(これは今日のつぶやき・・・)
また今週も会うことすらできないんだなぁ・・・
仕事ってにくい!
で、ちょっと前の話。4月の最初の日曜日。
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久々のデートだし、雰囲気のいいところで告白への
答えを聞きたいと思っていたわけです。
行先は彼女に任されました。
そして結論としては夜のシーパラダイスか横浜あたりを最終地に、
湘南とかベイサイドとか適当にドライブして、お茶して、、、
みたいなプランを頭に入れていました。
待ち合わせは13時。あと4時間くらいあります。
突然朝早くから、携帯にメールが届きました。
お察しの通り、もちろんT子ちゃんからです。
メールの感情マークは「涙」。
えっ! 何? ここまで来てもしやまた会えないの?
恐る恐るメールを開きます。
こんな内容でした。
「今日の予定なんですが、
こないだお任せすると話しましたが、
近場でお茶くらいにしてもらえないでしょうか」
少なくとも会えるんだというホッとする気持ちと、
いい雰囲気で yes と言ってもらうシーンが頭の中から
消えていったことの切なさとが同居します。
続いてメールにはそこに至る過程があり、
結局のところ、終わってない仕事が土曜に思ったほど進まず、
納期までに心配なので遊ぶ時間を減らしたいとのことでした。
心配しすぎだなぁと思ったけど、怒ったところで始まらないので
了解します。
ちなみに彼女の仕事の大半は把握してるので、
納期に対する仕事の進捗と心配するタイミングが
非常にずれているんのがわかるだけに残念でなりません。。。
近場でお茶って言われても、会うのは2週間ぶり、
デートは1か月ぶりなんです。
ドトールはおろか、スタバだって許せません。
さっそく周辺のカフェをリサーチ。
郊外なので数はひっかかりませんでしたが、
いくつかいいところがあったのでピックアップします。
13時。車で彼女の家周辺まで迎えに行きます。
コンビニの駐車場に車を入れて電話します。
呼び出し音が数回なって留守電に切り替わりました。。。
えっ! なんででないの!?
ちょっとしてもう1回かけました。
∑(-x-;)
またでない・・・
意味がわかりません。。。
仕方がないので彼女の家周辺を散策。
細かい場所まで知りませんが、偶然彼女のうちとか
見つけちゃわないかなぁと思って歩いてみました。
↑
ストーカー的発想ですね。。。
とそこへ電話がかかってきました。
「ごめんね、郵便をだしに行ってたの。どこにいる?」
どこ?っていうか、ここはどこ?みたいな。。。
「コンビニに来てよ、あと5分ちょいかかるけど」
ということでUターン。
一生懸命戻ったところ、彼女はまだ来てませんでした。。。
彼女が来そうな方向を眺めて、ぼーっとしてたら、
後ろから駆けてくる足音が聞こえました。
振り向くとすぐそこにT子ちゃんがいて、
同時に「ごめんねー」と笑顔を向けてくれました。
息が切れてるし、けっこう遠くから走ってくれたみたい。
こういうのはやっぱり気持が表れてる感じがしてうれしいですね。
車に乗せて、ピックアップしたいくつかの店から
行ってみたいところを彼女と決めました。
彼女の案内で近くの町まで行きます。
車を止めてお店に向かいます。
しかし私が用意してたのは、住所のみ。
このPC、とても不便なことにプリンターがないんですね。。。
ためしに住所を彼女に見せて、、、
「あっちの方かなぁ」と大体の方向を定めて歩き始めます。
歩き始めたところで、携帯の地図アプリを起動して
住所をいれて、周辺の地図がでたところでT子ちゃんに確認。
「合ってる?」「合ってる!」
狙ったわけじゃないですが、
携帯を2人で覗く距離感っていいですよね?
ある程度近づいたら、ところで再び地図チェック。
「こっちかな?」
そう言ってT子ちゃんは歩き始めました。
私は住所と携帯地図を頼りにお店を探しだすのは
慣れているので、もうちょっと現在地の確認をすべきかと
思いましたが、どうにも彼女は地図を頼りに、
自分の足でたどりつくのを楽しんでいるようです。
なので、口出しはやめました。
彼女についてまわります。
もう携帯も私の手にないので、私は本当について行ってるだけ。
住所としては近くまで来てるのに、ぐるぐるまわっても
店がでてきません。
もしや・・・潰れたのかも???
そんな気持で住所的に最も近そうな店の住所を詳細に確認したら、
違う店になっていました。
なんてミステイク。さすがカフェ、潰れやすいってのは本当ですね。
やっぱり取材日2002年なんてやめときゃよかった。
彼女はそんなの全然気にしないので、それが救いですけどね。
そんなわけで、ピックアップした3軒のうちの2軒目へ。
これですね、潰れた1軒目の姉妹店だと類推できる店だったんですね。
たぶん潰れてるんだろうなーと思いつつ、「それでも行ってみる」と言うので
携帯を再びT子ちゃんに渡し彼女の案内で向かいます。
目的地までは10分ちょいくらいです。
完全に任せきってみました。
『ん? なんだ? 知らないところに行く時に、
こんなに完全に任せきったことってあったっけ?』
たぶん誰といるときでも、心のどっかで
『ちゃんと辿りつけるか?』
そんな不安があって、自分でもいろんな確認をしようと
していたと思います。
それを完全に任せきったときに、すごく単純に
『あーオレって彼女のことをすごく信頼してるんだなぁ』
そう思いました。
そして任せきったときの自分の気持ちが、
何かから解放されたような感じで、すごく心地いい時間でした。
結局2軒目も潰れていることがわかり、
とはいえ駅周辺なら何かあるかと、
いい店を見つけたら入るということにして歩きまわりました。
途中で彼女が学生時代によく使っていた図書館に寄って、
なんかそうやって案内してくれるT子ちゃんは
すごく楽しそうで、私もやっぱり楽しくて、プランは変わったけど、
場所なんてどうでもいいんだなぁと感じていました。
商店街まで戻ってきて、歩いているうちに
やっと1軒のカフェを発見。
ここまで結局1時間くらい歩きまわったような気がします。
お互い歩くのが苦じゃない、というかむしろ好きな性格で
よかったです。
やっと見つけた1軒なので混んでるかと思いきや、
店内はちょうどいい混み具合でスムーズに座れました。
たまたま見つけたにしては、けっこうオシャレな店で
ゆったりできそうで、いい店にめぐりあえて
最終的には幸運でした。
(続く)
