このところ忙しくて更新できませんでした。あとで皆さんのブログにもお邪魔しますね
今日の絵本は赤ちゃんの絵本としては有名なこの絵本を紹介します
『いぬ わんわんわんわん』
『かみ びりびりびりびりびりびり』
切り絵でできたシンプルな絵に、物の名前と『音』が描かれた絵本。
自動車は『ぶーぶーぶーぶー』
水は『じゃあ じゃあ じゃあ』
モノの名前と、赤ちゃんに話しかけるときに自然と使う言葉(音)がセットになった絵本。
たぶん多くのお母さんたちが、赤ちゃんが生まれてはじめて『ストーリーのない本』に出くわすんじゃないかなと思います。
私も子どもが生まれてはじめて絵本を買おうと思って本屋さんに出向き……
そこで『赤ちゃんの絵本』と紹介されていたので、この絵本をお迎えしました。
でも、私も夫も開いて衝撃を受けました。『いぬ わんわんわんわん』
…………で
夫は、絵本の最後のページと裏表紙がくっついているんじゃないかと半ば本気で剥がそうとしてましたからね
どう読んでいいかわからない。面白くないから読まない。
まだ『いないいないばあ』みたいな本は楽しめるけれど…
ブックスタートした3か月ごろは、じっと見てはくれるものの目立った反応があるわけではないので特に読んでいて楽しくなかったのです。
そんなわけで我が家では、この絵本はお蔵入りでした。
6か月くらいで市の健診があったときに、『ブックスタート』としてこの絵本をプレゼントされたときは何ともいえないキモチになりました
2冊もいらないしまず読まないし
一方でりゅうくんは、(あとから考えてみると)この絵本に描かれてあるものが好きでした。
まずは掃除機。
ハイハイしだした頃は、掃除機の吸い込むところの T が大好きで、お掃除がすんで T がもらえるのを今か今かと待っていました。
そして紙をびりびりすること。
腰がすわった頃、手伝ってもらいながら紙をびりびりするのが大好きだったりゅうくん。すぐに自分でちぎれるようになりました。
犬や猫はオウチにいたし、車や飛行機も大好き。
りゅうくんがこの絵本が好きだって気づいたのは1歳7か月になってからでした。
ふと、りゅうくんの見えるところにこの絵本を置いてみたら、毎日のようにリクエストされるようになりました。
たぶんずっと好きだったけれど、私が読む機会を奪ってたのだと思います
それからは、車のページをひらいて『ぶーぶー』と動かしてみたり、ラッパのページは吹くマネをしてみたり、ふみきりのページは私が『かんかん』と言うとマネして『かんかん』と言ってくれるようになりました。
ほかのところでラッパの絵を見つけると、教えてくれるようにもなりました。
2歳になってからは、自分で絵本をひらいて読んでくれるようになりました。
『いぬ』とか『ねこ』はまだ言えないのですが、『わんわんわん』や『かんかんかん』の部分を絵を見ながら正確に言えるようになりました。
りゅうくんがはじめて自分で読んだ絵本です
赤ちゃんへの読み聞かせはママが楽しむことが大切だと思います。
だからママの好きな絵本(ストーリーのあるもの)を読むことで、たのしいキモチは赤ちゃんに伝えることができると思います。
でもそれだけではなくて、赤ちゃんが『この世界のことを知ろうとする』キモチも大事にしてあげてほしいなと思います。
私はそれに気づくのが遅かったけれど、この絵本は赤ちゃんが『知りたい』と思うものが赤ちゃんにわかるように書かれていると思います。
◆赤ちゃんにも見えやすい色
◆赤ちゃんが集中できる長さ
◆赤ちゃんが触ったり噛んだりしても丈夫なボートブック
また、表紙をめくると『このえほんは○○ちゃんのえほんです』と名前を書き込むところがあるので、特別な一冊になってくれると思います。
最初は反応がないかもしれないし、読み聞かせしていて楽しい絵本ではないかもしれないけれど、赤ちゃんには吸収できることがたくさんある絵本
2か月くらいで子育てが落ち着いてきたら、はじめての絵本としてお迎えして、まいにち読み聞かせてほしいなって思います
『ママの好きなストーリーのある絵本』+『じゃあじゃあびりびり』みたいに取り入れるとママも楽かなーって思います。
毎日読み聞かせして、実際に外で犬にあったら『いぬ わんわん!絵本と同じだねー』と声かけしてみるのもオススメです。
『びりびり』のところは実際に紙をやぶってみたり、車は本をたてて動かすマネをしてみたり、ラッパは吹くマネをしてみたり……赤ちゃんからこの絵本の楽しさをたくさん教えてもらってくださいね