地方に住んでいると国公立大学希望が主流です。

これまでうちの塾に来た生徒はほとんど国立医学部希望でした。

その理由は学費が安いから。

近頃、それが変わってきて私立希望者が増えてきました。

 

最初から私立医学部だけを希望するのは不思議だと思い調べてみると学費が下がってきていました。

順天堂大学は1年次290万円2年次以降でも358万円と、6年間でも約2000万円です。特待生になると6年間でたったの200万円です。

私立の工学部などでは年間150万円を超えるところが多くありますから学費だけで言えば同じくらいです。

地方の生徒たちは私学を最初からあきらめてきましたが、世の中は変化していると誰か教えてあげて下さい。

公立高校の先生は知らないでしょうからね。

 

ちなみに私立にするメリットのもう一つは試験科目が少ないこと。

英数理だけ。

国立だと5教科ですから高校1年から私立のつもりで勉強するなら合格圏に十分に入れます。

貴方にもチャンスあり。

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力のモーメントは意外に難しいようです。

中学校までは回転軸と力の作用点の距離をLとし、回転させるために加える力の大きさをFとして、

力のモーメント  M = L × F

でよかったのですが、力の向きが回転方向とずれた途端に難しくなるようです。

 

名古屋大学出身のある化学の先生が定義を決めた理由がわからないと言われたので「そんなにわからないものなのか」と驚きました。

 

例えば釘抜きに力を掛けて回す時に、力の向きをわざわざ回転させる向きからずらす人がいるのかと言うのです。誰でも棒に対して垂直に力を掛けるじゃないかと言うのです。

 

釘抜きの場合はそうでしょうが機械にかかる力を計算するようになると垂直ばかりではすまなくなりますからね。

 

力の作用線に回転軸から垂線を下ろしてその長さ(腕の長さという)と力の大きさの積にした方が計算が楽になる場合が多いのですよ。

 

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女性天皇について

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女性の天皇がどうして許されないのか。反対する人たちの根拠を聞いてみたいです。

 

私の立場は男女の区別を付けないで機械的に決めるというもの。

実は天皇制の存在意義がわからないので制度そのものを続けなければいけないとも思っていないのです。身分制度ってまだ必要ですか。

だから、本音を言えばこのまま続いて、次第に男子が生まれなくなって自然消滅してもいいかな・・・という気がします。

 

勿論、現皇族と言う人たちが楽な暮しをしているとは思っていませんし、限定された範囲の中で暮らしながら社会活動をしているのもわかっています。和歌や音曲などの文化の伝承もある。

私たちが持つさまざまな権利を持たずに生活するように強制しているのは国民の側だから国民の責任でもある。なぜなら憲法で決めていることだから。

 

日本人の文化の一つなのでしょうね。男性が女性の人生を決定していくというのは。その延長に女性天皇に反対する考えがある。

男性が持つY染色体が滅びるということをいう皇族がいましたがそんなのは最近になってからわかったことだからこじつけでしょう。

 

女性天皇を認めるとなると天皇制の存在意義を少し認めようかな~と思います。なぜなら、かなりの人たちが天皇家を尊敬しているので女性の独立も認めるようになるかもしれないから。

 

結論が出るまでの議論は鶏が先か卵が先かという話に似ていますね。

 

進化論的に言うと、環境の変化に対応できない種は生き残るのは無理なことだから、これまでの流れは自然に天皇制の消滅へと進むことになります。多様性を認めることこそ生き残る道だと思いますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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参議院議員選挙が公示されました。

今回は18歳以上が投票権を持つので話題になっていますが、「誰に投票すれば良いかわからないから行かない」とか
「無責任に出来ないし」  「良い候補者がいない」  「私が入れても結果に影響しない」・・・
など投票行動に疑問を持つ人が多いようです。

佐藤さんという人が良いことを言っていましたので是非お耳を頂戴したいです。

誰に投票するかは関係ないんだ。若者は投票する人数が多いと政治家が考えれば若者の意見に耳を傾けるようになる。投票率が多いほど若者に有利なことをしてくれるようになるんだよ。誰に入れたかは関係ない。とにかく投票に行くことが大切なんだ。

わかりやすいでしょ。そうなんですよ。投票率が高齢者より多いとわかると、議員さんたちは一票が欲しくて、若者にとって良い政策を考えるようになるんです。
何度も言います。誰に入れてもいいのですよ。投票行動さえすれば良くなっていくのです。

実を言えば、私たちが投票する時それほど候補者について分析しているわけではないのですよ。
外れることもあります。でも大まかに言って高齢者向けの政策になって行っているのが事実ですからね。

やる気スイッチの押し方

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かなり前ですが、NHKの「助けてきわめ人」という番組で「やる気スイッチ」というのをどう見つけてどう押せばよいかを教えてくれました。
まるで勉強しないで遊んでいる娘さんと勉強させたくてあらゆることをしてきたお母さんの家庭に、ビリギャルを有名大学に合格させた例の予備校講師が登場して、すべてやり方次第だとはっきりわからせてくれるのでした。

その中で私が感心したのは、自分の子供の良いところを20個あげて下さいとお母さんに課題を出したところです。

2,3個はすぐに出てきますが20個となると簡単ではありません。そのお母さんも中々思い付かず苦労しながら書き上げていました。
その過程で自分がいかに子供を見ていなかったかに気づくのです。子供はすごく頑張っていたのに頑張った事をろくに褒めずに足りない所ばかり探しては小言ばかり言っていたのです。

実は子供は勉強以外では頑張り屋だったことが予備校講師により発見され、中学校の英語から復習していくとわかる喜びを思い出して「私って勉強好きかも」と言いだしました。

やがて娘さんは大学受験問題にも取り組んでいくのでした。

さて、

私はすごく困った時があって、試しに相手の良いところを20個探して伝えてみました。
確かにやる気スイッチが入りました。

私自身は良く見ていなかったと反省しました。良いところがこんなにたくさんあったのに何を言ってきたのだろうかと。

20個探すことは真の心があればこそできる事です。たとえ言葉に出して伝えなくても探すことでそれが伝わると思います。

みなさんも上手くいかない相手に対して20個の良い点を書き出して見て下さい。きっと上手くいくと思いますよ。




日本の職人は優秀だなあ~

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家のリフォームをしました。と言ってもお風呂と洗面所と台所だけですけれど。

近頃はさまざまな要望に応えるため、全ての機器の選択肢が豊富で組み合わせが膨大なのです。こちら側も選ぶのに頭脳が必要ですが、搬入から設置、後始末まで一切をそつなくこなして期日まできっちり仕上げて行きました。
数個のミスはありましたが注文と異なることはすぐに解決してくれて・・・あたりまえか・・・昨日までに完了しました。

機器の代金よりも工事費が2倍ほどかかり、ちょっとつらいのですが、汚れ一つなくゆがみもなく完璧に仕上がりました。

新築と違い、リフォームなのでゆがみなどに臨機応変に対応しなければいけないのですが、あれだけの取扱説明書を理解して現場で仕上げて行くのは優秀だと言わざるを得ないです。

高校生を教えていていつも不安があったのですが仕事となると出来るもんなんだと安心しました。

中学生が先生に万引きをしたと誤解されて自殺した事件がありました。

その先生は真面目で口調も柔らかく、評判が良い先生だという話も伝わっています。

私の長女も次女もそういう真面目な先生の指導で傷をおいました。

高校の先生も保護者に対して権力を持っていますが、中学の方がもっとあります。内申書という人質を取られているからです。生徒も保護者も十分わかっています。白いものも黒だと言われれば黒だと言わなければならないのは昔から変わっていませんね。

先生の中には自分は正義の手本のように思っている人が多いです。

長女の方は保護者の署名と印鑑をもらってきなさいと言われ、私が署名し印鑑を押したのに
「この字は子供の字だ、自分で書いてきただろう」と決め付けられ、その場で違うと言いましたが逆らうのかと言われて職員室で大きい声を出したので後で大問題になりました。先生は一旦口にすると絶対に訂正しないし謝罪もしない人が大多数です。
「そうか、お母さんに確かめるよ」と言う事がなぜできないのでしょうか。
私の字が子供っぽいという事で私が謝りました。

スカートの長さを短くしたこともなく、頭髪も校則を守っている長女を見ていればそんな発想は浮かばないはずですが。

次女の方はあまりにも悲惨でここでは話せませんが、今でも後を引いています。

そういう風になってしまう原因の一つは大学を出てすぐに教諭になってしまうからだと思います。新卒ですぐに教諭になる人ほど優秀だと思われ、自分でもそう思っている人が多いのではないかと思います。非常勤講師としてしばらく働いたとしても他の仕事に就いたことが無ければ似たようなことになります。
生徒の事を深く理解しようとするのではなく管理しようとしますよね。
頭から疑ってかかるし、何も反論させない。もう少し聞く耳を持って欲しいです。

私も、中学の卒業式で爆弾を仕掛けたというイタズラ手紙を職員室に置かれた時に字が似ていると犯人として疑われたという事を卒業式の後に聞きましたが、ショックでした。先生は笑って話されましたが、笑いごとではありません。バカがつくほど真面目だと同級生に嫌がられていた私なのに先生はそう思っていたんだと呆然としました。

先生にはなりたくないという生徒が時々いますがわかるような気がします。でも誰かがやらなければいけない仕事です。どうすれば良いのか名案はないでしょうか。

とにかく学校で何が起こるかわかりませんから、保護者達は毎日子供の話をよく聞いてください。話さなくても顔を良く見てちょっとした変化に敏感になってもらいたいです。順調に行っていると思っていても実は違うかもしれません。注意深く注意深く注意深く。




先日、今の高校数学で行列を教えなくなったことを書きましたが、あれから数人の方から「習っていなくても大丈夫だ」というご意見をいただきました。

私達よりも上の世代では高校で習っていなかったけど大学で初めて線形代数を勉強した時にむしろ新鮮で面白く、よくわかったということでした。


要するに大学教員の力量次第だという事ですね。

今の高校数学では行列が無くなってしまいました。

先日、当塾の高校2年生が

      「先生、行列ってなんですか。僕たちは習わないことになったようですけど。」

と言うので、2行2列の行列を軽く教えて

      「線形代数という名前で大学で学ぶようになるでしょう」

と言うと、

      「それって必要なんですか」

と言うので

      「理工系では必要だと思うけど・・・」

と答えました。大学の物理学科の先生達は行列を高校で学んでいないことをご存知なのでしょうか。行列から教えなければいけなくなるとその分大学での教科が減るかもしれないですね。計算方法をじっくり身につけることなく線形代数を学ばなければいけないのでどこまで理解できるかが心配です。

前回のブログで述べたように定積分を不定積分から教えるようになったのも数学嫌いを減らす目的だったようですが、マス教育で底辺の生徒に学力をつけようというすると中身を薄くするしかないのですが、中身を薄くしても底辺の生徒は元々学ぶ意欲がない訳だから効果は望めず、結局日本全体の地盤沈下になるだけではないかと思います。高校生を教えていると思うのは、わからないために意欲を失っているのは一部の生徒だけで、元々勉強は部活のついでにやっている場合が多いこと・・・だから逆にレベルを上げた方が引きずられて上がっていくような気がします。
少なくとも行列は行と列からなる四角形で、ラーメン店の前の行列のように一列とは違うことぐらいはわかるのではないかなあ。笑

グローバル化と言いますが、英語だけ話せるようになっても数学や物理が世界においていかれるようでは本末転倒ですよ。一部の子供の英才教育を本気で考えなければいけなくなっていると思います。みなさんはどうお考えですか?
30年ほど前は定積分と言うのは不定積分とは別物でした。不定積分は言わば微分の「逆」であり、定積分は関数と軸の間の面積でした。

ところが、・・・・・・今の高校数学では不定積分の差が定積分と教えられているのです。昔のように定積分を教える時にf(x)⊿xの積を細かな短冊のように描き、その面積をaからbまで足し合わせるという説明が表れない教科書まであるのです。

びっくりポンでしょ!

念の為、高校の若い数学教師に聞いてみると、dxは「微分の逆」を求める作業のシンボルでしかなく、dxに意味はないそうです。

困った!
大学で位置エネルギーを求める時に、力×距離をある区間で積分すると教えてきましたが距離に当たるdxに意味が無いと思っている学生にどうやって教えればよいのか・・・

そう言えば思い当たる節があります。x-y-z座標で積分する代わりにr、θ、φ座標で積分する時ヤコービアンを掛けなければいけないのですが学生たちはピンとこない顔をしていました。dxが距離ではなく単なるシンボルと思っているならdθだけでよいわけで、(例えば円筒形座標で)rdθにする必要性は感じないでしょう。(ちょっと細かい話ですみません)

いつからそうなったのか知りませんが、数学者はそれで矛盾がないと思っているのかもしれませんが物理屋は困るのですよ。

大学の物理を教える方達は現在の高校数学でそう習っていることを認識したうえで注意しながら講義してください。学生が理解できないのは学生の力不足が原因ではないかもしれないのですから。