彼女も虹に遮られて・・・ (桑田風のタイトル?)  | “Mind Resolve” ~ この国の人間の心が どこまでも晴れわたる空のように澄みきる日は もう訪れないのだろうか‥

2005年、7月7日、ロンドン街中での連続爆破、 同時多発テロは記憶に新しい。
それでも、2ヶ月も経つと、多くの日本人にはやっぱり他人事で、
前回の衆院選の時のような “ちょっとした緊迫感”すら既に日常にない。
「みんなと同じようにやってりゃ案心、安全(?)…」という意識。
http://ameblo.jp/badlife/entry-10003948385.html
…これが いつまで続くのか?
   
ニューヨークにグランド・ゼロが出来る以前の人々の意識はどうだったのか?
あの四年前の惨事は何によって勃発したのか?
そういう”テロ”という意識は、どこからはじまっているのか?
この時代に生きる人類は改めて、
宗教の在り方、
それぞれ自国の経済基盤を支えるための教育の在り方、
それは、”隠された情報”も含め、
今一度、真剣に見直す必要がある・と俺は思う。
そうした中で、キーファー・サザーランドの主演映画も話題になってたけど、
世の中にはアホな連中もいて、こんなのまである。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/07/12/8377.html
そんなウィルスを何の目的でバラ撒いているのか?
人々は何を信じて、信頼して、何を心の支えとして生きて行けばいいのか?
   
インターネット上のコミュニケーション・ツールとしてのブログの役割も、
今後、そういうことの認識、意見の交換、意識改革をベースにしたモノであってほしい…
と、俺は思う。
で、そういう活動は、やっぱり日本国内よりも海外の方が進んでいて、
現状、西洋文化圏のネット上のやりとりの中では、
我々アジア圏の、ネットの使い方、使われ方を幼稚に思ってる人の方が多い。
要するに、マトモに相手にはしてくれない。
特に、中国、韓国、台湾。そして日本。
ちょっとした操作知識さえあればパソコンだけは
何でも自分の言うことを聞いてくれる(叶えてくれる)
自分の欲しいモノ(情報)はインターネットで何でもダウンロードできてしまう。
どちらも、「そん時さえ良ければいい」って考え方で、
娯楽、趣味、嗜好品として扱っている人の方が多い事実は
否定できないし、俺自身、
そういう マスターベージョンの仮想現実に嵌りそうになることもある。実際は…。
   
税金の申告処理や生活に必要な その他もろもろの諸手続き、
仕事をやる上では、どうしてもパソコンやネットが必要不可欠という人も大勢いる。
だから一概に、キーボードを叩いてマウスを動かす人間が
機械に脳味噌を操られてるとは云えないけど、
やっぱり、妄想チックな、あるいは偶像チックな路線に偏ってる部分が多いと思う。
今の日本のネット全般の中身は特に。
で、そういうフヌケた意識の集団生活、その単純な動き、構造を破壊するほどの
テロ、災害・惨事は、今ところはまだ、それほど深刻なもんじゃない。
こんな云い方をすると、神戸や松本、霞ヶ関やインド洋沖、NO、信越地域など
そういう場所で被害にあった人に怒られそうな気もするけど、
“創った側の人”(俺じゃないよ)から云わせると、
「まだ手ぬるい」
ってことになる。
俺も時々そう思ったこともあったけど、
最近はだいぶ、頭の中が整理されて(?)
フツーの人と話をできるようにもなってきた。…お蔭様で。
それでも常に、
「今この時代に生きている俺たち人間、本当に このままでいいのか?」
って気持ちは…ある。
   
だから、ストーンズをはじめ、U2THE THEのマット・ジョンソン とかの、
切実な、真面目な訴え、メッセージには共鳴、共感する部分が多い。
俺はな。
音楽が世界を変えられるとか、
芸術が人類に革命を齎すなんて思っちゃいない。
でも、忘れかけたモノ、失いつつあるモノ。あるいは死滅させてしまった意識を
一人一人が取り戻すキッカケづくりは重要だと思う。
そういう意味で、自分達の気持ち、考えを ピュアなスピリットで表現するってことは
音楽や絵画、文学や映像芸術の世界では重要なポイントの一つ…と思う。
特に、こういう時代においては。
で、
「我々はテロに屈しない」と叫ぶアメリカやイギリスの大統領よりも、
 
 
       Blinded By Rainbows ”    
   
この曲が人類のテロに対する戒めを歌ってる。
30年に渡り、テロと闘って来た北アイルランド。
そのアイルランドでレコーディングされた曲…。
イントロがブルース調(本場のゴスペル・タッチ)にはじまる部分、
かつての“Let It Loos ”を彷彿とさせるけど、
そこはストーンズならではのセンス。
   
ジェイムス・ヘクスターの日本語訳文献によると、
「虹」という言葉、“ RAINBOW ”は、
政治学で、ゼロサム。「勝者なし」という意味があるらしい。
要するに、愚かに闘い合って
その時に どちらかに勝算はあったとしても、
長い目で見るとそれは、人類の発展においてはプラマイ・ゼロ。
むしろ、次の世代に残された過酷な現実を考えると
マイナスになる。
そういう意味で、“ Blinded (遮られた / 目を閉ざされた) 
って解釈のフレーズと組み合わせて
グリマー・ツインズの見事なメッセージの凝縮がここにある。
歌詞の内容の一つ一つを追ってみても
凄まじくシンプルな言葉の組み合わせが
恐ろしいほどに人類の愚かさをシニカルに表現してる。
こんなに高等なセンスある日本のミュージシャンも今はもう存在しねぇけど、
桑田ケースケさんと、かつての泉谷しげるのアニキだけは…それに近い。
あと、矢沢さんも。
だから、
ミック・ジャガーとキース・リチャーズの関係ってのは、
離婚したポールとジョン以上に曲作りに曇り、翳りがない。
…Beatlesファンの人にはゴメンナサイ。
でも、“Blinded By Rainbows ”っての、そういう曲なんですよ。
 
 
サイケデリック時代の頃、
若者の心の叫びが様々に社会に突きつけられ、
また突きつけようとされたメッセージ・ソングとは訳が違う。
例えば、“SHE’s A Rainbow ”とか、ストロベリー・フィールズ…とか、
ツェッペリンとかドアーズとか…(死人が多いな)。
最近のキースは、あの頃のようにヘロインもやってないし
空の上へトリップもしてない。
ジャガーも女の尻を追い回してもいない。(…もう そんな年じゃねぇしな
むしろ、今も世界に語り継がれるグリム童話 以上に、
グリマー・ツインズの作り出す”魔法”は、ロックの世界を超えて
あらゆるジャンル、あらゆるフォーマットのアーティストに影響を与えている。
…なんか、段々 俺がトリップしてきた。
昨日、バーボン呑み過ぎたか?
   
   
と、この辺で、俺の能書きは終わりにして、
本題(?)の曲紹介。
独りで勝手に盛り上がろうとしてる つまんねぇ企画だけど…。

   
                                         2005 sep 23th
 
 
The Rolling Stones , Favalit Number Ranking !
 
次回 ストーンズ来日の際、
クラブ・ギグなどで演ってほしいナンバーの、危ない “ best TEN ”
ファンクラブのリクエストも含め、
コメント欄 および メールでの ご意見、反映 致します。
   
 
-------- 項目一覧 --------
 
 runking title / stones number
 
希望するゲスト・プレイヤー および演奏スタイル(オヤジの注文)
 ギグの場所(理想)
 
収録アルバム(リリース年)ほか
 notice / 追記コメントほか

   
 ---------------------------------------------------------------
   
①2位. Blinded By Rainbows
 
②シェリル・クロウ。
但し条件付 アクースティック。“She's A Rainbow ” と半分ずつメドレーにしてもいい。
できればそのほうが歴史的に意味があるプレイになると思う。
 
③ 9.11 グランド・ゼロにて、ゲストのシェリル・クロウだけがギター一本でそこにいて、
ストーンズは日本のスタジオ。TV中継で全世界生放送。司会は久米さん
2曲目はヨーロッパからの中継でクラプトンのソロ。
矢沢永吉 のロック・ショウは
夜の部で2曲。NewYork現地のみ、中継なし。ごめんなさい。録画で後日「矢沢特集」の特番アリで。
 
VooDoo Lounge 1994
 
   このジャケット。その一枚、 90年代の音楽シーンを表現してる・と思う。
 The Rolling Stones Voodoo Lounge
 
⑤ミックとS・クロウも含め、
ギター4本以上のアンサンブルでカッティングされるバッキング・コーラスが頭に浮かびます。
是非、実現させてください。おねがいします。 
…司会に館古は使えないぜ。
「奴は苦労が足りねぇ。シェリル・ラッド知ってても、シェリル・苦労は知らねぇだろ」とか、
よくこんなこと ほざいてるだろ、別番組で。あれ、やなんだよ、あの声で。耳に悪い。
舌っ足らづのアナウンサーとか
自分に与えられたセリフ噛みマクリの仕事に真剣みのない役者より不快なシャベリだぜ。
…この喧嘩、いくらで買う?
買えねぇよな アホ臭くて。
でもオマケしとくよ、本日限り。福引もつけるよ。特等は引退だよ。楽になるよ。
やっぱりニュース番組の司会は久米さんがイイ。
俺も、小林さんのことは今でも忘れてないけど、どうか戻って来てほしい。
クラプトンとの約束もまだだし、天国の横山さんも、きっとそう思ってると思う。
「やめたら、あかんがな。男一匹、これからやでぇ。
あの時のワテとのケンカ、忘れたんかいな? よう想い出してみぃや」って…たぶん。
頼みますよ、三倉さん、ブンちゃん
。オフィス21のみなさんも。
 
 
----------------------------------------------------------- 
 
1位. That's How Storong My Love Is    badlife/entry-10003326282.html
2位. Blinded By Rainbows         
3位. Time Waits For No One        
badlife/entry-10003326546.html
4位. Crazy Mama               
badlife/entry-10003326795.html
5位. Out Of Time               
badlife/entry-10003326931.html
6位. Drift Away                 
badlife/entry-10003327245.html
7位. Luxury                    
badlife/entry-10003327637.html
8位. Moon is up                 badlife/entry-10003327932.html
9位. I'm A King Be                badlife/entry-10003328377.html
10位. For Your Precious Love         badlife/entry-10003329314.html
番外. Make No Mistake            
badlife/entry-10003330184.html
 
----------------------------------------------------------- 
 
 
 
http://scrapbook.ameba.jp/pinkcadillac004_book/entry-10003326424.html