Virtual PC 2007 と RDC for Mac 2.0 | 祝12周年!「お宝広告館」は「東京広告なび」へ

Virtual PC 2007 と RDC for Mac 2.0

今回は、無料で使える便利なマイクロソフト社製のソフト、「バーチャルPC」と「リモートデスクトップ」のご紹介で~す。何となく「高度な活用してるじゃんオレ、スゲ~」的な気分になれるソフトです(笑)。
それから、WindowsXPでMacOS9を動かしてみました。
お宝広告館 【まれにみるみれにあむ】-仮想環境一式
開ける物を全部開きました。MacOS9が3枚開いてます。解説は文末で。


部屋に4台のPCが。どうすんだよこれ。
ウチのPC環境なんですが、ちょっと前までMac OS9とWinXPの2台で運用してました。その後、2008年にMacProとWinVistaを購入。というわけで昔使っていた2台はすでにお払い箱なのですが、、、
お宝広告館 【まれにみるみれにあむ】-デスクトップPC所有機
【関連ブログ記事】
>> 2008年09月24日 アキバの甘いワナ  マカーのWindows事情あれこれ。
古いマシンを中古買取で処分しようにも、Macの方は改造し過ぎて原型をとどめないくらいになってしまってるし、XPの方はマシンスペックが古過ぎて500円にもならなそうで、仕方ないから4台で運用しようかなぁ、でも邪魔だなぁ、電気代掛かるなぁ、とか思いながら部屋の片隅に積み上げて放置している状態。


1台の液晶モニターで、複数のPCを活用するには
以前使っていたアナログのモニタ切替器はあるんですが、デジタルとアナログ混在の現在では役に立ちません。MacProはデジタル接続、Vistaはアナログ接続なので。
お宝広告館 【まれにみるみれにあむ】-VGA切替器
しかしこの点は、液晶モニタ側にデジタルとアナログの2系統の入力がついているので解決。ここまではいいんですが、この2系統の切替操作がとても面倒。スイッチひとつでポンっと切替えられればいいんですが、操作メニューが使いづらくて切替に超手間が掛かります。結果、切替えが面倒でvistaの方は全く使わなくなっちゃいました。
お宝広告館 【まれにみるみれにあむ】-モニター背面
これを解決するには最新のモニタ切替器を買えばって話しですが、出来れば出費は避けたいし、これ以上自宅に機器が増えるのも避けたいっすよね~。Macのデジタル出力をアナログ変換すればイイじゃんっていう話しもあるんでしょうが(Macには変換ケーブルが標準で付いてくるので)、アナログとデジタルの差はあまりにも雲泥の差で、いまさらアナログに退行するのはもう勘弁なのであ~る。


MacからWindowsをリモート操作。液晶モニタは1台でOK
お宝広告館 【まれにみるみれにあむ】-リモートデスクトップ
で、先週ふと気が付いたんだけど、VNC(Virtual Network Computing)のフリーソフトを入れれば、MacProからVistaを遠隔操作できるじゃん。検索してみたら、VNCのフリーソフトを使わなくても、マイクロソフト純正でMacからVistaを動かせるリモートデスクトップソフトがありました。マイクロソフトのリモートデスクトップクライアント for Mac2.0です。
>> Microsoft Remote Desktop Connection Client for Mac 2.0
お宝広告館 【まれにみるみれにあむ】-Microsoft RDC for Mac
Mac と Windows を直結!
Remote Desktop Connection Client for Mac を使用すると、Macintosh コンピュータから
Windows コンピュータに接続して、そのコンピュータ上のプログラムやファイルを操作することができます。

リモートデスクトップは、大企業なんかのシステム管理部門が各部署のPCのメンテナンスをするのによく使っていて、別のPCの中身を自分のPCで操作できるのです。仮に25階にある営業部のPCに不具合が起こった場合、42階にいるシステム管理部の人間はわざわざ25階にエレベーターで降りていかなくても、その場にいながら遠隔操作で不具合を修正したり、ソフトをインストールしたりできるのです。
早速試してみたら、接続したWindows vistaが結構サクサク動いて快適です。こりゃありがたい!!
問題が一つ解決しました。


XPの実機、世代が変わってもあと少しだけソバにいて♪
やはり去年なんですが、ネットブックのEeePC 4G-Xを購入したので、その時いよいよデスクトップの古いXPマシンは処分しようかと考えてました。しかしEeePC 4G-Xを使ってみると思っていたよりも全然非力で、デスクトップの代用品にはならない事が判明。
【関連ブログ記事】 >> 2008年12月02日 ASUS EeePC 4G-Xが型落ちして悔しい件
お宝広告館 【まれにみるみれにあむ】-EeePC 4GX
という事で、デスクトップマシン必須となってしまいましたが、vistaは何だか使い勝手もピンとこないし、周囲では誰も使ってないので、やはり当面はXPのデスクトップ機は残しておきたい感じです。とは言えやっぱケースがデカいし邪魔なんだよねぇ。


Mac上のVMwearで動かすWinは、起動がモッサリ
実は、Mac上でVMwearという仮想化ソフトを使って、XPとvistaもゲストOSとして動かしているのですが(おかげでOS貧乏になりまして(笑))、これはゲストOSの起動が重くて待ちくたびれます。起動する間に心が折れて、使う気がすっかり失せます。Macのメモリを増設すれば速くなるんでしょうかねぇ。いやしかし起動時間って、メモリの問題でもないよなぁ。
お宝広告館 【まれにみるみれにあむ】-VMwear FUSION


でも起動後は、快適サクサク
あ、付け加えると、ゲストOSの起動はちょっと遅いんですが、立ち上がってしまうと結構サクサク動くので、実用面では全く問題ないです。以前は動きがもうちょとモッサリしていた気もするのですが、アップデートしたらかなりサクサクになったような気がします(あくまで個人の使用感です(笑))。うちの古いXPマシンより、こちらの方が全然処理速度が速い。Linuxを入れて遊ぶ事も出来ます。購入を考えている方は、ボクがお勧めします!!
使用中はHDDが常にカラカラと音を立てて回りっぱなしなのが気になる事もあるので、仮想環境は起動ディスク以外のHDDに入れておく事をお勧めします。その方が処理速度アップとかHDDの延命など様々なメリットがありそうです。SSDを導入すれば起動もさらに速くなるのかしらねぇ。


vistaの64ビット版はまだ早すぎる?
時代を先取りして、MacProの「VMwear」用には64ビット版のvistaを購入しましたが、やっぱ世間が言う様に64ビット版はまだ時期尚早です。ボクのような一般人は32ビット版を買う のが正解かと思います。ウチではセキュリティソフトは、Kingsoftの完全無料版使って全部タダで済ませているのですが、なんとこれが64 ビット版に対応していない。セキュリティなしでネットにつなぐのはあまりにリスキーです。
たまたま今回「VMwear」がキャンペーンをやっていて、1年間マ カフィーのアンチウィルスソフトが無料で使えるという事で事なきを得ましたが。。。OSとマシンを作っている会社が別だと、最新技術へのシフトもなかなかスムー ズには行かないようです。


Virtual PC 2007 無料じゃん。Vista上でXPを起動できる件
さて、ふと思い出しました“Virtual PC”。Windows上で古いOSを動かす仮想化ソフトです。Mac機上で仮想Windows XPを動かすより、Windows vista機上で仮想Windows XPを動かした方が純正度が高いので、なんぼか速いんじゃないのかしら。そしたら古いXPマシンはいよいよ処分できるなぁ。これから試してみます。Windowsはメモリが安いから、vistaには最大限のメモリを積んでいるので速度も期待できそう。これで問題がふたつ解決しちゃった。
お宝広告館 【まれにみるみれにあむ】-バーチャルPCアイコン
で、その後試してみました。Windows vistaのデスクトップマシンにインストールして、Windows XPをゲストOSとして導入。ゲストOSはマイクロソフト製品しか使用出来ないので、Linuxを使いたい方は類似のフリーウェアを探してください。このバーチャルPCですが、そのまま使う分には実用的に全く問題ないです。しかしMacからリモート接続したひにゃゲストOSの方はカーソルがマウスの動きについてこなくて、いまどこにあるのかもわからないくらい、ディスコのフラッシュライトの中で踊ってるような残像現象が。


“バーチャルマシンの追加機能のインストール/更新”で爆速に
しかし、これには解決策がありました!!メニューから「バーチャルマシンの追加機能のインストール/更新」を実行すると、多くの機能が向上した上に実行速度もかなり上がります。画面解像度の選択肢もイッキに増えます。MacProからリモート接続してゲストOSを動かしても十分実用的な速度です。しかもゲストOSであるXPの起動も爆速。いやはや快適快適。やっぱり起動が速いのが一番ですよ。
お宝広告館 【まれにみるみれにあむ】-機能追加
後日談:当初は起動がかなり爆速だったんですが、その後このゲストOSであるXPに、SP2、SP3を適用して、アンチウィルスソフもを入れたら、何だか普通の起動速度になっちゃいましたね~(笑)。


古いMacには、定額給付金で爆速SSDを(笑)
あとは、古いMacをどうしようかなぁ。OS9を使う事は実際はもうないんだけど、「OS9は20世紀の究極に完成されたOS」だと思っているので、捨てるのがもったいない(笑)。定額給付金でSSDでも購入して高速化した上で、MacProからVNCソフト経由のリモートデスクトップで使おうかなぁ。
【関連ブログ記事】
>> 2009年02月02日 SSDで、古いPCの起動が爆速になる?!


SheepShaverを使うと、intel Mac上でOS9が動かせる
MacProには“SheepShaver(無料の仮想化ソフト)”でOS9を入れてはいるものの、これも処理が重くてあまり実用的ではないのと、文字コードの問題でOSXとのデータのやり取りがいろいろ面倒くさいのです。やり方によっては文字化ける化ける。
お宝広告館 【まれにみるみれにあむ】-sheepshaver
と思って、久しぶりにSheepShaverを起動してみたら、あれあれ、起動は遅いものの、起動後はかなりサクサク動きます。ボクの記憶力って、、、みなさんも人を信用しないで、自分で使ってみてください(笑)。
今回、更なる高速化を求めて、SheepShaverも起動ディスク以外のディスクに移してみました。
【関連ブログ記事】 
>> 2008年02月06日 インテルマック上でOS9を動かす


そしてWindows上でもOS9が動くのだ
このSheepShaver、Windowsマシンにもインストール出来るので、Mac OS9.0.4までならWindowsでも動かす事が出来ます。MacProとWindows、どっちがサクサク動くのか試してみようかと思います。MacProの方が圧倒的にマシンスペックは勝っているのですが、やはり実際動かしてみないと。ちなみにvistaには標準では対応してません。改造してvistaで動かした人もいるようなので、検索してみてください。


何で動くのか、全く意味分かんない(笑)
あ、いま動きましたっ!! さっきセッティングし終わった所です。Virtual PC 2007上のWindowsXPでMacOS9が動いてます。なんでWindows上でPowerPC用のOS9が動くのか、全く理解出来ません(爆)。何年か前にも実機のデスクトップXPマシンで試した事があったのですが、その時は何故だかXPがクラッシュしてしまい断念しました。スピードはやはりMac上で動かすより重いです。

intel MacでSheepShaverを使ってる人は、Windows版でもそのままイメージファイルとROMファイルが使えるので、超ラクチンですよ。参考にしたサイトはここ↓
>> Jikoman MacOS9で遊ぶSheepShaverの使い方


※文頭の写真の解説
お宝広告館 【まれにみるみれにあむ】-仮想環境一式
ウインドウは手前から順に、
(1)Windows XP(VMwear)
  (1-a)MacOS9(Sheepshaver for Win)
(2)Windows vista 64ビット版(VMwear)
(3)MacOS9(Sheepshaver for Mac)
(4)Windows Vista( RDC for Mac 2.0によるリモート接続)
  (4-a)Windows XP(Virtual PC 2007)
    (4-a-a)MacOS9(Sheepshaver for Win)
(5)ベースマシンはMacProでOSは10.5です。
計8個のOSが同時に動いてます。MacProのメモリが工場出荷時のままなので、ここまで開くと表示するだけで精一杯です。

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