・水素水の仕組み
こんにちは、西村 環(にしむら たまき)です。
水素水とは何かといいますと、水素分子が、水分子と水分子の隙間に一時的に入り込んでいる状態のモノです。
水分子は、わりにがっしりくっついているので、若い頃はゴクゴク飲めた水が、喉に引っかかるような気がして、だんだん飲みにくくなるのは、水分子ががっしり固まっているからです。
水素水にすると水素分子が、水分子の隙間に入り込んで、水分子をばらけさせるので、まろやかになり、美味しくなったと皆さん感じていただけます。
水素水の飲用で、身体に吸収された水素は、カラダのどこに行くでしょうか?
水素は、細胞膜を通過して、なんと細胞室に入り込むのです。
水素は「細胞」の中まで入りこんで「細胞」を元気にするというわけです。
細胞室に入り、細胞の中にある活性酸素を中和し、ミトコンドリアを元気にし、代謝は良くなるし、活性酸素による遺伝子の損傷を防いで、細胞分裂が正常になる!!
老化を防ぎ病気を予防すると言われる所以です。
では、この水素、どうやって「細胞」の中の活性酸素を除去するのでしょうか?
私達は、呼吸により酸素を体内に取り込んで、細胞の中のミトコンドリアが酸素と糖を使ってエネルギーを生産しています。
この酸素をエネルギーに変えるときに出るススが活性酸素です。
この活性酸素にも、善玉、悪玉がいましす。
酸素は普通O2、酸素元素が2つ、手をつないだ状態でいます。
活性酸素になっても、手をつないでいる時は、細菌や病原菌を見極めて、退治してくれるのですが、この活性酸素、O2の手を離して、Oだけになると、悪玉活性酸素になってしまいます。
こうなると、手当たり次第電子を奪おうとして、大暴れして、細胞の遺伝子DNAを傷つけて、老化、病気の原因になります。
その手を離してO2→Oになった悪玉活性酸素、ヒドロキシラジカルにだけ、水素H2は反応して、水に変え、体外に排出出来る優れものなのです。
実は、水素は食物や水に含まれています。
胃腸で分解吸収され、血液の中に入る時に変化して、「活性水素」になります。私たちは腸で「活性水素」を発生させていて、オナラの7割は水素ガスなんですよ。
しかし、年を取るとこの分解吸収がうまく行われなくなります。水素として取り入れられないまま、体外に排出されてしまいがちです。すると活性酸素が除去されず身体に溜まり、疲れや病気を引き起こします。
そこで、外から飲用や経皮、吸引、点滴などで水素を補いそれを血液中に取り入れることにより「活性水素」にします。
私たちは一日に、14リットル以上の活性酸素を出しています。私たちが感じる「疲れた」ところには、エネルギーの燃えかすとも言うべき活性酸素、ヒドロキシルラジカルが残っています。
ビタミンなどの抗酸化物質は、分子が大きく、脳や子宮には届かず、シャットアウトされてしまいます。水素は脳や子宮にまで到達できるというが、水素の利点であり、近年、水素が脳の疾患に有効だという研究データが次々報告されています。
もう一つの利点は、水素には副作用がありません。今後さらに研究が進み、脳の疾患予防や治療に水素が活用されることが期待されています。