【桐壺189-③】古文単語~「しげし」とは? | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

【桐壺189-③】古文単語~「しげし」とは?

こんばんはラブラブあいです。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

■【源氏の君】…光源氏のこと

■【あたり】…付近、そば

■【去る】…離れる、去る

■【ぬ(ず)】…~ない

■【~を】…~のを、~ので、~のだが

■【まして】…(誰よりも)まして

■【しげし】…足繁く、頻繁に

■【渡る】…行く、通る、移動する

■【せたまふ】…~あそばす、~させなさる

■【恥づ】…恥じ入る、恥ずかしがる

■【あへず】…~しきれない、最後まで~できない

■【え~ず】…とても~できない(不可能)

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


今日はこの中から、

「しげし」についてお話しします。

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

【しげし(繁し)】

   アップ

なんか、現代語でも見たことありますね。

 

木が繁るとか、足繁くとか…

 

ですが、現代では、形容詞単独で用いられることはあまりありません;;


 

なので、訳出に躊躇する人もいるかと思いますので、

出てきたものから、きちんと訳を押さえていきましょう♪


 

【しげし(繁し)】

①(木や草が)生い茂っている

②多い、たくさんある

③絶え間ない、しきりである

④(人目などが)多くて煩わしい

 

基本的には、現代使われてる場合と同様、

多い、繁っている、煩雑だ、の意。


 

今回は、③の意のようですね。

現代にも通ずる「足繁く」などと訳出しても自然です!

(●´エ`●)


 

基本的には、多い、繁っている、煩雑だ、の意。


源氏物語【イラスト訳】で古文の偏差値20アップ↑し、大学受験に合格する方法

流行らせましょう♪

(o^-')b


☆その他の重要古語☆
「せたまふ」についてはこちら→

「え~ず」についてはこちら→

「~あへず」についてはこちら→

重要古語一覧はこちら

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

【古文】

源氏の君は御あたり去りたまはぬを、ましてしげく渡らせたまふ御方はえはぢあへたまはず。

     アップ

今回の古文、一語一語、現代語訳できますか?

難しいようなら、もう一度イラスト訳を復習してね♪

 

 

【桐壺189-①】イラスト訳

【桐壺189-②】イラスト解釈

 

あいでしたラブラブ