シックな装いの戦闘機芸者ロボ！
タイタンズリターンよりタイタンフォースウインドブレードのレビューです。
◆TRANSFORMERS TITANS RETURN TITAN FORCE WINDBLADE
（トランスフォーマー タイタンズリターン タイタンフォース
よりウインドブレード）
グレーと青のゲイシャ！ オーイエス！ スシテンプラ！ ウエストクビレンヌ！ フトモモムチムチワーオ！
SDCC2016にて限定販売された「タイタンフォース」というセット商品のうちの１体です。見ての通りRID版ウインドブレードのリカラー！ セットのうち残る2体はセンチネルとブレインストームで、シリーズとしてはタイタンズリターンになります。アドベンチャー金型のTFが他のシリーズに使われるのは初めてかも？
某店のバラ売りにありつけたものなのでパッケージや説明書は未所持。なので公式設定などは紹介できませんが、聞いた話ではこのカラーリングはフォートレスマキシマスの色を模したものだとか。
後ろから。ふともものシルエットがたまらなくセクシー！ スタンド用の3mm穴もだいぶ刺激的です。いいのかこれ？
ふくらはぎにあたるパーツが無く膝下の裏はスカスカですが、その「本来見えちゃいけないところが見えちゃってる感じ」に思わず生唾を飲み込まざるを得ません。膝裏の接続軸もなんだか人体が持つ筋肉組織のようで、金属生命体ならではの生っぽいメカらしさ、つまり艶かしさの塊となっております。
横から。意外にボリュームのある胸がズルい！ そしてアニメイテッド以降おなじみの、素立ちでも若干Ｓ字立ちになるような設計になってます。これのおかげで最近のTFは立たせて置いたときのカッコよさがすごいですね。
機首と主翼と尾翼を全部背負ってますがカカトが大きく安定感はなかなか！ 立たせやすい、置きやすい、というのは玩具としては重要な要素に思います。遊びやすい！
正面から。細い腕に広い股関節、丸みのあるふとももなど、女性的要素をしっかり押さえた体型！
本体カラーが「マットなグレー」というあまり色気の無いカラーなのですが、そのせいで体型そのものが持つ純粋な色気がむしろ強調されてます。地味なのにエロイ！
顔アップ。変わらぬ美人顔！ RID版から髪の毛の塗装が無くなったぶん額周りや眉毛の水色が足されており、引き締まった印象に。
白塗りの顔に赤い隈取りのゲイシャペイントも健在。真っ赤な唇もフェロモンあふれててすばらしいですね。
上半身周り。
胸の張り出しが地味にすごい。質量があるのに広がっていないような、巨乳をムリヤリ衣服の中に閉じ込めたようなギュッとした感じがあります。
先端やや下に波状の模様があるのが過激！
エンブレムシール用の円形の窪みは銀で塗装され、その上からエンブレムと模様が。
全体的にメタリックな部分が無くマットなので、ここの銀塗装はアクセントになってていい感じ。角度によっては本体と同じグレーに見えたり一気にギラッと光ったりと面白い。
それにしてもこう、円形の銀の窪みというのがまるで何かを受け止める皿的なスペースに見えて、いったい両胸の間で何を受け止めるのかな？と好奇心が暴れてなりません。
肩アーマーにも波状の塗装（印刷？）が。
全体的に地味な雰囲気の中のさりげないオシャレ、みたいでかわいい感じ。
腰ブロックは青で塗られており、さながら紺ブルマのような趣！ こりゃ大変なことですよあんた！
さらによく見ると青で塗られているのは腰の前面だけで、下側のファンタジーエリアは未塗装！ びんぼっちゃまの服のようなあまりに刺激的すぎる塗り分けだ～～っ！
もちろん後ろ側も塗装が無いのでケツ丸出し感満載！
仮に腰全体が未塗装ならそういうデザインとして特に意識もしなかったでしょうが、前にだけに塗装があるおかげで「前以外隠してない」といった趣になっており、これ画像にモザイクかけたほうがいいんじゃないかと悩んでしまうほどです。
そしてそこから伸びるふともも！
プライムアーシーとLGアーシーのいいとこどりのような、すらっとしつつも柔らかさを感じさせる脚。たまりません。
ハイヒールブーツのような膝下。モールド少なめで塗装もピタッとしているので、なんとなくアニメっぽい感じ。
逆に主翼裏側にはメカモールドがいっぱい。ローターも銀で塗られていていいアクセントになってます。
リカラー元のRID版と比較！
タイタンフォース版は見ての通りだいぶ落ち着いた雰囲気で、色もTFにはあまり見かけないグレーがメインなので、『試作機』のような印象があります。ウインドブレードプロトタイプとかウインドブレードオリジンとかそういうやつ。強すぎて制御できないという理由から採用を見送られた幻の機体って感じです。強すぎて、ではなく後ろから見たときの尻がエロすぎて見送られたのかもしれません。
ただ色が違うだけではなく、二の腕とふとももの色の段差が無くなったおかげで、腕は腕、脚は脚の１パーツとして捉えやすくなったのも嬉しいところ！
可動の話。RID版の記事で詳しくやりましたが今回もひととおり。
まずは首がボールジョイント！ 左右全回転でき、上を向くこともできます。ボイジャークラスのパイラマグナの鍛えられた胸を下から見上げよう！
上を向けるということはこうして前屈みになってコラ！いつまで寝てるの！的なポーズをとることも可能ということ！ こんなポーズで布団を退けられたら、体はまだ寝ててもその一部は起き上がってしまうことうけあい！
肩はボールジョイント、上腕にロール、肘が軸で90度……と、腕周りの可動は可もなく不可もなくといった感じ。
上腕ロールのおかげで胸を隠すようなポーズもとれます。どこ見てンのよ！
手首に何の可動もないのが惜しいところですが、C字の開き手になっているので、こうして色んなものを持たせたり引っ掛けたりして楽しく遊べるぞ！
腰は変形の都合もあり360度回転！
腰が回るというのは女性型TFの場合カッコイイポーズをとれるというだけではなく、上半身がどこを向いていても広い股関節を正面から味わえるという非常にありがたい可動になります。ありがたい！
また、背中のガワに邪魔されずに尻が見られるという面でもありがたさMAX！
アドベンチャーバンブルビーの開発インタビューで「腰の回転は可動を兼ねつつ変形のアクセントとして入れた」といったような言がありましたが、実際このウインドブレードも変形のアクセントになっているうえにこうして尻までじっくり見られるようになっているので神様仏様腰の回転様ほんとありがとうございますとしか言えません。
脚は付け根がボールジョイント。Ｖ字開脚も派手にいけるぞ～っ！
「首が上に向く」という可動もここへ来て活きているんだ！
ふとももにはロール軸があり、内股ポーズも可能。
冷却水排出したいけど男子トイレしか空いてない！という状況を再現して遊べるぞ！
膝は90度ほど曲がるので何かを踏みつける動きもＯＫ。
踏みつけポーズというのは踏まれてじょじょじょ女王様もっとお願いします！という喜びのみならず、ピチピチかつボリューミーなふとももの裏側があらわになるという面でも非常によいものだと思うのですが貴方はどうでしょうか。
変形機構を使えば膝は180度近く曲げられます。
膝とスネが離れてしまうので角度によってはなんかおかしくなりますがｗ
ふともものロール軸と組み合わせれば女の子座りも可能だ！
ちょっと厳しいもののＭ字開脚もこなせるぞ～～～っ！！
ミノタウロスワーディアンとどっちがＭの字を再現できるか対決だ！
そして足首が軸で前後に可動！
これにより画像くらい脚を前後に開いても自立できます。さすがにバランスは取りますが。
ちなみにつま先とカカトは一体成型なので、LG版ウインドブレードの「カカトがすぐ引っ込んで立てなくなる」という欠点は解消されてます。
この足首可動は地味に嬉しくて、こうして脚を交差させながら歩いているようなポーズでも自立が可能！
全体的に脚周りは色々組み合わせてかなり動かせます。
脚を大きく動かすとふともものシルエットが変化するのがめちゃくちゃ肉感的。
ポーズづけが楽しいTFの一体です。
武器は刀と鞘が付属！
RID版（右）は真っ黒でしたが今回はしっかり塗装されてます。
ただウインドブレードの手のほうも塗装なもんで、塗装面同士が擦れあってしまい、2～3回抜き差ししたらもう塗装はがれてましたｗ 自分は塗装剥げはあまり気にしないほうですが気にする人は気をつけたほうがよさそう。
塗装剥げ抜きにしても接続は塗膜同士でかなりきつかったので、自分は持ち手の裏側をちょっと削りました。
ともあれ、5mmジョイントで手に装備！
刀を持たせると一気に戦闘的になり、エロロボからエロカッコイイロボに変化！
刀の鍔付近にタービン？テイルローター？的な意匠があるのがニクい！
ゲッテンカのカッター小十郎とか反逆の明智の刀みたいな、キャラの記号を取り入れた武器って個人的にすごく好きです。
本体カラー的に夜戦が似合う感じ。
闇夜に銀の刀身が浮かび上がるとき、敵のパンツの紐はもう切れているのだ！
腰の後ろに3mm穴もあるので空中アクションポーズで飾ることも可能！
青い翼と灰色のボディが空を舞う！
バットウーマン的なダークヒロイン感あります。
そして鞘。
専用ジョイントで腰の横に付けておくことが可能！
もちろん刀を収納可能。
鞘に刀を入れられるギミックは武者頑駄無を思い出すので無条件で好きです。
ただ今回刀身が銀に塗られていて、無塗装だったRID版と比べると刀を納める際の感触にもちょっと抵抗感あるので何回も抜き差ししてると塗装剥げするかもしれません。
抜刀ポーズもできますが、手首の回転が無いのでLG版ほど得意ではない感じ。
それでも絵的にカッコイイのでバンバン抜刀させましょう。
バンバン抜いていくウインドブレード……とってもイイぞ！
さらに後頭部のかんざしを取り外して扇子として手に持たせるギミックも健在。
RID版のも持たせて、よっ！ ほっ！ これぞウインドブレードお得意の水芸だ～～っ！
資金のないときはこれで日銭を稼いでいるぞ！
そして別料金を払えば、舞台裏に案内してもらい……
冷却水を思いっきり浴びせられるサービスを受けられるともっぱらの噂だ！
この「もうひとつの水芸」は本業の水芸以上に稼ぎがいいらしいぞ！
手は5mmなので他の5mm武器も装備可能。
君だけの最強ウインドブレードを作り出そう！
タイタンズリターンとして出た玩具ではあるもののがもともとがRID金型の玩具なので特にタイタンマスター（ヘッドマスター）に関連したギミックは無し。
しかし機首の中に入れてヒューマンアライアンスごっこは可能だ！
さらにこのように組み合わせて、タイタンマスターならぬダイタンスマターとして遊ぶこともできるぞ～～っ！
唐突に俺変形！ 機首を回して顔の上半分を隠して、旅姿モードだ！
顔のほとんどを隠した日本古来の控えめな美しさと、真っ赤な唇だけ露出したアメコミヒロイン的な色気、その両方を兼ね備えたモードなんだ！
大きさ。細身のウォリアークラス！ 本体は細いんですが主翼が幅を取るので触ったときのボリューム感は他のウォリアーと同じくらい。
そして変形！ 変形gifはRID版の記事で。
変形機構はかなりシンプルなものの、少ないステップ数であっちゅうまに戦闘機になってしまうのがいい感じ。特に腰回転→左右張り合わせ→足首収納→膝下スイングで後部を作る工程が、まさに「あれよあれよ」といった感じで好きです。
そしてビークルモード完成！ シブいカラーのVTOL機に変形！
各パーツをロックしておくためのジョイントはTF全体の中ではちょっと緩めですが、パーツがバラけてしまったりはせず、基本的にはカッチリまとまります。
機首裏からランディングギアを展開可能！
そして何より機首先端が軟質パーツではなく通常のプラというのが個人的に思うこの型の最大のポイント。
後ろから。手はスカイバーストなどと同じく出しっぱなしで横に沿わせるだけですｗ
横から。ランディングギアは前輪のみで、後ろはロボ時のつま先を接地させる作り。
床に付かない高さでとどまっている胸部が刺激的！
上から。ビークルモードでも「プロトタイプ感」があってわくわくします。このビークルモードに乗って、こ、これはすごい機体ですよ隊長！ さすが封印されてただけはありますよ！ 隊長！ あっこれヤバイです隊長！ 性能が高すぎて制御できません！ 隊長！ うわああ！ ドーン！ 死ーん。的なエピソードとかありそうです。
裏から。あられもない姿が丸出し！
こんな戦闘機が頭上を通過したら……と想像するとたまらないものがあります。
ティルトローターは前にも後ろにも向けられます。うおおおおっ前も後ろもＯＫなウインドブレード！
張り合わせた膝下の間に出現するジョイントに、鞘をマウント可能。
これやると立たなくなっちゃいますが、ふとももの間に棒を差し込むというマウント方法なので、別のものが立ってしまうかも！？
機首の先端裏には5mm穴があるので武装も可能だ！ かっこいいぜ！
RID版と比較。タイタンフォース版はキャノピーが本体の成型色そのままなので、無人機のような印象もあります。
実際の戦闘機に近い色なのはタイタンフォース版かも。
ウインドブレード離陸！
なんとなく夜間で見た姿……ナイトウォッチ感もあります。
闇夜をつらぬく謎の戦闘機、それがタイタンフォースウインドブレード！
ローターを前に向けて夜の空をかっ飛ばすぞ！
このローターは後ろに向けたほうが早く飛べるんじゃないかと思いますがアニメだと前に向けてこうして飛んでました。実際はどうなのか、航空機に詳しい人いたら教えてください。
前後にエッジの立った主翼が青になったことで、なんとなく悪魔的な印象も。
ムネとふとももと機首裏5mm穴を地上に見せつけながら飛び回る！
同じ夜色のオートボット女性航空機TFであるナイトクルーズとは大の仲良し！ 「なかよし」と「りぼん」を分担して買って回し読みするくらい仲良しなんだ！
タイタンズリターンより、SDCC限定タイタンフォース ウインドブレードのレビューでした。
玩具としての特徴はリカラー元のRID版と同じ。立たせやすく、変形もカンタン、派手なポーズも結構とれる……と、堅実な作り！
リカラー品としては、初見こそ「地味だなあ」と思ったものの、本来の造形の持つ艶かしさや色気が際立つ結果になっており、ギャップエロといいますか、背徳感めいたものを感じます。背面側は全体的に塗装が少なくグレーの成型色がむきだしといった印象なんですが、それがネイキッド感もしくはびんぼっちゃま感を醸しだしていてすさまじくエロい。
また『プロトタイプ』や『ステルスバージョン』『ナイトウォッチ』の香りもあり、自分なりの設定を考えやすいカラーリングなので、そういうのを想像して遊ぶのが好きな人にもオススメ！ セット品なので気軽に買えないのが難点といえば難点。
この型自体は国内でも9月末発売予定で予約も始まっているので、そちらのほうも今から楽しみです。（→出ました！TAV55ウインドブレード）