ALSと医療用大麻 | 肺がんステージⅣホスピスから完治を目指すべにましこのブログ

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2012年8月、末期の肺がんが寛解。したものの、12月に再発。
じっくりと治す方向で、まずは健康を取り戻すことを目標に、のんびりと(^O^)/

朝はチベット体操やら太極拳もいつも通りできたけど、
その後、ぐったりしんどくてorz

朝晩涼しくなったきたからかな~

それとも、べスタチン(免疫を上げるお薬)やら、
ごく少量のタルセバ(去年もやって、耐性がついたけど、体質を変えて二度目の治療)
が、効いてんのかしら?

そう思いながらも体温を測ってみたらば、
37.8度Σ(・∀・;)

これぐらいの熱て、休めばいい熱なのか、
ちょっとぐらい動いたほうがいい熱なのか、
悩ましいです。

とか言いつつ、結局、
いつも通り自転車こぎとステッパー踏みをして、腹筋も20回やって、
汗びっしょりかいたら、36.6度まで下がりました(^^)v


が、今度はその汗で冷えて寒くなり((=_=))
そして眠くてたまらず、新聞紙かぶって(新聞紙は暖かいですよ(^^)v)、
一時間以上座椅子で横になり、半時間以上爆睡しました。

雨も降ってたので、家から出ず。
だんなが仕事行ってるうちに、
買い物ついでに歩こう!思てたのになー。






で、家事もそこそこに、ヒマやったんで、
ツイッターで今日のニュースやら流し読み。

今、流行ってる(というのか、ちょっとした物議を醸しているらしい)、
氷水をかぶって寄付するチャリティ。

もとは、がん治療の研究費用のためのチャリティやったのが、
ALSの患者さんの治療の研究資金を募金しよう、と広まったらしい。
(ネットで読んだ限りでは)

それで思い出したんですが、
ワタシは、2011年の3月末に肺がんがわかって5月に入院する直前まで、
ALSの50代の男性のお家に毎週一回通って、家事全般を担当していました。
ほぼ毎日誰かが入ってて、ワタシの訪問日には、
他に、入浴介助に二人が入っていました。

ワタシは買い物調理のあと、
お掃除と、入浴後のお風呂の掃除をまかされていました。

ALSの男性は既に車椅子で、先にご兄弟を同じALSで亡くされていて、お母さんも他界、
お世話をされているのが、ほぼ全盲の年老いたお父さんで、
って、個人情報なのでこれ以上詳しくは書けませんが、
これだけ書くととにかく暗いイメージを持たれそうですが、
お二人とも、とにかく淡々と飄々と、明るく楽しく毎日を過ごしてはった。

と言っても、ワタシがわかるのは限られた時間の範囲内なので、
見えないところで色んな大変なことがあるには違いないと思うのですが、
ワタシの訪問と晩ご飯を楽しみにしてくださり、
なんでも美味しいと言って食べて下さり、

生活の不便を工夫することを楽しんではって、
こっちも訪問するのが楽しみなお宅でした。


訪問介護の仕事をしてると、そういう大変なお家はたくさんあって、
感覚が麻痺してくるけど、
思えば、その頃自分が肺がんの告知を受け、そらショックやったけど、
利用者さんの大変さに比べたら、
ワタシなんて、

 肺がん、って言われただけやん、

て思ったところ、あったもんなあ。

まだ他人事みたいな気がしてたのもあるけど、
よし、このまま仕事続けよう!
って思ったもん。


でも、入院の9日前、5月15日の葵祭の晩に、ぎっくり腰になり(のちに骨転移による椎間板ヘルニアと判明)、
そのまま動けなくなって、翌日から仕事に行けなくなった。

だったから、利用者さんたちには何の挨拶も言えないまま、
突然、交代することになったんやけど、
それだけが心残りです。

どの利用者さんにも、色んなことを学ばせてもらったし、
お陰で、ワタシの人生が豊かになった。

中には100歳近い人もいはったけど、
まだ元気にしたはるかな。






で、タイトルの、ALSと医療用大麻 ですが、

ALS 医療用大麻
(Google検索結果)

この単語だけで検索してみても、
アメリカではALSの治療や緩和に用いられていて、
良い成績を上げているという記事がずらずら出てくる。

ワタシは医療従事者でもないし、
ジャーナリストでもないから、
ワタシが言ったところでなんの説得力も信憑性もないやろから、
ピンと来た人、いや、ピンと来なくても、
検索結果から、色々と見てみてください。


ALSだけじゃなくて、効かない病気てないんちゃう?
って言うぐらい多くの病気の治療に効果を上げているみたいです。


これ、日本では大麻所持法が邪魔していて、
しかも、戦後アメリカに押し付けられた法律のせいで、
日本では研究も何も出来ない状況です。

ワタシが思っていた以上に、
この法律、おかしいのと違うの?
と声を上げている団体はたくさんあって、
ここ数年は日本のテレビでも取り上げられているみたいです。



ワタシはもう、ピンときて以来、
医療用大麻について、興味津々というか、
早う日本でも承認して欲しくてたまりません。

て言うか、アメリカで治療に用いられている医療用大麻のお薬、
日本の製薬会社が作ってるんやそうですよ!!
なのに、なんで日本人がその恩恵を受けられないの?


大麻みたいな、害のない抗がん作用のあるお薬ができれば、
製薬会社は潰れるから?
そしたら日本の経済は破綻しますか?

いやそんなことはない。
今の日本の医療費が、どれだけ国民の負担を増やし、
圧迫しているか。
そして、病気のせいで仕事ができなくなった人、
生活のために無理な仕事をせざるを得なくて、さらに病気になる人が増えるという悪循環。
いくら税率を引き上げたところで、病気が減らへんねやったら意味がない。

大麻が承認されれば、
この国の国家財政の危機は、救われるかもしれません。
いや、絶対救われるって。
(確か現在の日本の借金が、1000兆円単位だったか?)

日本は何を恐れている?
誰かに脅されてるの?



NPO法人医療大麻を考える会 - 医療大麻を必要とする患者さんがいます


他にも、たくさんのサイトが見つかりましたが、
↑のサイトは、NPO法人であること、
割とマメに更新されてるので、オススメかも。






晩ご飯はスープカレーにしました!

厚揚げの焼いたのや、昨日の作り置きのおかずやら、
焼き野菜もたくさん乗せて、もう食べれへん、
と言うぐらい、お腹いっぱいになりました。