皆さま、こんにちは!
先週の日曜日、
自分はわたらせ渓谷鐡道の駅巡りを楽しみましたが、
まわり始めて2つ目のこちらの駅着いた途端、
わ鐡の駅の魅力に落ちてしまったんですよ。
わたらせ渓谷鐡道・上神梅(かみかんばい)駅です!
もうね、文句のつけようがないです。
美しき木造駅舎としては、トップクラスじゃないでしょうか。
大正元年に完成したこちらの駅舎、
平成20年には国の登録有形文化財に指定されております。
旧表記(KAMIKAMBAI STATION)の駅名票といい…
ちなみにホームの表記は「KAMI-KANBAI STATION」ですよ。
あとは、ここに駅員さんがいれば完璧ですね!
上神梅駅は単式ホーム1本のみの棒線駅です。
反対側に残る側線は、かつて上神梅駅で、
列車の行き違いを行っていた時の遺構とのことですが、
国鉄末期の昭和50年代後半には、
すでに現在の配線になっていたようです。
その側線も本線から分離されてしまっておりまして、
ここからは資料もなく、想像の範ちゅうの話になってしまうのですが、
足尾線の開業間もない頃、この上神梅駅にも、
ちょっとした貨物列車の小ヤードがあったのでは…と思ったのです。
現在、駐車場となっている場所を見ると、
このホーム跡、上神梅駅の間藤駅側にありまして、
桐生駅側から到着した列車を押し込むような場所に位置しております。
昭和間もない頃、物資輸送で栄えていた足尾線ですから、
この遺構は当時の物で間違いないかと思うのですが…
実態はいかに。
旅行好きな方でしたら、きっと大満足の上神梅駅。
上神梅駅(平成24年6月24日)