世の中、薬、わけても気分を変容させる薬というものは数多くある。

効いているのか効かぬのかわけのわからぬ抗鬱剤…

上がりすぎた気分をなだらかにする抗躁剤というものもある。躁うつの、躁だ。

 

アルコールなど、すぐに楽しくなるだろう。即効性の薬物で、歩けば電車にひかれるし、

自動車を運転すれば人を死にいたらしめる。多めに飲めば急性中毒を起こすし、なぜ合法なのか謎である。

 

すぐに効果が出るものは、たいてい違法だ。

 

ところが、思わぬところに、意外なほど効果のあるものがあったのだ。

「気付け薬」である。

 

なんとなく、「気付薬」という言葉は知っていた。特に興味はなかったが。

 

1週間ほど前、

最近トレーニングにボクシングを行っているので、気まぐれに「ロッキー」シリーズのDVDを借りてきた。

 

試合前だか、試合中だか、口だか鼻だかに、何かが入った袋の口を突っ込んでいるシーンがあった。

あれは何だろうと思いネットで調べてみると、「気付け薬」なのだという。

ははあ。あれがか。

 

ふらふらになってコーナーに戻ってきたボクサーに吸わせるらしい。

かなりネットの情報を調べてみた。

ラグビーやらハンマー投げやらでも、スポーツ界においてはずっと使われていて、

朦朧とした状態がシャキッとする、まあはっきり言えば覚醒である。匂いをかぐと覚醒するらしい。

力も、通常に比べてだいぶ違ってくるらしい。

 

そんなもんあるのか。そう思った。

正体はアンモニアの水溶液とのことで、普通に薬局で売っているらしい。

 

興味を持って調べてみると、Amazonには医薬品の類はなかったが、ヨドバシドットコムでなんと二百円で売っている。

すぐに届き、効能の欄を見てみると、堂々と「虫刺されによるかゆみ、気付け」とある。ははあ。ええ??

 

固体のものもあるらしいが、すぐには手に入りそうになかった。

 

さっそくキャップを開けて鼻を近づけてみた。

 

思いっきり頬をビンタされたようだ。ははあ。これは目が覚める。

嗅ぎたばこは、やるが、一発の刺激はだんぜんこちらの一撃の方が効く。

眠くて眠くて仕方がない会議の時や眠くてだるい時にはこのビンタは効くだろう。

 

しかし、こんなもん、大丈夫なのかと製剤会社のサイトなどを見てみるが、

購入したような10%希釈くらいなら全然問題ないらしい。

健栄製薬なる会社の説明を下に引用したので見ていただきたい。

「Q.疲れて元気が出ないのでアンモニア水を使用する予定です 48歳男」「A.年齢制限の記述がないので2歳のお子さんに使っても問題ありません」

 

微妙に論点がずれている気がするが、問題ないらしい

 

完全にヒロポンの売り文句な気がする。

 

目覚めのコントロールには良さそうだ。

というか、良い。

 

朝から大急ぎで作成する書類があって、午前中マックに籠もって作成して、

速達で郵送した。

昨日少しでも手掛けたかったのだけど、どうしても動けず、今日になってしまった。間に合って良かった。

 

少し前からアルコールを飲ると、極端に身体がだるくなるようになった。

血液検査をしてもらったら、ガンマ値だの、肝臓の値がかなり悪くなっていたらしい。

こんなことは今までにはなかった。やっぱりストレスだと思う。
 

だからというわけではないけど、なんだか飲む気が最近失せてしまって、

買い込んでいたワインや男梅も冷蔵庫にほったらかしにしてしまっていて、手をつける気がしない。

 

メシも野菜を買い込んで・・・これは前回書いたかもしれない。

 

LINEもだいぶ疲れてしまっていて、ほとんど使っていない。

PS4のゲームも買っておいて、だいぶ投げっぱなしだ。ほとんど手をつけていないものばかり。

 

それでも一月前よりはだいぶマシになっているしマシになっていくと思う。

 

ミニポテトとドリンクバーでファミレスに一日入り浸って仕事をする。

せっかくMacBookを手に入れたのだから、とは思うけれど半年前で止まっていた投稿小説の

続きを書こうではないか。

 

まだあの屋敷への入り口で話は止まっていたはずだ。

 

 

 

 

 

 

その前に体調はすこぶる良いです。

躁鬱らしく、急激によくなっている。

できないことができてきています。

ブログを書くこととか。事務所にもそろそろ出所しなければ。

所長なのだから。

 

 

最近「アクタージュ」というコミックを読んでいる。

電子書籍サイトで少し試し読みしたのだ。

まだ4〜5巻しか読んでいないのだけど。

 

これジャンプ本誌の作品なのか?と思った。ヤンジャンや「スペリオール」っぽいと思った。

え、しかも、これ連載中なの、か?

 

天才、という言葉も陳腐なくらいの才能を持つ夜凪という高校生が

俳優のオーディションに挑む(生活費のため?)ところから

話が始まる。

 

ここだけ読むと、「響〜小説家になる方法」の設定と似ている。

 

今、5巻を読んでいる。舞台「銀河鉄道の夜」。

夜凪景演じるカムパネルラが車窓を開く場面。

「カタン」

 

座っているジョバンニが、「音がしたみたいだ、」と感じている。

 

去年か?一昨年だっただろうか?

友人知人?が出演するというので、三鷹に朗読劇を聴きに行った時、

俺は全く同じ経験をしていた。

 

(朗読劇銀河鉄道の夜じゃない方、さとり)

 

あんな経験は初めてだった。

ラストシーンで電車に乗っている二人が会話するシーン。

 

揺れる車内に、いた。

車窓の外には青空と田んぼが広がっているのが、見えた。

 

もともと「舞台って、台本全部覚えなきゃいけないし一発勝負なんでしょ、

セリフ忘れたらどうするんだろうなあ」くらいしか印象がなかった俺にとっては

衝撃でしかなかった。

 

今読んでいる、「アクタージュ」が、そんなシーン。

 

今は夏、俺はそれを思い出す。

 

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ここしばらくは、寝る前に相当なハードトレーニングをしている。

目的はお察しを。

 

ズバリプレイステーション4のVRを使ったボクササイズ。

相当ハードである。

 

ボクシングゲームなのだから、シャドーボクシングのようなことをやるのだけど、

1時間も続ければ、腕が上がらなくなる。

それでも単純に楽しいので、2時間、3時間続けたりもする。

 

酒もあまり飲まなくなってきた。コンビニで「洗わないでそのまま」的な

野菜を毎日買ってきて食ったりしてる。

 

いつまで続くことか。

脳に聞きたい。

 

早く入金しろよ、給付金10万。という落ち。

 

 

 

 

 

 

俺が罹患している双極性障害。厄介な病名だ。

うつ病ならうつ病で認知されているだろう。

「障害」と付くと、人の見る目も違ってくる。

パニック障害なんかだと、これは堂本剛あたりの芸能人がカミングアウトしているから、

「私もパニック障害」「私もそうかも」と我も我もと、むしろなりたがる人が多い気がする。

 

とはいえそれはネット上の話だろう。

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ここ数日で、生活のリズムを変えることで(というか、変えようとできる時点で鬱から抜け出せるだけのパワーが戻っているのだけど)、ひどい鬱から躁へ切り替わろうとしている。

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我々双極性障害の持つ躁の部分、鬱の部分。これらは切り替わる切っ掛けはあるか?

 

人によるのだろうか。俺の場合、確実に、ある。

それは様々で、テレビで見たプロレスラーの自殺のニュースだったり、

あるいは、ふと立ち寄った飯屋の従業員の態度にムカついたということだったりする。

 

今回の鬱は5か月くらい続いたかもしれない。

これは壮絶だった。

抗いもした。と思う。

 

ただひたすらに眠かった。

コロナ騒ぎで、家にいることが世界を守ることにつながると言われ、これ幸いと

ひたすら寝続けたのだ。

 

それでも、寝続けることをよしとしなかった。

夏休みの中学生のように、このまま昼も夜も寝続けていればいいやとは思わなかった。

 

なんとか動こうとしたし、外に出られる切っ掛けを作ろうとした。

みんなそうだろうと思う。

だから双極性障害が苦しいのだから。そこが双極性障害の苦しさなのだから。

少なくとも鬱状態のね。

 

躁状態の苦しさもよくわかっている。

でも鬱状態の時は「躁状態の幸せときたら」なんて思ってる。

 

だから早く躁状態が定着してくれればと思ってる。

 

 

 

 

女子プロレスラーが自殺した。

僕は俺はトーマはまさにその時間起きていた。

Twitterのトレンドがそのレスラーの名前関連だらけになっていたけれど、

あいにく木村花という選手を聞いたことがなかった。

 

どうもリスカの写真をアップしているみたいだったけれど、

さっと見渡してもその写真を見ることはできず、

その木村花という人のアカウントに直接アクセスしてまで見ることはしなかった。

その時点で相当、の数の人が心配そうなツイートをしていた。

 

翌朝になると亡くなっていた。

硫化水素とのことだった。

 

リストカットした後に、本当に自殺することって、少ないと思う。

よほど壮絶な攻撃に遭っていたのだろうと思う。そのリストカットのツイートの

リプライでさえも。

 

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そういうリプライをして、彼女を殺した奴を特定するようなことは

「Twitterで人を追い詰めた人をさらに追い詰めるのか」という意見が散見されるけど、

身を以て追い詰められればいいと思う。「憎しみの連鎖はやめよう」みたいには、思わない。

ただし、追い詰める人間に、責任を負う覚悟があるのであれば。

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なんだかんだで、コロナはさんざん僕たちを振り回した。

夜は居酒屋にも行けなくなったし、どころか、ガストは8時には追い出される。

映画館は閉鎖され、美術館にも行けない始末。

 

どだい、「外出を、平時の2割まで減らせ」ということが無茶苦茶なのだ。

そして、本当に渋谷の人口を8割減らしたのだから、そんな日本人も無茶苦茶だ。

 

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そんな騒動も少なくとも日本では終わりを迎えようとしている。

僕は打ちひしがれている。

何。いつものことだ。

 

いつもいつものことだ。

 

それもあってか、これもいつものことだけれど、

すこぶる体調は悪い。

やはり睡眠だ。もう、まともに、「あったかい布団でぐっすり寝る」ということが

できなくなって、十何年になるだろう。

 

最近では、眠っている間に心臓がギリギリと痛み出して、起きることさえあるようになった。

いよいよもう、長いことはないのかもしれないと思い始めている。

 

清水の舞台から飛び降りる気持ちでMacBook Airを買った。

少し前に入院した時の保険金が少し入ったので買ったのだ。

 

タイミングの悪いことに、購入しようとしたのが、「テレワークを始めましょう」という

社会の流れの真っ最中だったものだから、出遅れてしまって、全然納品されない。

25日ほど経って、やっと届いたのが、5/25。

届いてみて、びっくりした。DVDドライブがない。USBを挿すジャックが、ない!

イヤフォンを刺そうにも、Lightningじゃない。

 

仕方がないから、USBのハブとDVDドライブをヨドバシ.comで追加注文。

Macっぽくないけど、仕方がない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


まだ三鷹ではありますが、
12月21日、22日、三鷹の朗読劇
「銀河鉄道の夜を越えて」のオーラス、
千秋楽観に、聴きに行きました。


朗読劇へ参戦するのは、これで3回目でしょうか。

まだスタジオを出てまもないので、特に印象に残ったところ。さっと、感想を書かせていただきます。


・あっという間の1時間半
え!もう終わりか!という1時間半でした。
もっと三鷹った、もっと聴きたかったという、時間。でも。全部明かにしない伏線というか、伏線というか、秘密があったと思います。
それを帰りの鉄道の中で想いながら帰るというのも、いい引きな気もします。
いや、いや、劇とか知らない自分のただの行政書士の感想です。

・一番存在感があった・・・
私と同じ名前ですが、
サトシの存在感は強烈でした。声も演技も、うおっ、と引き込まれるものがありました。
今回は声に重点が置かれているように、素人の自分は感じたのですが。それを差し引いても、サトシ役の人は良かったなと想います。


・キジマさんは?
いや、自分はキジマさんの話も、話の一つの軸になっていくのかなと思っていたので。ちょっとそこはすかされてしまったのかなと。リンさん!!!がどう出てくるのかとか!えーっとですね、リンさんの演技を、劇をもっと観たく聴きたかったなあ。リンさんは舞台から、ソデ(っていうのでしょうか)に行く時も表情が豊かで、ああ、
いいなあと思いました。アンナさんを攻撃する時も。さすがにざわざわざわの声は聞き取れません。

・アンナさん
この世界に入り込める。没入できる。それを表現できるのはすごいなと思いますね。言葉のちょっとした語尾とか。

・旅人とか先生とか
ねちねちした先生とか旅人の人も、印象に残る。

・銀河鉄道
聞き入っていると、ああ、今宇宙を、鉄道に乗っているのだなと、入り込んでいる時間が確かにありました。それは俳優の皆さんの力によるものだと思っています。さとりほどの衝撃ではありませんでしたが、よい時間を過ごさせていただきました。



















私が身体とか、どういった類の障害かということは別にしておき、障害者雇用の大きな問題点があります。

前提知識として、障害者が働くとして、そこには二つの選択肢があります。

「私は障害者です」と明らかにして働くか。
それを隠して働くか。

前者はオープン、後者はクローズと呼びます。


オープンの場合、企業側にとっても補助金が出るとか、「障害者を雇っていないために生ずるお金(罰金ではない)」を取られないというメリットがあります。

クローズは普通の人が普通に仕事をするのと変わりはありませんね。


オープンの場合、これは企業の担当者によって全く違うのですが、「障害者が来たぞ」ととらえられて仕事をすることになるか、どうかということです。

これは完全に担当者によります。
障害者だから簡単な仕事しかさせないとか。同じ仕事をしていても障害者雇用として入れているのだから賃金が安いとか。こんな話はいくらでもあるのです。


私はひとつ問題提起をしたい。

障害者だろうが、将来的には結婚もしたいし、恋人だって作りたい、子供だって欲しいと思うでしょう。

そんな時に、時給1000円前後で、それができるかどうか。

恋人が誕生日です。
そんな時、オープンで時給1000円前後だとして、彼女をディズニーランドに連れていくことができるでしょうか。

プレゼントを買うお金や、ちょっと美味しいものを一緒に食べようということができるでしょうか。
できません。サイゼリヤのデキャンタワインくらいです。

これを主張するとこうなります。「障害者だとしても、同じ仕事をしているのだから、お給料をせめてもう少しあげてください」

これでは、鼻で笑われるでしょう。


ですから、私は「今風の言葉」で問題提起をしていきたいと思う。

「障害者雇用のQOFについてどう思うか?」

QOFとはクオリティオブライフのことです。生活の質のことです。

障害者といえども、恋人や妻や夫の誕生日にはおいしいものを食べたいという気持ちは自然なものです。

そこを企業などに訴えていきたいと思っています。