皆さま、おばんです!

 

昨年12月に訪れた三角線・住吉(すみよし)駅の訪問記です。

世間的にはどうでもいい話でしょうけど、

住吉駅に着いていろんな疑問を感じちゃったワタクシ…。

戯言に最後までお付き合いください。

 

こちらがその住吉駅です。

三角線・住吉駅

明治32年に開業した駅で、

網田駅・三角駅とともに三角線の開通に合わせて開業しました。

 

かつては石段の上に木造駅舎があったそうですけど

台風で崩壊したために撤去、

以後、駅舎は再建されることなく駅舎の無い駅に変ったそうですよ。

三角線・住吉駅

 

コンクリート基礎の跡が残る住吉駅。

ここに木造駅舎があったのですね。

三角線・住吉駅

三角線・住吉駅

 

住吉駅は列車の行き違いが可能な構造で、相対式ホーム2面2線構造です。

三角線・住吉駅

三角線・住吉駅

 

終点の三角駅を含めると合計8駅がある三角線ですが、

全区間が単線で、列車交換が可能な駅は網田駅と住吉駅のみ。

ゆえに、住吉駅では列車同士が行き違いシーンをよく見かけるのですよ。

三角線・住吉駅

数えてみたところ、17往復の普通列車が運行しているうち、

13往復の列車がここで行違うみたいですね。

それと特急列車の通過待ち合わせが1回。

住吉駅は、三角線のダイヤを維持するために

重要な役割を担う駅なのでした。

 

さてさて、ブログの初っ端に書いた住吉駅の疑問の件です。

住吉駅の開業年は明治32年で三角線の網田駅と同じ開業年ですが、

網田駅のホームはレトロな煉瓦積みのホームだったのに対し…

 

住吉駅のホームは石積みでしたの。

三角線・住吉駅

よく見ると、ホームの高さも違っているような気が…

 

住吉駅のホームは一部分が嵩上げされてますが、

基本的には上下線とも同じ高さでした。

三角線・住吉駅

住吉駅と網田駅、同じ線にある同じ開業日同士の駅なのに、

なぜホームの仕様が違っているのか、気になっていたのですよね。

 

ここからは推測ですが、

開業当時の住吉駅は現在とは違う構造の駅だったのではないかと。

実は、住吉駅の木造駅舎を見たくて

いつものごく、ネットで古い航空写真を漁っていたのですが、

駅舎の姿がハッキリと写っている昭和37年撮影の写真を見たところ…

三角線・住吉駅

自分の見方が間違ってなければ、住吉駅は単式ホームが1本あるだけの駅で、

列車の行き違いが出来ない構造だったっぽいのです。

昭和39年撮影の航空写真には2本のホームが写ってますので、

現在の駅構造は、

昭和37~39年にかけて設けられたのではないでしょうかね?

住吉駅にもかつては煉瓦積みのホームがありましたが

改修によって撤去された…と考えれば、辻褄が合う気がしますが。

 

こちらは新設された上り線ホーム(国道側のホーム)の出入口です。

三角線・住吉駅

 

こことは別に、もう一か所、柵で塞がれた出入口がありました。

三角線・住吉駅

国道側から北西に約1キロ進んだ所に

肥後三大社のひとつである住吉神社がありますので、

参拝客向けに開けられた臨時改札口の跡かと思いますが…真実は如何に!

 

最近は、こんなことを妄想しながら

駅を徘徊することに生きがいを感じていた自分。

コンクリートの基礎を舐めまわすように見てたり

ダルマ駅の下に潜ってたりすることもありますけど、

噛みついたりしませんので、温かい目で見守っていてくださいね。

 

 

訪問駅リスト(JR線)

三角線(あまくさみすみ線)

↑(宇土駅方面)

緑川駅(平成27年12月3日)

住吉駅(平成27年12月3日)

肥後長浜駅(平成27年12月3日)

網田駅(平成27年12月3日)

赤瀬駅(平成27年12月3日)

石打ダム駅(平成27年12月3日)

波多浦駅(平成27年12月3日)

三角駅(平成27年12月3日)

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