皆さま、こんにちは!

 

昨年12月、三角線・網田(おうだ)駅に行ってきました。

ここにはすごい駅舎があるらしい。

どんな駅舎なのか、入念にチェックしてきましたよ。

で~ん!

こちらが三角線の網田駅でした。

 

この駅舎ですね、何がすごいかというと…

JR九州で最古の木造駅舎でしたの。

この場合、駅→驛と書かなければならないのかな?

 

網田駅が開業したのは明治32年のことで、

駅舎はその当時に造られたものだそうです。

 

駅舎の東側(宇土駅寄り)に事務室があり、

その奥に交流センター「網田レトロ館」がありました。

ちなみにこの部分は後に増築され箇所で、

他は網田駅開業当時から姿を変えていないとか。

先日、明治40年に建てられた

南海本線・浜寺公園駅の駅舎の引退が話題になりましたが、

皆さま、ここには明治32年築の駅舎がありますよ!

 

詳しいことは駅舎内の看板にすべて記されておりましたが、

最近は駅舎が注目されることが増え、実に嬉しい限りです。

 

支柱にさりげなく付いてる装飾がシブいんだな。

感動すると、思わず口調が山下清画伯になっちゃいますよね。

 

駅名標もシブすぎて、鑑定団に出演中の石坂浩二さんのように

言葉が何も出てきませんわ。

 

こちらが駅舎内です。

自分が訪れた時は列車が到着したばかりで、

お客さんが大勢いる待合室にカメラを向けることは出来ませんでした。

 

待合室の写真は後で撮ることにしまして、ホームに入ることにします。

 

網田駅は列車交換が可能な相対式ホーム2面2線構造です。

 

網田駅のホームで嬉しかったのは、

開業当時に使われていたレンガ積みがホームの断面から覗いていたことでした。

駅ファンはこれを見るだけで、明治時代にタイムスリップ出来ちゃいますのよ。

 

そしてこのホーム、

よく見りゃ構内踏切の三角駅寄りは嵩上げされてないじゃないのよ。

明治時代のホームがそのままの姿で残っているんです。

 

もちろん、ホームのこの部分に乗ってみましたよ。

あ~っ、明治時代に吸い込まれてゆく~!

こうして網田駅ホームでドク博士ごっこを楽しんだ後は、

写真を撮るために再び待合室に戻りました。

 

わおっ!

遠足?それとも駅舎の見学…なわけないか。

宇土市の子供たちよ、これからも網田駅を大切に使ってくださいね。

マジで貴重な木造駅舎ですから。

 

網田駅から子供たちが姿を消すまで時間がかかりそうでしたので、

この写真を最後に網田駅を後にしましたとさ。

 

 

訪問駅リスト(JR線)

三角線(あまくさみすみ線)

↑(宇土駅方面)

緑川駅(平成27年12月3日)

住吉駅(平成27年12月3日)

肥後長浜駅(平成27年12月3日)

網田駅(平成27年12月3日)

赤瀬駅(平成27年12月3日)

石打ダム駅(平成27年12月3日)

波多浦駅(平成27年12月3日)

三角駅(平成27年12月3日)

読者登録してね