皆さま、おばんです!
今晩は2年前に訪れました、
指宿枕崎線・山川(やまかわ)駅の訪問記です。
指宿枕崎線を知る鉄道ファンにとっては有名な駅ですよね。
山川駅が知られている理由ですが、
① 昭和38年に全線開通した指宿枕崎線の中で、
昭和10年にいち早く開通した区間の終着駅だったこと。
② 一部の快速「なのはな」をはじめ、
鹿児島中央駅発・指宿枕崎線の約半数の列車がここが終着駅なこと。
そしてもうひとつが、
駅から鹿児島湾を眺めることが出来る超絶景駅だからなのでした!
駅からほんの数十歩進むだけでこんな景色が楽しめちゃうのです。
そんな山川駅って素敵だと思いません?
潮風が気持ち良すぎ!山川駅最高!
実は自分が山川駅に訪れたのは平成28年5月のことで、
訪れた日の2カ月前に無人駅化されていたのですよ。
山川駅はそれまで「JR日本最南端の有人駅」とのことで、
駅前にそれを記す記念標が建てられていたのですけど、
無人駅化されたことから、それを隠す板が打ち付けられていたのです。
ところが無人駅化から半年後に事情が一転、
観光拠点駅として再び有人駅(簡易委託駅)化されたことから
現在はこの板は外されているらしく。
自分、ひょっとして一番ダメダメな時期に来ちゃったんじゃないの?
そんなことで、自分が訪れた時は出札窓口が閉鎖されてましたけど、
現在は平日の朝夕限定で窓口が営業しているそうですよ。
元気いっぱいな山川駅を見るなら、この瞬間を狙うべし!
山川駅は開聞岳や池田湖、鰻池への観光拠点駅らしく、
広めのラッチが設けられてます。
無人のラッチを抜けてホームにイン。
駅舎の窓越しに鹿児島湾を見ることが出来ます。
山川駅は列車の行き違い・退避が可能な相対式ホーム2面2線構造。
2本のホームは枕崎駅寄りにある、こちらの構内踏切で結ばれてました。
山川駅では昭和55年まで貨物の取り扱いがあったようで、
それまでは指宿駅寄りに貨物ホームも存在していたとのこと。
下は昭和22年に撮影された航空写真ですけど、
貨物ホームが写っているのがわかりますよね?
この頃は山川駅が指宿枕崎線(当時は指宿線)の終着駅で、
枕崎駅方面に線路が伸びていないのが確認出来ます。
駅舎の位置も現在とは違っているような気がしますが?
山川駅に快速「なのはな」が到着しました。
列車はここで折り返し、再び鹿児島中央駅を目指します。
列車の車窓越しに鹿児島湾を見る。
指宿枕崎線の列車の旅はきっと楽しいのだろうなぁ。
すみません。この日は鹿児島空港でレンタカーを借りてここに来ちゃいました。
最後は列車を見送って山川駅ウォッチを終了。
今度は絶対に列車に乗って来るんだから。
それにしても、
無人駅化をたった半年で覆すとか、山川駅は強力過ぎます。
その元気、全国のローカル駅にも分けてもらえたらなぁ。
↑(鹿児島中央駅方面)
山川駅(平成28年5月17日)
駅探訪記、旅情報を不定期に更新中。
新着情報がすぐ受け取れる読者登録をお願いします!