「在日信者を通して北朝鮮に潜水艦を売った統一教会(3)」の続きです。
<韓国・サンデージャーナル2017/9/21記事より>
https://sundayjournalusa.com/2017/09/21/%EC%95%88%EC%B9%98%EC%9A%A9-%EB%8C%80%EA%B8%B0%EC%9E%90%EC%9D%98-%ED%8A%B9%EC%A2%85-%EB%B0%9C%EA%B5%B4-%EB%B6%81%ED%95%9C-icbm%EA%B0%9C%EB%B0%9C-%ED%86%B5%EC%9D%BC%EA%B5%90-%E6%97%A5%EC%BB%A4/
北朝鮮ICBM開発 「統一教会・日本コネクション合作品」
◆モンデール、94年国務省公文書で「北ICBMの秘密」明らかにする
◆統一教会信者ソ・ジェホ氏 日本の会社名義で購入し、北に送る
◆露・フォックストロッ卜級・2隻、ゴルフII級・10隻すべてにSLBMを採用
■スクラップ(くず鉄)として購入したロシアの潜水艦
大陸間核弾道ミサイルとして完成させた

北朝鮮が24年前にわずか10万ドルで購入した、ロシアのゴルフII級潜水艦が今日、アメリカ本土まで脅かす大陸間弾道ミサイルの開発を可能にしたと米国務省の外交専門が発見した。1990年代初め、ゴルバチョフ大統領の登場で、ソ連[ソビエト連邦]は改革と開放の波に乗って軍備縮小に乗り出して老朽化した潜水艦を金属スクラップ価格で売り出し、北朝鮮は統一教会信者が設立した日本の貿易会社を表に立たせ、1993年末、大陸間弾道ミサイル3発を搭載できるソ連潜水艦を購入することに成功したことで、スクラップ価格で、ロシアの先端技術を手にしたのである。
この公文書は当時カーター大統領の副大統領を務めたウォルター・モンテール駐日大使が作成したもので、世界的に有名な軍事専門誌にもこのような事実を認めている。統一教会内、日本国内の朝鮮総連系の統一教会信者が北朝鮮の核武装とミサイル開発に大きな役割を果たしたというわけだ。
(アンチヨン(シークレット・オブ・コリア編集者))
去る1994年2月8日午前9時40分、ウォルター・モンデール、当時の駐日米国大使が国務省に秘密文書を緊急打電した。公文書番号は「東京-1995」、タイトルは 「ロシア潜水艦と統一教会」として計7ページ分の長い文書だ。モンデール駐日大使は、すでによくご存じのように過去1977年から1981年1月までに、ジミー・カーター大統領の下で副大統領を務めた大物であり、1993年から1996年まで、ビル・クリントン大統領政権時、駐日米国大使を務めた。モンデール大使は、この公文書から「東京1011、東京684」などの関連文書が存在すると明らかにし、継続的にこの問題を本国に報告したことがわかる。モンデール大使は、「アリヨシ柴田(柴田在慶)」という日本人が運営する小規模貿易会社 「トウエンショウジ(東園商事)」 が ロシアの潜水艦をスクラップとして買い取り、北朝鮮に販売するという報道が相次いでおり、 「アリヨシ柴田」 は韓国名が徐在虎(ソ・ジェホ)、朝鮮総連系人脈で統一教会信者だと報告した。
■北朝鮮ICBM開発は 統一教会の作品?
モンデール大使は昨年の夏、すなわち1993年の夏、日本のテレビ放送がロシアのフォックストロッ卜級潜水艦20隻をスクラップとして北朝鮮に販売すると報じており、当時、ロシア国防省は潜水艦は解体し武器は除去され、すでに6年前スクラップ(鉄くず)になったと釈明したと説明した。北朝鮮が外貨稼ぎや建設用鉄材を確保するために、ロシアや中国で機関車や鉄道レール、潜水艦などを買って、北朝鮮で解体するということだ。

(▲ウォルター・モンデール駐日大使が1994年2月8日、米国務省の「ロシアの潜水艦と統一教会」というタイトルで報告された公文書)
しかし、ロシアと中国が北朝鮮の貿易会社を信頼していないため、東園商事という日本の貿易会社が北朝鮮の代わりをしたと述べた。いわゆる鉄スクラップ関連三角貿易である。東園商事は、ロシアでトン当たり60ドルで潜水艦などを買い取り、北朝鮮に130ドルで販売し、北朝鮮で解体した鉄スクラップをトン当たり170ドルで、中国に再び販売するというものである。
この公文書によると、1994年2月4日週刊朝日がロシアの潜水艦を購入した東園商事が統一教会信者が運営する会社という事実をスクープした。この会社の幹部4人が統一教会合同結婚式を介して結婚するほど熱心な統一教会信者ということだ。週刊朝日の報道後、週刊ポストという週刊誌が東園商事の社長「アリヨシ柴田(柴田在慶)」を電撃インタビューし、その全文を2月11日付けで掲載され、このインタビューにロシアの潜水艦が北朝鮮に移された経緯が詳細に説明されている。
モンデール大使が公文書で、この記事を詳細に言及している。アリヨシ柴田(柴田在慶)はこのインタビューで「東園商事が、ロシア軍需業者と1993年11月16日潜水艦2隻を、3日後の11月19日追加で潜水艦10隻を購入する契約を締結したが、1994年1月までに、実際には、1隻の潜水艦だけ購入し、現在、混乱(北朝鮮のロシア潜水艦購入のメディア報道を意味)しており、残りの潜水艦をどのようにしたらよいか分からない」と答えた。
■在日僑胞 統一教会信徒ソ・ジェホが買い取り
東園商事が契約した潜水艦は、フォックストロッ卜級2隻とゴルフII級潜水艦10隻であり、この二種類の潜水艦のすべてに潜水艦発射大陸間弾道ミサイル[SLBM]がそれぞれ3基ずつ搭載されている。潜水艦発射大陸間弾道ミサイルは、陸上から発射されるICBMよりもはるかに高難易度の技術が適用される。まさにこの潜水艦が日本を経て北朝鮮に販売されたのである。
アリヨシ柴田は潜水艦1世の価格が約千万円、米ドルで10万ドル程度であり、1993年12月前払いで660万円を送金し、330万円相当の資金をすぐに送金する予定だと明らかにした。1隻は確かに購入したのだ。特に、北朝鮮がロシア潜水艦を買ってくれと、自分に要求したことを明かした。
潜水艦1隻の重量が約800トンから900トンであり、鉄スクラップとして使用するというのだ。柴田はこの潜水艦がただの鉄くずの塊で絶対に軍事用途に使用できないと強調して、潜水艦がロシア・ハバロフスクで北朝鮮の羅津に移され解体されると主張した。
また、自分は1993年4月にも、ロシアから蒸気機関車を購入して、北朝鮮に売ったと明かした。彼はまた、当初、潜水艦40代を購入するという報道は明らか誤報であり、会社名を広く知らせるために誤報について抗議しなかったと説明した。潜水艦をたくさん買うといえば会社名をさらに広く知らせることができると考えたのだ。
特に彼は「私はフォックストロッ卜潜水艦がどのような用途であるか知らなかった。ただ、契約通りに潜水艦を買って、北朝鮮で解体した後、中国に売って収入を上げること以外は何も考えたことはなかった」と言い「ハバロフスク[ウラジオストク]で売れない潜水艦が非常に多く、最終的にはスクラップ解体される。ロシア側が広報目的でメディアを接触しながら誇張報道されている」と強調した。
■合同結婚式後、日本に移住した親北朝鮮人脈
北朝鮮に大陸間弾道ミサイルの核心技術を伝授させた人物と見なすことができるアリヨシ柴田は1951年韓国で生まれ、 韓国の名前は徐在虎(ソ・ジェホ)であると日本の週刊誌は明らかにした。特異なことは、北朝鮮に同調した反逆者の家庭だということだ。叔父が北朝鮮共産主義者の疑いをうけて、親戚が北朝鮮に逃げようとした瞬間、韓国戦争が勃発したという。その後、自分は共産主義者ではないという事実を立証するために徹底した反共主義で知られる統一教信者になった。そして1982年10月、日本人女性と結婚し、日本に行くことができるという考えだけで統一教会合同結婚式を通して結婚することになったと述べた。

(▲ウォルター・モンデール駐日大使が1994年2月8日、米国務省の「ロシアの潜水艦と統一教会」というタイトルで報告された公文書)
徐在虎(ソ・ジェホ)は希望通り1990年10月に日本への移民が成功し、わずか数ヶ月しかたたない1991年2月東園商事という貿易会社を設立したことを明かした。日本の移住後、電光石火のように速い速度で、北朝鮮との貿易をする会社を設立したことは疑わしい点が多い。統一教会が日本に貿易会社を設立するようにするために彼を日本に送ったという疑惑が提起されるしかなく、これは統一教会が北朝鮮の軍備強化を助けようとしたという疑惑につながる。東園商事に勤務する従業員4人がすべて統一教信者である点も統一教会との関連説を裏付ける。徐在虎(ソ・ジェホ)は、従業員すべてが統一教信者という事実を否定しなかった。
1993年にロシアの軍産複合企業の大物が日本を訪問したとき統一教会の高位幹部の助けを借りて、日本政界の実力者に会ったという情報については徐在虎(ソ・ジェホ)はデマだと否定した。しかし、彼は1992年にソウルでの統一教会信者1000組の合同結婚式後、北朝鮮を訪問するとき、一緒に北朝鮮に入ったことが確認されるなど、日本国内の親北朝鮮人脈という事実は、意見の相違の余地がない。
■統一教会が北朝鮮 ICBM開発に多大な貢献
モンデール大使は公文書の最後に「反共主義を採択した統一教会が、ロシアの潜水艦を北朝鮮に送ろうとしたようだ」と、自分の見解を書いている。
これで米国本土まで脅かす北朝鮮の大陸間弾道ミサイルは、24年前、統一教会信者を動員し、ロシアの潜水艦を購入することで誕生したと見ることができる。24年前、たった10万ドル、現在貨幣価値で17万ドル、韓国ウォンで2億ウォンにもならないお金で、とてもお金で価値を換算することができない大陸間弾道ミサイルを手にしたのである。したがって、北朝鮮の核ミサイル開発と大陸間弾道ミサイルの開発に統一教会が多大な貢献をしたという疑いを消すことができない。
(引用おわり)
「在日信者を通して北朝鮮に潜水艦を売った統一教会(5)」へ続く

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(参照:【犯罪隠蔽工作か】統一教会の名称変更を文化庁が認証「世界平和統一家庭連合」に)