TAV55ウインドブレード! | オーシャンズロデオ

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女性型や海洋系のトランスフォーマー玩具! 歴史大戦ゲッテンカ!
※amebloの仕様変更&自分の管理不足により、コメントを頂いたことに気づきづらくなっております。そのせいで長期間スルーしてしまうことがあり、申し訳なく思っております。改善する予定です。

 マンを持して登場したイケイケ女王!

 アドベンチャーよりTAV55ウインドブレードのレビューです。

 

◆トランスフォーマーアドベンチャー マイクロンの章 TAV55 ウインドブレード

 

 2016年初秋の華! それがこのウインドブレードだ~~っ!

 今現在放送&配信中のトランスフォーマーアドベンチャーに登場するキャラクター。女性型のオートボットです。

 ウインドブレードといえばファン投票にて作られた新キャラで、それを国内導入したレジェンズ版ウインドブレードがいましたが、見てのとおりこのアドベンチャー版はLG版のリペではなく新規金型の玩具となっています。

 ちなみにamazonの表記や劇中テロップだと『ウィンドブレード』となっていますが玩具の商品名は『ウインドブレード』だったのでそれでいきます。

 

 後ろから。主翼で上半身が隠れるものの魅惑のふとももがほとんど丸出し!

 ヒール状の足もセクシーでいいですね。ちなみに足はつま先もカカトも一体成型かつ接地バランスもいいので、LG版と比べると非常に立たせやすいです。

 

 横から。地味に胸の張り出しがダイナミックダイクマすぎ! 日本女性の慎ましさとか全然なしのダイレクトボイン! 女性型なんだから胸でかくしとけとでも言うようなある種乱暴なこのデザイン、大変ありがたく思います。

 

 正面から。狭い肩幅に細い腕、膨らんだ胸にくびれたウエスト、そこから一気に広くなる骨盤部分と、広い股関節から伸びるスラッとしつつも丸みを帯びたふともも、ハイヒールブーツ状の膝下。プライムアーシータイプとでも言えそうなこの手の女性体型TFも、もはやタカラトミーにはお手のものといった感じ。何度見ても美しくかわいくエロい、完成されたスタイルです。

 

 顔アップ。かわいさとかっこよさのバランスが絶妙!

 塗装の量がかなり多く、このあたりはやはり国内版の利点。劇中でも特徴的な水色の眉毛もきっちり塗られていて嬉しい限り。

 唇部分のマスクが斜めになっていたのかちょっと造形とズレが生じてます。これは個体差ではありますが一定数こういう塗装の個体がいる模様。個人的には片方の口角上げてニヤッとしているように見えるのでこれはこれでありがたいタイプのやつですw

 

 肩アーマーの模様などもきっちり塗装されてます。仕事が細かい!

 

 そして胸部。もともとの前方に張り出した造形に国内特有の塗装がプラスされ、非常によいものになっております。

 この着崩れた着物というか左右から中途半端にガードしているようなデザイン、横乳のみを隠して谷間は上から下まで丸出しというようにも見え、最強new(乳)パワー!というミッチーの声が脳内に鳴り響いてやみません。

 

 腹周りは銀で塗られており、ツヤッとした曲面金属の雰囲気が出ています。腹斜筋と腹筋のようなモールドがたまらない! 女性型金属生命体ならではの魅力がこの腹に詰まってます!

 

 そして腰周り。女性的な広い骨盤! 腰ブロックの中央部にだけ黒の塗装があり、なんだか面積の少ないフンドシをつけているような印象もあります。刺激的すぎ! 何ーンズブレイドだよ!

 そして骨盤の広さに合わせて脚と脚の間隔が広くなっているのがとってもエロス。スリムながらもなめらかな曲面を持つ脚の造形と合わせて、ユーザーの心を乱しまくりです。

 

 膝下のデザインはハイヒールブーツ状! かっこよさとお色気と自立力、すべてを兼ね備えているぞ~っ!

 

 海外版と比較。入るべきところに黒が入り、メリハリがついて引き締まった印象!

 海外版は海外版で女の子らしい赤さとか膝下の暗い小豆色のマダムな感じとかの魅力があります。

 

 顔も比較。こうして見ると海外版が試作品のようですw 隈取りの精度とかは海外版のほうが地味に上だったりするんですが。

 あと後頭部のかんざしが国内版はゴールドで塗られていて見栄えがいいのが嬉しい! アニメでは黄色なので海外版のほうが再現度は上ですが玩具としての見栄えは断然国内版だと思います。

 

 可動の話。まずは首がボールジョイントで左右に自由回転!

 崖から落ちそうになっている人間を興味無さそうに見つめよう! 初登場時の彼女は人間の命を軽く見ている部分がありそれはそれで魅力的だったぞ! 

 

 うつむく動きはできませんが上方向にはかなり動かせるので、こうしてデカくなったサイドスワイプを見上げるポーズも楽々! ストロングアームとウインドブレードに挟まれて仕事してたらそりゃデカくなるよね!

 

 上を向ける、ということは飛行ポーズで前を向くような感じにもできるということ。

 ケツに3mm穴もあるので空中ディスプレイもしやすいぞ!

 

 肩はボールジョイントで、横方向には水平まで上がります。チラリと見えるボールジョイント関節がたまらない!

 

 上腕にロール、肘は軸で90度と、標準的なTF可動といった感じ。

 

 しかしながらあまり干渉するものもないので存分に動かすことが可能。

 首を上に向けることでお色気ポーズにも磨きがかかるぞ~~っ!

 

 腰は回転可能!

 腰のひねりはセクシーポーズをとらせるのにあたってとても重要な部分なのでこれは嬉しい!

 

 腰が回るおかげで、このように尻を向けていただく動きも可能! 顔と胸と尻を同時に味わえるありがた~い可動なんだ!

 それにしてもやはりこのふとももの張り詰めた感じと股関節の広さはたまりません。

 

 脚の可動!

 付け根がボールジョイントで、前後には結構な勢いで動かせるぞ! パンチラハイキックで世界を掴み取れ!

 ところでパンチラハイキックってパンツ見えるだけじゃなくふとももの裏側が丸出しになるのがたまらないと思うんですがどうですか。

 

 横方向にはこのくらい開きます。

 彼女は脚の筋肉だけで身体を支える修行を欠かさないぞ! そのたびにゾロゾロと見物客が集まってくるのが難点だ!

 

 ボールジョイントの切り欠きを上に向ける感じでならこうしてV字開脚も可能!

 股関節の広さが可動範囲の向上にも役立ってます。

 

 膝は軸で90度ほど。

 ぶっといハイヒールブーツで男を足蹴にしよう!

 

 変形用の軸を動かせば、ややムリヤリですが180度近くまで曲げることも!

 

 ナイトバードシャドウよりも正座が上手なんだ!

 

 ふとももにロール軸もあるので、そのまま女の子座りも可能。

 ペットの犬とともに高原で爽やかな風を受けるウインドブレード……こいつぁお嬢様気質だぜ……

 

 脚を横に流して、くっ……殺せ! 的なスタイルもいけるぞ!

 

 そして嬉しいのが足首の可動。

 左右には動きませんが前後にかなり動かすことが可能! おかげでこのように脚を前後に広げてもしっかりと接地させられます。

 意識の高い彼女は移動も徒歩で行い、腕を脚を大きく動かして綺麗なフォームでウォーキングに励むぞ!

 

 そして足首の可動は接地だけではなく、我々のような意識の低い男どもの弱点をピンポイントで踏みつけるポーズの助けにもなるんだ! ビバ! 足首の可動!

 

 ふともものロール軸で内股気味にした際も、足首の可動のおかげで自立が可能に。地味ながらも嬉しい可動です。

 

 といったように脚周りはなかなかの可動率。

 ちょっとムリヤリながらも、18禁リボルテックよろしくM字開脚すらできるんだ! 

 

 おまけの可動。背中の主翼はちょっとだけ角度を変えたり、ローターを上に向けたりできます。

 

 劇中ではよくローターを回して暴風攻撃みたいなことをやっているので、それを再現できるのは嬉しい! ローター自体も一応ですが手で回せます。

 

 さらにおまけの可動。畳んでいた尾翼を伸ばすとこのようになるので……

 

 おいらイタズラ大好きウィーリーってんだよろしく! と、のっけからスカートめくりで大サービスシーンを披露することができます! やったぜ!!

 

 付属品。まずは刀と鞘!

 LG版と造形はほぼ同じ。

 

 鞘は専用ジョイントで左右の腰にマウント可能!

 

 そして抜刀! 鞘を腰に下げて抜刀可能、というのは武者頑駄無で育った自分としては無条件に好きなギミック。

 

 刀の持ち手はLGアーシーの武器と同じ長方形ジョイントですが長辺が5mmなので、通常の5mm穴である手にしっかりと持たせられます。手は黒く塗装されていますが武器を持たせるために内部は未塗装になっているのがニクい。こういう目立たない気づかいはいかにも日本人的な良い仕事だなと思います。

 ただそれでもちょっとキツめだったので刀の柄を少し削りましたw

 

 海外版の刀と比較。きちんとピンクの塗装が入り劇中のような刀に!

 

 暗闇の中でもビームソードよろしく光りそうでカッコイイ。

 

 エネルゴン日本刀を手に、戦え!ウインドブレード!

 

 手首の可動が無いのがもったいないですが、そのぶん脚の可動が融通利くので派手なアクションポーズもこなせるぞ!

 

 ウインドブレードの刀はLGアーシー型に持たせられる珍しい武器でもあります。

 互いの武器を交換して戦いにはげむぞ! いや~~戦う女性(型ロボ)って本当にいいですね。 

 

 鞘は腰から提げるだけではなく5mmで手に持たせることも可能。

 先端に銃口モールドもあるのでエネルゴン火縄銃として遊べます。三段撃ちでGET天下!

 

 そして付属品その3。頭のかんざしは外して扇子にすることが可能! ビーストウォーズのシークレットウェポンじみていていいですね。

 ちなみにパッケージでは最初から外れて梱包されてます。

 

 扇子を持たせると一気にわらわ感が高まるので、女王様プレイがはかどるはかどる!

 

 扇子を前に突き出して、ゆけ!ミニミニウインドブレードロボ1号2号! と遊ぶこともできます。扇子の裏側が未塗装なのが惜しい。

 

 背中の機首裏に5mm穴もあり、そこに刀を突っ込んでおくこともできます。

 

 機首を上げておいて、闇夜に光る尻とふとももでバカな男を誘い……

 

 ホッ! と一閃! 手足をピクリとも動かさずに強襲することが可能です。

 

 先に出ていたEZ版と比較。

 でかいサイズで動かせるアドベンチャーウインドブレードの発売、本当に嬉しい限り。EZ版も別の魅力がありますが。

 

 LG版と比較。

 ふともものメリハリや腕の細さ、ハイヒールのシャープさなどはLG版に軍配が上がりますが、TAV版は動かしたときの感触や安定した自立性など、段違いに遊びやすくなってます。

 

 大きさ。おなじみのウォリアークラス!

 

 そして変形! gifは海外版の記事で。

 わずか7ステップで変形可能という、アドベンチャーラインならではのシンプルな変形。気を使わずにクリクリ変形させられます。腰回して両足合わせて足首伸ばして膝下をスイング!それだけで戦闘機の後部ができてしまうのが楽しい。

 

 ウインドブレード、ビークルモード! おなじみの赤いVTOL機に変形!

 単純な構造ながらもきちんと戦闘機になっちゃうのが楽しい。

 劇中に比べるとややポテッとしてますがそれも愛嬌だ!

 

 後ろから。ランディングギアは前輪だけで、後ろはこのようにつま先が接地する形なのが残念。

 固定されるとはいえ丸出しの手もちょっとアレですが、基本的に自分は丸出しという言葉が好きなのでこれはこれでデヘヘと頬が緩んでしまいます。

 

 横から。LG版やEZ版で続いていた『機体の薄さ』という強みをここに来て放棄し急にコロコロした感じにw しかしそれは『遊びやすさ』を追求した結果のレベルアップというようにも捉えられます。玩具の出来のよさは一次元的なものではないのだということをウインドブレードは教えてくれていますね。

 

 上から。アドベンチャーウインドブレードの特徴的な黒い模様もきっちり再現!

 

 裏から。構造がスクランブル合体戦士並みにシンプルなのがわかると思います。

 ウインドブレードさん初めての人にも優しい!

 

 鞘は刀ごと機体裏にマウント可能!

 しかしランディングギアを出せなくなるので接地させておくことはできなくなります。スタンド穴も使えなくなっちゃったり。

 

 ただこのマウント方法、「ウインドブレードのふとももの間にできた穴に鞘の5mm棒を挿入する」という非常~~に夢にあふれた接続方法でして、マウントするたびに謎の充足感が全身を満たします。

 おかたづけのたびにふとももに棒を挿入する必要があるTF玩具、それがTAVウインドブレードなんだ!

 

 LG版と比較。

 LG版は全体のシャープさや機体の薄さ、美しいクリアパーツなど、TAV版よりも豪華な雰囲気。

 TAV版はそのぶんカッチリさが上!

  

 TAV版の最大の魅力がこの機首先端部分。戦闘機TFには珍しく軟質処理ではなく通常のプラでの造形となっています!

 安全面からかなり丸く太く作られてはいますが、軟質が使われていないというのは本当に遊びやすい! パーツ合わせの分割線が片方のみに出てしまったりといった弊害もあるものの、この安定感と安心感はTAVというかRID型ウインドブレードの大きな魅力のひとつです。

 

 そしてリカラー元のRID版と比較。意外にも主翼のライン以外は目立った追加塗装はなし。

 

 タイタンフォース版もまじえてRIDウォリアー型ウインドブレード3機集合!

 こんな女性型戦闘機艦隊に襲撃されたい……

 

 ウインドブレード離陸!

 VTOL機はティルトローターの力で滑走路なしで離着陸可能な航空機。劇中でもよく空中でホバリングしたり急発進したりとアクロバティックな活躍を見せてますね。

 離陸するたびに地上を暴風が襲う! あわれな人間たちが吹き飛ばされるが、彼女は気にしていないぞ!

 

 ローターは前に向けることも可能。

 ジェット噴射にローターパワーを加えて、大空を猛スピードで飛び回れ!

 

 ジェット噴射といえば残念なのが後部の形状。

 ジェットノズル的な造形が見当たらず、あんまりスピード出なさそうなデザインになってます。劇中再現というわけでもなさそうだしここにもう一声あればなお良かったですね。 

 

 とはいえ戦闘機のおもちゃとしてブーンと遊ぶには問題ない作り。

 

 ビークルモードでも敵と戦うぞ!

 ウインドブレードの名の通りに主翼を刃に見立ててのすれ違いざまスラッシュ攻撃がウインドシアーに炸裂!

 

 さらに武装その2! ジェットで飛びつつローターで突風を起こすことにより、前方を飛んでいる相手のバランスを崩すことができるぞ! この突風攻撃にはスリップストリームも思わず脚をばたつかせて混乱したんだ! 

 

 そして最終兵器! 高速回転させたランディングギアを敵の弱点にぶつける地獄の航空機あんまだ~~っ!!

 人間のような小さな生き物から情報を聞き出すときなどはこれで尋問をするらしいぞ! うらやまし~~ッ!!

 

 TAV55ウインドブレードのレビューでした。

 

 海外版の繰り返しになりますが、LG版と比べると本当に遊びやすくなってます。まず立たせやすい! そして変形させやすい! いい感じです。LG版の欠点だったところを改善してできたのがこれです、といった印象すらあります。そのぶんシャープさが落ちたりふともものメリハリが薄くなったりというデメリットもあるので一概にどっちがイイとかは言えませんが、フィギュア寄りのLGに比べて玩具寄りのTAVという感じで、とにかく遊びやすくなってます。ただ手首の回転がなくなったり、主翼の可動範囲が制限されたことで鞘が干渉しやすくなったりと、武器を持たせて遊ぶ際の自由度はやや下がった感じ。それでも3つの武装がついてそれぞれ遊べるので、武装遊びという面でも文句のない出来です。あとは海外版ほどではありませんが腕のロール軸が結構固め。自分はシリコンスプレー吹いときました。

 変形玩具としては構造が単純なので画像で見るとつまんなそうに思えるかもしれませんが、クリッと動かしてパチッと止めてグリッと動かしてカチャンと閉じる、そういう感触の楽しさはなかなかのもの。左右張り合わせた膝下の間の空間を、尾翼が繋がった板状のアームで覆い隠して戦闘機後部として違和感のないものにするところも見事。単純なようでいて考えられている変形です。腕はもうちょっと隠しても良かったんじゃないかとは思いますがw

 では!