夜光花さんの花シリーズのスピンオフのスピンオフ?
というかすべて含めて兄弟ものシリーズだったんですよね。

1作目に出てくる鬼沢村がメイン舞台となっていて、
物語も花シリーズとのリンクがかなり深く、
(もちろん、『鬼花異聞』『神花異聞』ともリンクしています)
シリーズ最終巻という作りになっていますので、
全てを読んでからこの本を読むことをお勧めします!

おぞましい描写もあるホラー展開でかなり怖かったんですが、
怖がりな私が夜中に読んでてもなんとか大丈夫でした(笑)
つか、途中で止める方が怖いから
最後まで読んだと言った方がいいのかwww

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かくりよの花 著者:夜光花 イラスト:水名瀬雅良
SHYノベルス BL小説 2013年9月
★★★★
かくりよの花 (SHYノベルス308)/大洋図書
¥903
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◆あらすじ(裏表紙)
俺がお前を抱きたがってたのは知ってたんだろ!?
編集者の長峰 将には弟がいる。 ひとつ年下で、樹木医をしている幸司だ。 幼い頃、長峰の家に引き取られたふたりは、特別な絆で結ばれていた。 だから、夜、幸司が将にキスや愛◇撫の戯れを仕掛けてきたときも、将は寝たふりをして、目覚めると何事もなかったように振る舞った。 幸司もまた、熱い視線を向けながらも、昼は弟として行動した。 けれど、赤い花の匂いを嗅いだ夜からすべてが狂い始めて!? ◆


感想は読メからコピペしたものに少々加筆修正しています。

前作で脇だった長峰将が主役で、
霊視能力のある彼が引き寄せられるように
鬼沢村入りしての展開はページが進むほどに
ホラー要素が強くなっていきます。

花シリーズの話とリンクする鬼喰い沼に沈む昏い闇が
将を通して明らかになっていくのも怖い!
でも先が気になって読むのを止められない!

将と血の繋がらない弟・幸司との関係なんぞそっちのけで
鬼沢村の話にのめり込んでた私でした(((*≧艸≦)ププッ
いつものごとくH描写はサックリ飛ばしちゃったしね(笑)

~異聞では妖ファンタジーとして、
この本ではホラーとしてお話を楽しんでたので
恋愛要素はどーでもよくなってました。
どっちのカプも私のツボじゃなかったというのもあるのだろうけども(笑)

そして。
ラストは3カプ集結し、
鬼喰い沼もきちんと決着がつけられて、
シリーズ完結編としても無事に着地してて大満足でした!

私、花シリーズを読んだのはかなり前なので
あまり覚えてないんですよね。
だからこの本読んだら再読したくなってきて困るwww

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