『商売と屏風は広げ過ぎると倒れるのか』

サロンブログ でアップされているまつげエクステの施術写真です　　下まつげエクステについて書かれています　　施術中も、仕上がりも、つけごこちも、持ちも、想像以上によかったら、下まつげはリピートされます　　私自身、上まつげだけのエクステは考えられません　　ええ、日本人の典型的な面長タイプですから～　　少しでも顔を短く見せたいので、下まつげエクステは欠かせません

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ナカシマです（ナカジマではありません）

今日は雨だと聞いていましたが、今のところまだ大宮は晴れていますね～

暖かく、風もないので、雨が降らなければ穏やかな日曜日になりそうです

日曜日は電話があまり鳴らないので、

今日はゆっくり仕事ができそうです＾＾

さて、今日のお話です

商売と屏風は広げ過ぎると倒れる

経営者であれば、誰でも1度は聞いたことがあるかと思います

1店舗目がうまくいくと、2店舗目を出すともっと利益が上がるんじゃないかとか、

多店舗展開やフランチャイズ化を考える人も多いと思います

店舗展開でなくても、店舗経営で培ったノウハウを元に、

多角事業化していく人もいるでしょう

アントスもサロンだけでなく、スクール事業や卸事業などを行っています

ですが、柱はやはりサロンです

ビジネスは「大きくしなければならない」と

思いこんでいる人が結構多いのに驚きます

私も「2店舗目は出さないんですか」とよく聞かれますが、

「ああ、この人もそんな風にビジネスをとらえているんだ」と面倒くさくなります

何度か書いてきましたが、私自身が最も恐ろしいのは老後の貧困です

だいたい70歳くらいだそうですね、ひとりで全てのことができなくなるのは

70歳を過ぎると、誰かに送り迎えをしてもらったり、付き添ってもらったり、

という人が増えるのだそうです

自分の両親を見ていてもそう思います

どこへ行くのも妹と一緒で、ひとりで出かけると心配になります

なので、70歳が定年と考えると、100歳まで生きたとして、

約30年くらいの生活費が必要なんですよね

それまでにぽっくり行けばいいですが、治療費がやたらとかかる病気になると、

100歳まで生きたのと同じくらい費用がかかるかもしれません

なので、夫婦二人で30年分の生活費を貯める必要があります

会社員の夫は私より10歳年下なので、私が70歳のときに60歳で定年を迎えます

夫婦二人でつつましく暮らしても年間600万円、

それが30年となると1億8000万円必要です

いやいや年間1000万円は欲しいでしょ、となると3億6000万円必要です

なので、そうみじめったらしくならない程度の生活をし、

ええ、ときどき、美味しいものを食べに行ったり、旅行に行ったり、

などをしながら暮らしていきつつ、貯蓄をして行かなければと思っています

なのでなので、昔から、なるべく、

「人と物と箱を持ちたくない」と考えているんですよね

小さくから大きくしていくと、恐ろしい程の経費がかかります

特に、家賃と人件費は経費の中でかなりのウエイトを占めますので、

多店舗展開をしていくと、スタッフの福利厚生面を充実させることが

難しくなっていくのもしかたないのかもしれません

収支のバランスが崩れると商売も屏風も倒れます

もちろん、これはその人の屏風によるので、

折込が深かったり、太くて頑丈な屏風であれば、倒れにくくなります

折込が浅く、薄い屏風は風も吹いていないのに、

倒れることさえあります

1店舗目が成功したのは、折込が浅くても、薄くてペラペラでも、

やっていける環境があっただけのことだったのに、

それに気づかずに広げてしまうからです

最近ですね、やっと深くなったな、とか、

太くなったな、とか、思えるようになったのは。。。

今までは、数字を見ても、自分の感触も、90％程度でした

商売と屏風は広げ過ぎると倒れる

ですが、それは商売も屏風も、薄く浅いと倒れるのであって、

深く、太くすればいいだけのこと

それを何で推し量るのかというと、数字だけでなく、

抽象的な話になりますが、やはり商売人としてやってきた感触だと思います

「拡大するタイミングを逸して大きくなれなかった」

などと昔話をする人がいますが、それは間違いです

拡大するタイミングは自分が深く太くなったときです

そして、それを自らが本気で願っているときです

小さなサロンの最も大きな強みは高収益が望めるということです

ローリスク&ハイリターン、小さなサロン経営って、

理にかなった商売のしかただと思います

何十年も続く美容室は、地方でお母さんがひとりでやっているっていう

パターンが圧倒的に多いのが物語っていますね

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