いよいよデート当日。行けるかディズニー!?


朝5時。起床。

起きて、空を見て、まだ降ってない。

もしかして降らないとかいう奇跡あり?


6時半出発で彼女を迎えにいきます。

まだ降らず・・・


これならディズニー行けそう♪


しばらく車を走らせたところで、

メール受信。


ん? この時間は・・・いやな予感。。。


差出人は…案の定T子ちゃん。

感情マークは涙。


出たー!! 最悪の涙マーク。


開けてみると、

「すいません、待ち合わせを1時間遅らせてください」

とのこと。


よかった、ドタキャンじゃなくて、とホッとしつつも

いろいろなことが頭を駆け巡ります。


なぜ遅れるか・・・

例えば、寝坊。これは純粋に遅れますね。大体毎日、遅くまで仕事して

土曜に早起きさせて申し訳なかったという気持ちになりますね。


例えば、体調不良。これだとあまり連れまわせないし、特に外は

ダメですよね。ディズニーはやめないとなぁ。


やっぱりうまくいかないモノなのかぁ。。。


さすがに「無理!」とは言えないので、了解しました。


時間通りに彼女の住む町につき、喫茶店を探して入ります。

T子ちゃんには「××にいるから、適当に来れるようになったら来てね」

と入れておきます。


約束の時間から1時間が経過し、連絡はありません。

若干、不安なるものの、来ないことはないだろうと、そこから15分

待ってました。


電話が鳴ります。これが予想外の電話。

「すいません~、××ってどこにあるんですか?」


私は彼女の最寄り駅の駅前の喫茶店にいたんです。

彼女は最近引っ越してきたとか、そういうレベルじゃありません。

地元も地元なんです。


確かに喫茶店自体は新しかったので、

ここ2~3年の間にできたものでしょうが、

住んでて気づかないほど生活圏外じゃないはずです。


まぁそんな彼女の不思議ちゃんなところも、また私のツボなわけですが。


「ん? じゃ駅の改札で待ち合わせしよう♪」

ということで、駅まで迎えにいきます。


駅前でT子ちゃんを拾って駐車場へ。


「雨降るみたいだけどディズニーランドでいい? どっか行きたいとこある?」

んー?って顔してたので、

「せっかくだから、ディズニーランド行こうか。オレ5年ぶりくらいだし」


「うん。ディズニーランドは4歳の頃に1回言っただけらしくて

記憶にないから、行ってみたい! ディズニーシーも行ったことないから

それも行ってみたい!」


キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!


行きたいところに行けるし、

完全に主導権はこちらにありです。

私はランドのほうが好きなので、行先はランドに決定!


「テレビでたまに見るだけだから、楽しそうだなって♪」

とT子ちゃん。


ナビにディズニーを入れて、さあ出発。

と同時に雨・・・あ、やっぱり降ってきた。。。

でもこれくらいなら全然問題ないねー。


久々の首都高、雨、若干の緊張・・・

私は無言になるかもしれない覚悟と安全運転を天秤にかけて、

やっぱり安全を優先して、こっちから気を使って話しかけるのはやめることに。


これが意外な効果でした。

彼女はやっぱりディズニーランドに行くのが楽しみらしく、

ずっと話しかけ続けてくれます。


その姿はやっぱりかわいくて、いつもの仕事をしていたときの姿と違って、

私もこれからの今日1日がホントに楽しみなりました。


ディズニーって結構並ぶから、そもそもにおいて、

あんまり親しくないうちから行っちゃうと、会話がなくなってとかいう

話も聞きますからね。とりあえずその不安は、限りなく減りました。


順調にドライブは進んで、無事ディズニーランドに到着。

傘を持って入場です。


手持ちのチケットに手数料を払います。

この瞬間、やっぱり胸が痛みつつも、これで嬢とも完全に決別です。


さて、入場して・・・

私「行ってみたいところある?」

T子「わからないから、連れてって」


んーこれは楽しいね~。私が楽しいと思っているものを

たぶん彼女も楽しんでくれる♪


そんなわけでこの瞬間から、

私は彼女のためのディズニーガイドとなりました♪


~続く~

年があけ1月1日。


年末年始はまとめて休みがあるはずなのに、

空いてると言ってくれなかったのは、何があるんだろう?


普通にスルーしたけど、クリスマスは何をしてたんだろう??


まぁそんなことも当然気になるわけです。


とりあえず"あけおめメール"にて、

どんな正月を過ごしてますか?みたいなことを

書いてみました。


どーせ、いつもどーり、しばらく返信来ないしヽ(`Д´)ノ


なんと即レス。おぉーうれしー♪


しかも3ヶ日の分、全部予定を書いてくれてる!

今日は家族で・・・あしたは親戚が・・・あさっては家族で・・・


疑う個所なし! 男を騙すのなんて簡単ですね。

まぁ、嬢に言われてもたぶん信じないですが…


さて、そろそろディズニーに誘おうか?と思い、

デートを約束している1週間前にT子ちゃんに電話をしました。

留守電に変わることなく、呼び出し音は鳴り続け・・・

仕方ないので「気づいたら折り返し連絡をください」とメールしておきました。


しかしその晩、連絡はなく・・・


以前にもTちゃんに電話したんですが、このときも

帰りが遅いとのことで、折り返しがもらえずメールのやりとりだけ・・・


翌日にも折り返しはなく、その翌日にこっちからかけてみたら、

今度は留守電。「あしたまた電話する」とメッセージを残したものの、

返事はなく・・・


あんまり電話が通じないので、

またなんだか不安になってきます・・・


メールでディズニーに誘って、返事が返ってこないと

たぶん不安に押しつぶされちゃうだろうし、

相手の様子を見ながら、ディズニーに誘うかどうかも決めたかったので、

なるべ電話で約束したいと思っていました。


デートまでの日数もあるので、ラストチャンスで電話をしました。

しかしT子ちゃんが電話にでることはなく、

無機質な留守電のメッセージが切なく呼びかけてくるだけでした。


「タイミングが悪かったね」というメッセージを残し、

結局メールでやりとりをすることにしました。


『遊ぶ約束してる日だけど、朝から空いてるかな?

空いてたらどこか遠出しない?』


翌日、返事がきました。

思わず笑みこぼれます。


『朝から空いてますよ。遠出もOKです。

どこを考えてるんですか?』


その他、電話にでられなかったのは、

体調が悪かったから、また仕事が忙しかったから

メールもすぐにだせなかったことが書いてありました。


朝から空いてるのは、狙い通りでした。

さっそくディズニーを提案します。

友人からもらった(嘘)、有効期限2ヶ月のチケットがある(ホント)という

エクスキューズをつけて。


私はこのメールのやりとりをしている最中、

非常に厳しい合宿研修を受けており、

このメールは唯一の息抜きで本当に心を癒してくれました。


しかし、、、やっぱり大事なところでメールが返って来なくなり・・・

とりあえず朝から彼女を迎えに行って、押し切ればなんとか

なるだろうという気持ちを持つようにしました。


そしてデート2日前。


あることを思い出しました。急いでネットで調べます。

・・・思った以上に凹みました。


あまりにも少なかったんで、当然デートの日も問題ないと

思っていたんですよね、雨。。。


週間天気予報で、その日だけ傘マークだったり雪マークだったり。


『オレはディズニーに縁がないんだなぁ・・・』

本気でそう思いました。


一応、代替案もいろいろ考えましたが、どれもパッとしない。

やっぱりディズニーは魔法の国、夢の国なんですね。


・・・ん? よく考えたら雨でもディズニーってやってるんじゃない?

散々考えた末にたどり着いたのは、こんな単純なことでした。


じゃあ、雨でも土砂降りじゃなきゃディズニーだし、

楽しめなさそうだったら、他のところで。


というわけで約束は『天気によって行先は変えるかもしれないけど、

待ち合わせは天気によらず●時に××で』としました。


朝早いからどうかな?と思ったけど、問題ないとのこと。

ちなみに直前だったので、返事に期限をもうけたんですが

これをやるときちんと返事がくるんですね。。。


まぁ仕事の一部と化してる感覚を受けるので、最後の手段ですが。


前日。天気予報。


降水確率90%。

天気を気にした日で、ここまで高い降水確率は見たことがありませんでした。


これで晴れたら、「天は我に味方せり」だなーなんて

それでも雨の降らない可能性を信じちゃう私は、いい年して

恥ずかしいくらいの興奮ぶりでした。


仕事をばっちり終わらせて・・・明日に備えて・・・

って、喉は痛いし、頭はボーっとするし、おまけに雨の予報で、

なぜか逆境の嵐。。。


この困難に打ち克ってこそ、彼女とうまくいくはず!


気合だぁ!!!


ということで、早く帰りたかったけど前日は

行きつけのカレー屋さんで超激辛カレーを食べて

汗をたんまりかいてみました。


下手な薬飲むよりいいんじゃないかって私はやっぱり

バカなんでしょうか。


それでも帰り道、元気になってたし、

あとは何も考えずに寝るだけ。


だって5時起きですから、私。


~続く~





さて2回目のデートも終わり、

やってきたのはクリスマス!


何があるのかよくわからないけど、

様子をうかがってメリクリメール。


もちろんイヴに送りましたよ。。。

返信来たのが・・・12月26日午前0時3分Σ(゚д゚;)


惜しい・・・

クリスマス過ぎてるがな・・・(T▽T;)


普段はかたーい言葉のメールばっかりだったけど、

このときは超ローカルなツリーの写メを送ってくれて、

それはそれで、私にはグッとくるメールだったわけで。。。


ある種、遅れてきたプレゼントだったのかもしれないなと思いました。


※超どーでもいい余談ですが、昨年のクリスマスイヴは

※そう仲良くもない男の先輩に呼び出され、一人暮らしの男の部屋にあがり、

※ソファに2人で座り、PCの設定をさせられていました。

※昼だったのが救いでしたが、切なく、危険な時間を過ごしていました。


そうこうしてるうちに年末を迎え、

これくらいの時期から1月のデートでどこにいこうか

考え始めました。


彼女はものすごく好奇心旺盛なので、まぁ見たことないも見せたり、

行ったことないところに連れて行ったりすれば、たぶん喜んでくれます。


それから食べたことないもの、おいしいものを食べるのも

喜んでくれます。


多少値が張っても、おしゃれでおいしいレストランに行けば、

おいしい鍋を一緒につつけば、海辺で海産物を食べれば

きっと喜んでくれます。


でも・・・これね、微妙なんです。

T子ちゃん、お酒が飲めないうえ、ものすごーく小食なんです。


だいたいいつも1人前の定食とかの

半分~3分の1くらいを残すんです。

↑ダイエットしてるわけではなく、限界まで食べても残る!


そのうえ、お酒を飲めないんですね。


たとえばコース料理を頼んでも、メインにたどり着く前に

限界を超えてしまいそうなんです。


そんなわけで食事メインよりも、違うところに重きを

置いたほうがいいなと思っていたんですね。


すると夜景か・・・海か・・・ってかね、寒いですね。。。



そんなときふと思いつきました!



そーいえば…ディズニーランドのチケットがあるな。


覚えていますか?

いわくつきのディズニーランドのチケット。


昨年の3月、私は嬢とディズニーランドに行く予定でした。

チケットも用意して、休みも取って準備万端!

だったのですが、突然約束の日の3日くらいまえから

嬢の調子が悪くなり(自称)・・・そのままなし崩し的に会えなくなり・・・


チケットの有効期限は1年。その間に新しい恋をして、

絶対ディズニーランドに行ってやる!そう誓ったチケットです。


それを思い出した瞬間、一番の候補はディズニーランドになりました。


その他にも気づいたことがありました。

12月の2回目のデート。

約束するときに「12月×日の午前中か、1月■日」という連絡をもらっていました。


この書き方を見る限り、午前中をひとつの時間帯と見るならば、

1月のほうは午前中がダメなら、午後からという注釈が入るはず!


きっと丸1日空いてる!

そう思ったわけです。


あとは騙すみたいで気分良くない点はありつつも

なるべくイエスを言わせてしまってから、

引き返しにくい地点まで行ってから、ディズニーを持ち出そうと思いました。


それも・・・「友達からもらったチケットがあるんだけど、

あと2か月で有効期限がきれるから!」といういとことを添えて。


断りづらくするために、

"つきあってくれないと無駄になっちゃうだよ"的なメッセージを

与えるわけですね。


あー、なんだってこんな作戦たてないと動けないんだろう・・・


そんなことを考えてたら年が明けました。


こんにちは2008年!

今年がいい年になることを願っています。


さぁて、誘ってみるか!


~続く~


やっと待ち望んでいた2回目のデートの日が

やってきました。


早起きして、T子ちゃんに渡すおみやげを持って行きます。


12月某日。待ち合わせは10時半。

遠出しないのに午前中から遊ぶのって、

小学生~中学生のころはあった気がするけど、

なんだか懐かしいような、新鮮のような不思議な感覚。


気合いを入れすぎた私は、当然のように

待ち合わせ場所に早く着いてしまったわけで、

彼女の地元に近いターミナル駅の周辺を歩いてみました。


喫茶店でゆっくり話したいと思っていたので、候補を探します。

私が好きなのは、スタバ、タリーズ、エクセ・・・

全然見当たりません。


ドトールはやだし、マックはありえないし・・・


という間にいつの間にか待ち合わせ時間に。。。


駅まで戻ってT子ちゃんを待ちます。


しばらくして、Tちゃんが来ました。

私が気づいた時に彼女は一生懸命、私を探していて

その姿が微笑ましく思えます。


根の部分ではホントの一生懸命じゃないのかもしれないけど、

一生懸命探しているように見えるところがかわいいです。


どこに行くのか知りませんが、簡単な山登りができそうなリュックを背負っていたのは、

あえてスルーです。。。このあたりに不思議ちゃん度が表れるんですね。


挨拶をして、「どっか適当に入ろうか」とか言って、

歩き始めます。


彼女は12時半過ぎくらいには、出なければならないとのこと。

私に与えられた時間は2時間!


しばらく歩きながら話してて、違和感がありました。

なんだろう、この会話がすーっと入ってこない感覚。


あ、そうだ、語尾が「です」「ます」じゃない!


これはうれしかったです。

仕事仲間から少なくとも友達として思ってくれたんだなーと

思いました。


このあたりはT子ちゃんの地元そばなので、

ゆったりできる喫茶店があるか聞いてみたところ、、、

「どうだったけ?久々だし、あんまり知らない、、、あっちにスタバがあったかも・・・」という答え。


さしたあっちは戻る方向だし、待ち合わせ前に私が歩いたところ。。。

私が見た限り、スタバはなく。。。


ということで、冷え始めた頃ですが、もう少し歩いてみることに。

道なりに少し進んだところでエクセルシオールを発見。


しかも駅からちょっと離れたおかげでガラガラです。


のんびりできそうなテーブルに座って、お茶します。


まずはここ最近の話から。


出張で沖縄に行ってきたとのこと。

そしてこの出張があったせいで、

誕生日が空けられなかったことを聞きました。


まったくうらやましいですね・・・

私はというと悶々としてたわけですから。


適当なところで、話を切ってハワイのおみやげを渡しました。

最後にして、渡し忘れたら、次はいつかわからないし、最悪ですからね。


おみやげを渡したら、T子ちゃんもリュックを開けて

中から小さめの箱がでてきました。

「私もおみやげ買ってきたんだ~」


約束をするときに「おみやげもあるし」とつけたので、

買ってきてくれたんだと思いますが、それでもうれしかったです!


ちなみに私のおみやげにはパイナップルティーがあり、

彼女のおみやげはパイナップルチーズケーキでした。

ハワイと沖縄でパイナップルつながり・・・ってただのバカですね。。。


「ところで、そのリュックは山登りでも?」

「違うよ~、いつも荷物が多くなっちゃうんだよね」


何が入ってるかは謎ですが、とりあえず山には登らないようです。

それに荷物が多くなるのは、昔からなのでよく知っていることでした。


そんなこんなで話しているうち、あっという間に2時間経過。

この名残惜しさは何だろう・・・というくらいあっという間でした。


幸いなことに、お店が混むことなく、

ゆっくりと話せたのが何よりでした。


彼女を駅まで送っていく途中、

「前に空いてるって言った1月の×日は空いまま?」

と聞きました。


「空いてるよ」


よかった~。また会える。今度はゆっくり。


それから気づきました。

「あっ、スタバ。こんなとこにあったんだ!」

行きと違う道だったのでスタバの前を通りました。


スタバはあったけど、

T子ちゃんの指したほうと違う場所だったので、

いい選択をしたなと思いました。


こうして2回目のデートは幕を閉じました。


長くいすぎて、会話が減ってきてサヨナラより

なんか物足りなさを覚えつつ終わるデートっていいかもって

思ったりしちゃいました。


(続く)


T子ちゃん。どうも直近の予定はどこも埋まっているようです。

突然の誘いは基本的に無理だと感じました。


私は11月の末にハワイ旅行に行く予定。

そこでちょっと間は空くけれど、12月の頭の週末のどこかを

空けておいてほしいと連絡しておきました。


具体的に約束できるまで、返信をくれないのがT子ちゃん。

無理なら無理と連絡が入るはずなので、

まぁ空ける努力はしてくれていると信じて待ちます。


実は、空けておいてと言った週末はT子ちゃんの誕生日と

その前日。


1日は家族で、1日はいるかもしれない彼氏と…

とかだったらすぐに無理って返事がくるんじゃないかと思っていたわけです。


でも、なかなか返信の来ないところをみると、

まだ勝算はありそうです。


もし誕生日に会えるようなら、ハワイのおみやげとプレゼントの

モノ攻めで行こうと計画をしていました。


そうこうしてるうちにハワイに行く日になり、

私は日本を旅だちました。


約束のほぼ一週間前。

携帯をチェックするとT子ちゃんからのメールが

入っていました。


ハワイから日本とデータ通信するとメール1通50円くらい

かかるんですが、そんなのお構いなしにメールのダウンロード。


さっそく内容を確認すると、

「すいません、あとのほうの日は空けられると思っていたのですが、

たぶん仕事になりそうです・・・」

。。。ガーン! 誕生日そのものでヒットしそうだったのに!


しかし彼女の隣で仕事をしていたわけですね、私は。

状況がすべてわかっちゃうだけに何も言えません。


とりあえず近々会える日がないか返信を返します。

ハワイの写真をつけて。


前年、ハワイからT子ちゃんにメールしたときは、

珍しいことに即レスをくれましたから。

そんな期待を込めて返信をしてみました。


が、さすがにハワイからメールしたら即レスが来る!

なんてジンクスにはなりませんでした。


ハワイ最終日。T子ちゃんへのおみやげを買います。

誕生日には会えなそうだから、プレゼントはやめておいて、

細かいモノをいくつか。。。


定番チョコ、パイナップルティー、お守りストーンストラップ、

ばら撒きナッツ。

ストーンストラップはお揃いになるように買ったのは

言うまでもありません。


帰国して数日。T子ちゃんからメールが帰ってきました。


「時間があるのは12月半ばの●日の午前中か1月半ばです」


突っ込みどころ満載( ̄▽+ ̄*)


『午前中』って宅配便の指定かい?

1か月半先まで予定一杯って、、、

10日間ほどありそうな年末年始は何してるのさ???


12月は特別忙しくて・・・というフォローはありましたが、、、

びっくりしました。前途多難です。


午前中って、つまりはお昼はどっかで他の人と食べるよって

ことですよね?


10時に待ち合わせてもせいぜい2時間か・・・

10時待ち合わせとか、それだけでも気がひけるな。。。


でもおみやげもあるし、やっぱり年内にもう1回会いたい。


そういうわけで、おみやげがあるから午前中でも、

近いところで会いたいと返信しました。


それから少しして、約束した日の前日の予定が空いたから、

そっちのほうがゆっくりできると連絡がきました。

まぁ空いたってのが午前中~4時くらいまでというものでしたが。


でも、この気遣いはうれしいものでした♪


しかし、その日はこちらの都合が悪い。

なかなかうまくいかないものです。


そんな中でT子ちゃんの誕生日はすぎ、

誕生日にメールのやりとりだけをして、

2回目のデートの日が近づいてきました。





T子ちゃんの話の続きです。10月の終わり~11月の頭にかけて。


============

もうダッシュでなんとか間に合った芝居を見たのち、

携帯の電源を入れるとメールを受信しました。


差出人はT子ちゃん。


私のメールに返信じゃなくて、向うからメールをくれたのって

初めてでないかい!?


内容はお礼と、芝居に間に合ったかの確認でした。


うーん、こんな気遣いでも、今までのことを考えるとうれしい♪ 


============

それから10日くらいした頃でしょうか。


私は仕事で外回りをしてたんですね。

電車に乗って、たまたまT子ちゃんの働いてる職場のある駅を

通りました。


つまりは、私も数か月前まで使っていた駅で、

誰かに会わないかな~?なんて思って、窓から駅のホームを

眺めていたんですね。


その瞬間、私の目に映ったのはT子ちゃんの姿でした。

駅のホームを歩いているT子ちゃん。


しかもT子ちゃん一人。


絶対に私の乗っている電車に乗った!

そう思いました。


ドアが閉まって、電車は出発。

私が降りるのは隣の駅。


そうです。私に与えられた時間は2~3分だけです。


私は動き出しました。

どこかの車両に乗っているT子ちゃんの姿を求めて。


幸いにも電車が空いている時間帯だったため、

早足でいくつかの車両を通り過ぎていきます。


もしかしてこの電車には乗らなかった?

そんな思いがよぎった瞬間、座席に座っているT子ちゃんの姿が

視界に入ってきました。


T子ちゃんはこちらには気づいていない様子。


「T子ちゃん、おつかれさま」

「わっ、、、おつかれさまです」


どこ行くの~?とか忙しいんだね~とか

そんな会話をしているうちにあっという間に次の駅に到着。


私の頭に、その刹那

「ん? ちょっとくらい遅れてもいい出先だっけ?」

とかよぎりましたが、そこは仕事、きちんと電車を降りました。


つーか、まぁいろいろ考えて電車降りました。


●ばったり出会ったドキドキ感を与えているので、

その印象だけを残したほうがいいかも。


●メールをするきっかけができたので、

引き伸ばしても数分レベルじゃ無理する必要がない


●もっと話したいなと相手に思わせたら、ラッキー


こういう効果が本当にあるならば、

『神様、マジありがとう♪♪♪』の世界です。


翌日、早速これをネタにメールしてみました。

週末の食事の誘いをつけて。


・・・あー、やっぱり当日は返信くれないんですね。。。


一日たってきた返事は・・・「すいません、忙しくて無理です」

まぁね、これはしょうがないですね。急な誘いだしね。


もし1回目のデートがなかったら、ここでもう落ちていたでしょう。


ちなみにばったり会ったことについて。。。

「偶然近くの車両に乗るなんて」と彼女は思っていたようですが、

皆さんご存知のように、私はすごく遠くの車両から走っていたわけです。


この努力いつか実らせたい!

そんな11月の頭でした。


~続く~







今日は初めてまともに打ちっぱなしでゴルフの

練習をしました。


おもろい!けど、時間的にゴルフなんていつやるんでしょうね~


と、前置きをしましたが続きです。


前回はT子ちゃんの地元でカレーを食べる約束をしたところまででした。


~~~~~~~~~

約束をしてから1週間くらいした頃。T子ちゃんにメールしました。


近況を伺いつつ、、、

「ところで例のカレー屋さん、10月〇日に行かない?」


。。。


  。。。


      。。。


          。。。


プスンッ!


えー返事がきませんでした(ノω・、)


まぁ1週間ほどですね。


具体的なお誘いメールを1週間放置されると気持ち的には痛いですが、

返事が遅いのはいつものこと。


慌ててはいけません。


○日はメールをした2週間後、メールが1週間来なくてもね、

慌てる必要はありません。


1週間後に受けっとったメール。


『ごめんなさい、○日は無理そうです』


がーん。やっぱり、、、しかしここからがいつもと違ったんです。

彼女のいつもなら「ダメです」で終わりだったんですが、

なんと! 「×日以降で再調整してして頂けないでしょうか」とついていました。


うん、まぁ最初の心の中の突っ込みが「仕事???」

だったとしてもヨシとしましょう。


彼女が自分の都合やら、希望やらを明かしてくれたのは初めてなんだから!


手帳も確認せずにその×日は空いてるからと思い、

×日にしようとメールを返信します。


相変わらず返信はありませんでしたが、まぁまずOKでしょう。


ただ、いざデートが決まると、まぁあれですね。

いまさら不安になったりしますね。


大体食事しか決めてないし、有名だけど、おいしいかどうかも実は不明だし、

長時間二人だけで話したこともないから会話がもつかもわからないし、

さくっと1時間で食事して「さよなら」の雰囲気になる可能性もあるわけで・・・


そうも思いつつ、逆に食べたあとどっかで遊べるかなぁみたいな

希望もあったりしたわけです。


翌日。


T子ちゃんのデートを手帳に書き込もうと、手帳を開くと

『×日 まみ 芝居』


やっちまったぜ! ダブルブッキング。


芝居 18:00~

T子ちゃんの地元から芝居小屋まで 1時間半


ランチでどうにかするしかない!

切ねぇ。。。


しかもこの"まみちゃん"が嬢のいたキャバで働いてる

キャストだったりするのが、余計に切ない。

客じゃなくて仲良くなっちゃってるもんだから、

ついつい付き合いも外せない。


でも先約だからね。。。


気を取り直して、「×日のお昼で」とメールを送ります。

忙しそうだから、こっちが使えない時間はちゃんと返さなきゃですよね。


別にダメ押しじゃなかったんですが

さすがに「いつにしよう」メールを2通、翌日すぐ返信がきました。


さて、それから3週間後、ついに初デート。

待ち合わせは13時半、私に与えられたデート時間は3時間。

↑当然、自分が悪いんです。


T子ちゃんの地元、K駅に早めに行って、場所の確認。

カレー屋さんはここ、このあと遊ぶところは・・・


ないっ! 

何もない町だ、ここ・・・


ドトールが一軒あったかなぁ?


カレー食べたあと、何かもう1軒となるとターミナル駅に出る必要がありそうな。


散々散歩してみましたが、自分の時間を潰すのも難しいくらい何も

ありませんでした。


待ち合わせ時間も近づき、待ち合わせの改札前へ。

T子ちゃんの地元といいつつK駅はT子ちゃんの最寄り駅は隣の駅です。


改札から抜けてくる人をじっくり見るもののT子ちゃんの姿は見えず、

次の電車は待ち合わせ時間の5分後。。。遅刻ですね、こりゃ。


と思った瞬間、横の階段をT子ちゃんが駆け上がってきました。


走ってきてくれるのはうれしいですね、やっぱり。


「あれ、どうやってきたの?」

「バスの時間が微妙だったから歩いて・・・」

「歩けるんだ?」

「3kmくらいだから45分かかりますけどね」


普通ひくところでしょうが、私の思いは違います。

うそっ、気が合いそう。

足がなければ歩けばいい! この発想が好きです。


そんな話をしながら徒歩2分でカレー屋さん。

店内はお香を焚いていて、何やらそれっぽい雰囲気。

だけど、お香焚かなくてもいいんじゃない?

T子ちゃんがお香嫌いだったらどうするのさ?


オーダーを通して、しゃべりながらカレーを食べます。


話の内容は主に職場でのことでしたね。

職場で結構苦労してるはずなのに、

それをあまり口にしないから、本当はどうなの?と

そんな話をしていました。


食べ終わったころにはゆうに1時間が経過。

私のリミットはまであと2時間弱。


ここで私は考えました。

移動して何かする時間があるか?と。


せいぜいお茶して、散歩くらいしかできそうにありません。

がそのお茶する場所すら、あるかないか、くらいなんです。


ということで、カレー屋さんで飲み物を追加。


また2人でおしゃべりを再開。

話もつかなとか、全然心配いりませんでした。


T子ちゃん、いろいろ話してくれます。

曰く「これは、会社の人に言わないでくださいね」とか。


この日はこう言ってくれたので、すごくうれしかったです。


ふと時計を見たら、出発まであと10分。

ってかカレー屋さんで3時間も粘るなよ!


で慌ててお会計して、外にでて駅に向かいます。

あーもう乗りたい電車に間に合わないけど、

次の約束はしておきたい!


それにこの日、一日を通して思いました。

私がT子ちゃんに持っていたイメージは間違いじゃなかったんだと。


あんまり話したことはなかったんだけど、

どっか自分と会うところがあるような、

それでいて全然違うような。


もっと仲良くなりたい、素直にそう思いました。


「そうだ、電話番号交換しようよ、不便だよね?」

「そうですね~」


と電話番号を快く教えてくれたところで、

「来月も会える日ある?」

「今わからないです・・・」


単純に言葉通り理解する反面、あまりに忙しそうなので、

実は彼氏がいたりするかなと勘ぐりもしつつ、こう言葉にしていました。


「また遊ぼうよ、ちゃんと友達になりたいし。」

彼女の目が一瞬潤んだように見えたのは、私の思い過ごしだと思います。

「こちらこそよろしくお願いします」


そう言ってくれた彼女がすごく印象的でした。

あまりに直球を投げすぎるのもどうかと思いつつ、

直球を投げてよかったと。


「またメールするね!」

そう行って駅のホームに向かいましたが、

乗りたい電車はいったあと。


乗り換えの度にもうダッシュを重ね、

芝居に間に合った私はすごいと思いました。


こうして、私とT子ちゃんの初デートは、

カレー屋さんに3時間というとっても印象に残る形で

幕を閉じました。


え? カレーの味はって?

そこそこ、おいしかったですよ。


っていうかね、あんまり覚えてないですよね、そりゃ。


(続く)


久々のちゃんとした更新です。


その1とかやめたほうがいいんでしょうが。。。


とりあえず、まずはT子ちゃんネタを順番に。

ハワイネタは別のとこで書きためてるので、

終わったら公開予定。


はい。


T子ちゃんについては、前ブログの最後にこう書いてありました。

ちなみにまる1年前の話です。


「気持ちが微妙にもたない」

「しばらくは現状維持」


このあと、嬢と完全に終わり・・・

私は10月から職場が変わることになりました。


つまり同じ職場だったT子ちゃんと別のところで

働くことになったんですね。


なんだかんだT子ちゃんは変わらずかわいいと思っていたのですが、

現状維持どころか、1月以降こっちからメールを出すこともなく、

話もごく稀にする程度。


最後にもうちょっとちゃんと話してみたい気持ちが

残っていたままでした。


そして私の送別会の2次会でそのチャンスが巡ってきたのです。


1次会が終わり、2次会へ移るときのこと。

お偉いさんも来ることになってしまい、

皆、帰る帰らないで相談しています。


私はお偉いさんに拉致られています。

まぁしょうがないですがね。


で、帰ると決めた人は一人消え、二人消え、

2次会に来てくれる人は私とお偉いさんのところへ。


ふと気付くとT子ちゃんが我々を見たり駅の方向を見たり、

きょろきょろしています。


「T子ちゃん、迷ってるなら来てよ」


普段なら、勘ぐられたくないから、こんなことは言えないのですが、

今日は私が主役。


むしろ全員2次会に来て欲しかったわけで、

思い切って声をかけました。


こっちに掛けてきたT子ちゃん。

合流して2次会へ。


2次会会場では、みんながお偉いさんを避けるために

拉致られた私と、逃げ遅れたHさんにお偉いさんという席順。


テーブルは4人掛けです。

遠慮がちなT子ちゃんは全員が座ってから座るので、

幸運にも空いていた私の前に座ってくれました。


お偉いさんはHさんと仕事の話で盛り上がっていたので、

久々にゆっくりT子ちゃんと話しました。


そこでネタにしたのが、T子ちゃん宅そばにある有名カレー屋さんの話。

私の最近の趣味にカレーの食べ歩きがあるんですが、

T子ちゃん宅そばに有名なカレー屋さんがあったんですね。


「えーそんな店あったっけ?」がT子ちゃんの答え。


こんな話をネタにしたのは、もちろん一緒に行けたらという下心があったから!


過去のメールのやりとりから、

T子ちゃんはあまり地元を出たがらない感じがありました。


だったら地元で一緒に!という誘いならどうだ?というわけです。


お店に興味は持ってくれたし、下準備はできました。

しかしお偉いさんやらHさんがいる横で堂々と誘うことはできません。


あとは神様が私にタイミングをつくってくるかどうかだけ。


そうこうしてるうちにお開きになり、

会計はお偉いさんが出してくれるとのことで、

出口に近い人から出る感じに。


まずHさんが外に出て、次にちょっと様子を見てたT子ちゃん。

その次が私。


で、前を見るとHさんの背中はかなり遠く。

私はTちゃんの真後ろ。


私の後ろにすぐ続くものはいない。


『神様ありがとう♪♪♪』


最後の最後にチャンスがまわってきました。


「Tちゃん、さっき話したカレー屋さんだけど、いつでもいいから一緒に行かない?」

「・・・いいですよ♪」


キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!


ミッションコンプリートです。


私の主観ですが、彼女は"約束"は必ず守るタイプです。

逆にいうとできない約束はしないんです。


「いいよ♪」と来たので、これは渋っても

最悪「約束したよね?」で出てきてはくれます。


まずは外で二人で会う。これが難関でしたから。

さて、次は日程決めだな。


~~続きます~~


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お久しぶりです。

あけましておめでとうございます。

音信不通ですいません。

念願かなって、T子ちゃんとディズニーランド。雨でも、極寒でもいいです。