京都市立芸術大:“アカハラ”発言で教授を停職1カ月

 交際していた女子大学院生に対し、学位取得への影響力を誇示するような発言をしたなどとして、京都市立芸術大は16日、音楽学部の男性教授(55)を停職1カ月の懲戒処分とした。

 大学によると、教授は04年4月から07年2月まで院生と交際。院生の論文について「自分が教授会でふさわしくないと演説したら×が増える」などと話した。院生は、関係解消を拒むための強権的な発言と受け止めたという。

 院生は07年5月、事実関係の調査や教授の処分を申し立て。大学の調査委員会が内部調査していた。渡辺真学長職務代行者は「学生の教育研究の権利を害した行為。信頼を失墜させたことを深くおわびする」とコメントした。【田辺佑介】

毎日新聞 2010年12月17日 0時13分

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20101217k0000m040085000c.html

女子学生と交際、アカハラ発言も…京都市立芸大教授停職
 京都市は16日、女子学生に対する不適切な言動があったとして、市立芸術大音楽学部の男性教授(55)を同日付で停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 市によると、教授は2004年4月~07年2月に女子大学院生と交際。その間に一度、博士号の論文について「自分が認めなければ、教授会で合格しない」と話したほか、交際が終わった後も「電話に出ないとまずいことになる」と繰り返し電話をかけた。

 教授は事実を認め「圧力をかけたのではなく、しっ咤激励だった」と話しているという。
[ 2010年12月16日 19:40 ]

http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20101216085.html

市立芸大教授がパワハラで停職1カ月
(2010/12/16)
京都市西京区にある京都市立芸術大学の教授が、大学院生と交際し、自分と別れれば博士学位を取れなくなるかも知れないなどと脅したとして、処分を受けました。
停職1カ月の処分を受けたのは京都市立芸大音楽部の55歳の男性教授です。
京都市立芸大によりますとこの教授は、学生との交際を禁止した申し合わせ事項があるにもかかわらず、2004年4月、当時、博士課程1回生だった26歳の女子大学院生と3年近くにわたって交際した上、女性が博士課程を修了する際、自分の発言次第で博士学位を取れなくなるかも知れないなどと女性に恐怖感を与えた疑いがもたれています。
男性教授は、交際したことは認めているものの恐怖感を与えたことなどは否定しているということです。
京都市立芸大の渡邊眞学長代行は「信頼を失墜させ申し訳ない。再発防止に向け研修を強化したい」としています
http://www.kbs-kyoto.co.jp/contents/news/2010/12/post_6050.htm