福井工大教授が酒席強要アカハラ 減給の懲戒処分
(2011年9月8日午後8時50分)
 福井工大機械工学科のの男性教授(65)が、男子大学院生に酒席を強要するアカデミックハラスメント(学内での嫌がらせ)を行ったとして、同大が減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしていたことが8日分かった。

 男子大学院生と保護者から3月に相談を受け、大学側が調査していた。処分は6月21日付。同大は当面の間、同学科の教員と学生の酒席を禁じている。

 同大によると、教授は昨年4月ごろから今年初めにかけて4回、この大学院生を含む複数の男子大学院生を酒席に誘った。相談した大学院生は2回参加したが「酒席を強要された」と感じたという。

 教授は「少し誘いすぎたと反省している」と話しているという。同大は「事実関係をきちんと調査して処分した。今後もアカデミックハラスメントには厳しく対応し、再発防止に努めたい」としている。

http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/30322.html