花子とアン　あらすじネタバレ　第２週～９話「部屋掃除と父との再会」

花子とアン　あらすじネタバレ　第２週「エーゴってなんずら？」～９話

花子とアン　あらすじネタバレ　第９話「部屋掃除と父との再会　」

規律の厳しい寄宿舎生活になじめず、ホームシックにかかってしまったはな(山田望叶)と醍醐(茂内麻結)。
二人は「早く家に帰らせて下さい」と礼拝堂で神様に祈る。
すると「なぜ、そんなにここがいやなのですか？」という声が響いて、
つい、はなは「ここにはブラックバーンちゅう鬼みてえにおっかない先生がいる」と言ってしまう。
醍醐は「私達を家に帰してもらえないなら、あの人達をカナダに帰しちゃってください」とまで言っている。
ところが、それを二人の後ろで富山タキ（ともさかりえ）と、ブラックバーン（トーディ・クラーク）校長が聞いていて、
富山は校長に、すぐさま、それを通訳して耳打ちした。

目を剥いて怒るブラックバーン（トーディ・クラーク）校長。
寮母、茂木のり子（浅田美代子）が、とりなそうとしてくれたが、

「ホームシックを忘れるには体を動かすのが一番」と校長が言って、
英語教師、スコット(ハンナ・グレース)の部屋を掃除するよう命じられる。

掃除の得意なはなと、掃除などしたことがないお嬢様育ちの醍醐。

醍醐がスコットの部屋で美しく輝くジュエリーや化粧品に見とれている間に、はなは黙々と部屋をピカピカに磨き上げた。

その日のお茶の時間。
上級生の方々がお見合いの話をしていた。

スコット先生に感謝されるものの、はなの心は晴れない。
この仕事ぶりにスコットはたいへん満足し、これ以降、はなと醍醐の日課はスコットの部屋掃除になった。

醍醐が女学校に馴染んでいく一方で、相変わらず、はなの英語力は上がらず、一向に女学校に馴染めない。

その頃、はなの父、吉平は社会主義運動の旗手、浅野中也の力になりたいと言って、新聞社を訪ねていた。
「自分に出来る事なら何でも手助けしたい」と申し出ると、無愛想に寄付を願われる。
しがない行商人なので、お金はないと言ってすまなさそうに吉平は新聞社を出て行ったが、
奥で、吉平の言葉を聞いていた浅野中也が「行商」という言葉を耳に留めて、
部下の者に「宿を突き止めてくれ」と頼む。

夜になり、就寝前、お肌のお手入れをしている白鳥かおる子（近藤春菜）に
醍醐が「白鳥様はまだご縁談はないんですか？」と聞く。
白鳥は「それは振るようにございますよ。でも私の御めがねに叶う男性がなかなかいらっしゃらなくて…」と答える。
一条高子（佐藤みゆき）が「修和女学校の生徒は外交官や貿易会社の殿方から引く手あまたなのよ」と言う。
醍醐は「将来良い縁談に恵まれるために、学校生活を耐え忍ぶ」と言い出して、はなは、そんな心持ちが理解出来ない。

その夜、はなは、脱走しようとして、寝室からこっそり抜け出して庭へ出る。
門を登って越えようとしているはなの前に、吉平が現れた。
父は、はなの事が気になり、学校へ来て、覗いていたのだ。

久しぶりに、父と、心置きなく懐かしい方言で話したはなは、

少しだけ元気を取り戻すことができた。