりも詳しい。

 

 

 

実はこのセミナーは今回で2回目、前回は募集開始してすぐに満員になってしまいました。

今回は、まだJARTAのホームページには公開していませんが、このブログ限定で先行募集開始します。

 

 

 

「神経系のバランスをとり自己調整力を引き出す方法 in東京」(申し込みフォームだけです)

https://business.form-mailer.jp/fms/57dc8d0378295

*定員になり次第締め切ります。

1月14日の開催です。

 

 

藤本さんがめちゃ多忙なので、半年前からお願いしてやっと開催にこぎつけた希少セミナーです。

 

 

 

藤本さんはたくさん書籍も出されており、つい最近新書も出されました。

 

 

あと先日はこちらも。

 

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

 

追伸

選手のプレッシャーやストレスに関して最も避けてほしいのは、そういったプレッシャーやストレスを受ける状態・環境とその影響を受けた身体を放置すること。

放置すると長期にわたりストレスを受け続ける状態となり、人はその自己調整力をうまく働かせることができなくなってしまいます。

 

選手をサポートしているとはいえ、ずっと一緒に居られるわけではありません。

選手自身が解決方法、すなわち自己調整方法を習得できることは非常に重要なことです。

 

どれも本当に簡単で効果的です。そしてどこでもできます。

 

 

 

 

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こんにちは。

スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。

 

 

 

「腰を落とせ」

 

 

 

これ、日本のどんな競技でもたいがい使われます。

サッカー、バスケ、ラグビー、テニス、野球のゴロ捕球。

 

 

 

結論から言うと、これら西洋型のスポーツでは腰を落とすとうまくいきません。

 

 

 

もっと言うと、「日本人が」腰を落とそうとするとうまくいきません。

 

 

 

相撲や柔道はうまくいきます。*ただ最近の五輪柔道を見ていると場合によってはうまくいかないことも増えてきた。だから井上康生監督は他国の格闘技をトレーニングに導入したのかも。秀逸。。

 

 

 

なぜ、うまくいかないか。

なのになぜ、「腰を落とせ」が使われるのか。

 

 

 

西洋系のスポーツで腰を落とすとうまくいかない理由。

 

 

 

https://bbcrix.com/articles/70399

 

 

 

これは、競技の前提条件(競技特性)と物理学的な側面から明確に言えることです。

 

 

 

まず競技の前提条件ですが、例えばサッカーという競技を作ったのは誰か。

 

 

 

イングランド人など諸説ありますが、いずれにせよ彼らは高重心という特徴を持っています。

そして日常生活を含めて股関節を優位に操作するという特徴もあります。

 

 

 

トイレレベルから違います。

 

 

 

僕らがお尻の穴を真下に向けてウォシュレットの素晴らしさを体感している間も、彼らは骨盤をうまく前傾させて股関節を優位に使うことが必要なウォシュレットを使用して生活してます。

詳細はコチラ。「単に欧米式トレーニングをやってもダメな文化的な理由」

 

 

 

そんな生活スタイルがずっと続いている彼らが「作った」競技。

 

 

 

当然、そんな生活スタイルで使われる身体操作を使うとうまくできるようになっています。

 

 

 

だってスポーツは本来娯楽だから。

 

 

 

何も考えずとも、楽しく気持ちよく、そしてうまくできないと娯楽としてそもそも成立しません。

だからサッカーを始めとした西洋系スポーツは、初めから高重心であることが前提として成立しています。

 

 

 

じゃあ日本人は?

 

 

 

安定感とかどっしり感とか好きですよね?(肉体的にも精神的にも)

 

 

 

つまり低重心が好き。

何かあると低重心になりたがるし、低重心に価値があると感じる。

 

 

 

フラフラよりどっしり。

 

 

 

「失敗できない、丁寧に行こう」

 

 

 

こういう時、日本人選手はことごとく重心を下げる。

つまり腰を落とす。

 

 

 

もはや日本文化が腰を落とさせると言っても過言ではないかもしれません。。

 

 

 

現代の大半の日本スポーツの構図は、「低重心系」が「高重心スポーツ」をやるという構図。

 

 

 

すでにプレイヤーとしての前提条件、スタートの段階で立ち遅れている。

 

 

 

物理学的な観点に立つと、高重心であるということは、「高速で動きやすい」「方向転換が容易=速い」。

高重心系の人たちがデザインしたスポーツということは、高重心を維持するとうまくやれる。

 

 

 

逆に低重心はその場をどっしり動かないことには向いていますが、高速で動き出すとかフットワークとかには明らかに不向き。

たくさんのエネルギー(例えば筋力)を要求されます。

たくさんエネルギーが必要ということは、スピードが遅くなる、負担が大きくなると同義。

そういう状態になると「頑張ってる感」は味わえますが。。

 

 

 

高重心、低重心、サッカーなどの競技がどちらが有利かは火を見るより明らかです。

 

 

 

西洋でデザインされたトレーニング体系をそのまま日本人という特徴を持った選手に当てはめてもうまくいかない理由の一つはここにあります。

 

 

 

感情論ではなく、文化的、物理学的な理由から。

 

 

 

そもそもそういったトレーニングには「低重心系」が高重心系になれるためのシステムは含まれていません。

 

 

 

僕はイタリアのトレーナー協会であるAPFでイタリア人に指導していますが、彼らの動きを見ているとそのことを如実に感じます。

彼らは低重心そのものが苦手であり窮屈・不快と感じるのです。

いつでもすぐに楽々動けないと、嫌なのです。

 

 

 

僕はこのことを用いて日本人がどうとか日本人だからこそとかというナショナリズムに与するつもりは毛頭ありません。

 

 

 

全ては「前提条件次第」と言いたいのです。

 

 

 

もしブラジルで仕事するなら、ブラジル人の特徴を徹底的に分析して、「ブラジル人に適した」と言い出します。

 

 

 

前提条件を分析し、本当に適正があるかどうかを判断しながらトレーニングしなければ、努力が成果に結びつかないという悲劇を生みます。

 

 

 

というわけで、そんな話を土台にしての野球コラムが掲載されました。

内野手のゴロ捕球を例にとって「腰を落とすのは間違い」ということを主張する、日本スポーツの常識への真っ向勝負です。

 

こちらからぜひご覧ください。

https://bbcrix.com/articles/70399

 

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

この話をたくさんのスポーツ関係者の前でオモクソぶちまけたのがALE14というプレゼンイベント。

トイレの話を中心に展開する食事しながらのイベントとしてはギリギリの内容でした。

https://www.youtube.com/watch?v=fV0yAK3LLlU

 

 

 

 

 

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こんにちは。

スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。

 

 

 

スポーツにおいて、スピード、例えば動き出しの速さなどは非常に重要視されます。

プロ選手でも、課題として動き出しの速さを挙げる選手は多いです。

 

 

 

どのようにすれば動き出しなどのスピードは高まるのでしょうか。

 

 

 

足の筋力を高める?

ウェートトレーニングをする?

ダッシュを繰り返す?

 

 

 

ずっと課題とされてきているだけにもちろんいろんな方法論がありますが、今回はひとつひとつ検証するのではなく、方向性について書きたいと思います。

 

 

 

この課題において僕が重要視していることは、

 

 

 

「協力者を増やす」ことです。

 

 

 

団体でもプロジェクトでも協力者が多い方が動くスピードは上がります。

個人への負担も減ります。

 

 

 

身体も同じです。

 

 

 

前に進みたければ、前に進むための協力者を増やすのです。

 

 

 

身体の動きや機能において、前に進むために使えるものはたくさんあります。

 

 

 

それらをたくさん動員できる選手と、単体でしか使えない選手、どちらが速いでしょうか?

 

 

 

どちらが負荷の集約を防いで怪我を少なくできるでしょうか?

 

 

 

答えは明確です。

 

 

 

同じベクトルに向かう力は多い方が各部位の負担が少なく、負担が少ないということはスピードも上げられます。

 

 

 

 

 

例えば前方に動き出すときの協力者はどんなファクターがあるでしょうか。

 

 

 

アクセル筋と呼ばれるハムストリングス(上部)。

重心の前方移動。

地面のプッシュによって得られる反力。

腕の振りによる推進作用。

(腕の振りによる重心前方推進も)

 

 

少なくともこれら全部が協力してくれれば、もっと速く、早くなるはずです。

(他にも神経系など協力者はたくさんいます。)

 

 

 

逆に協力しなければ、協力作用が減った分、他のファクターに負担が集まりますので、怪我やスピードダウンに繋がります。

アクセル筋であるハムストを肉離れするケースもこれに当てはまります。

 

 

 

そして、同時に反対勢力を減らすことも重要です。

 

 

 

代表的なのが前モモによるブレーキ作用。

 

 

 

前に進みたいのにそれに対してブレーキをかけちゃいます。

 

 

 

あと重心前方移動が遅れたり不足したりすると、そのままブレーキ成分に変化するので要注意です。

 

 

 

この重心前方移動という点については、僕は上半身操作、とりわけ腕振りが深く関与していると考えています。

 

 

 

また、前方移動だけでなく、あらゆる方向への移動、そして投球など道具に力を集約ささるといったパフォーマンスにおいてこういう視点は不可欠です。

 

 

 

ちょっと前からスタートしているサッカー上半身トレーニングセミナーでは、こんな話が満載です。

詳細

 

 

 

 

サッカーだとスピード上げながらの方向転換やブレーキなども考慮しないといけないので、もう少し複雑ですが、トレーニングに落とし込んでいるので、やれば感覚としてわかると思います。

 

 

 

スピードを高めたいアスリートたちの参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

このブログはたくさんのJリーグ・Fリーグ・ブラサカ関係者の方々にも読んでいただいております。

サッカーなのに上半身のことしかしないサッカー上半身トレーニングセミナーにも興味を持ってくださっている方もたくさんいてくださいます。

関東の同セミナー、もうすぐ埋まります。

関西など他の地域での開催も近日中に公開しますね。

 

 

 

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