表題の「発達障害の子どもたち」と「発達障害のいま」という本を読みました。
ネットの記事を見て興味深いと思い2冊を電子書籍にて読みました。
内容が豊富で文章量が多いので読破には6時間かかりましたが素敵な時間でした。
著者の杉山登志郎さんの豊富な臨床経験に基づいた考察は27年前に統合失調症と診断された私にとっても興味深かったです。
昨年末より知能検査(WAIS3)や性格(発達障害)の検査を受けて現在では異常がありませんでした。
※今の主治医が「あなたは統合失調症ではなかったかも?」と言われたことが引っかかっていました。
発達障害凸凹からの自閉症への移り変わり(グラデーション)や精神疾患への移行、また広汎性発達障害のお話しなどや社会生活を阻害する原因となる、子ども虐待やトラウマや親子の関係性とか、薬物以外の治療法の認知行動療法やEMDRなど、もっと早くに知りたかった内容が書かれていました。
昨年末から知能検査(WAIS3)や性格の検査などを受けても疑問であった、私と私の父親(昨年自死しました)が社会からズレている点に納得がいきました。
※父親と私には自閉症スペクトラムの要素が強いことがわかりました。
ただ成長に伴い社会性などを確保したことにより生活を維持できたこともわかりました。
生活のしずらさについては「自分で自分を癒す」ことも大事ですね…
私が産まれた1965年(昭和40年)の頃には、そのような考え方(発達障害と精神疾患の関係性への考察)がなかったため、多くの方(私の叔父、伯父など)が適切な治療を受けられなかったことも、よくわかりました。
いろいろな意見はあると思いますが、発達障害や不登校や精神疾患を抱えているご本人やご家族の入門書としてオススメだと思います。
リンク上手く貼れません…
写真で失礼します。