いよいよデート当日。行けるかディズニー!?


朝5時。起床。

起きて、空を見て、まだ降ってない。

もしかして降らないとかいう奇跡あり?


6時半出発で彼女を迎えにいきます。

まだ降らず・・・


これならディズニー行けそう♪


しばらく車を走らせたところで、

メール受信。


ん? この時間は・・・いやな予感。。。


差出人は…案の定T子ちゃん。

感情マークは涙。


出たー!! 最悪の涙マーク。


開けてみると、

「すいません、待ち合わせを1時間遅らせてください」

とのこと。


よかった、ドタキャンじゃなくて、とホッとしつつも

いろいろなことが頭を駆け巡ります。


なぜ遅れるか・・・

例えば、寝坊。これは純粋に遅れますね。大体毎日、遅くまで仕事して

土曜に早起きさせて申し訳なかったという気持ちになりますね。


例えば、体調不良。これだとあまり連れまわせないし、特に外は

ダメですよね。ディズニーはやめないとなぁ。


やっぱりうまくいかないモノなのかぁ。。。


さすがに「無理!」とは言えないので、了解しました。


時間通りに彼女の住む町につき、喫茶店を探して入ります。

T子ちゃんには「××にいるから、適当に来れるようになったら来てね」

と入れておきます。


約束の時間から1時間が経過し、連絡はありません。

若干、不安なるものの、来ないことはないだろうと、そこから15分

待ってました。


電話が鳴ります。これが予想外の電話。

「すいません~、××ってどこにあるんですか?」


私は彼女の最寄り駅の駅前の喫茶店にいたんです。

彼女は最近引っ越してきたとか、そういうレベルじゃありません。

地元も地元なんです。


確かに喫茶店自体は新しかったので、

ここ2~3年の間にできたものでしょうが、

住んでて気づかないほど生活圏外じゃないはずです。


まぁそんな彼女の不思議ちゃんなところも、また私のツボなわけですが。


「ん? じゃ駅の改札で待ち合わせしよう♪」

ということで、駅まで迎えにいきます。


駅前でT子ちゃんを拾って駐車場へ。


「雨降るみたいだけどディズニーランドでいい? どっか行きたいとこある?」

んー?って顔してたので、

「せっかくだから、ディズニーランド行こうか。オレ5年ぶりくらいだし」


「うん。ディズニーランドは4歳の頃に1回言っただけらしくて

記憶にないから、行ってみたい! ディズニーシーも行ったことないから

それも行ってみたい!」


キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!


行きたいところに行けるし、

完全に主導権はこちらにありです。

私はランドのほうが好きなので、行先はランドに決定!


「テレビでたまに見るだけだから、楽しそうだなって♪」

とT子ちゃん。


ナビにディズニーを入れて、さあ出発。

と同時に雨・・・あ、やっぱり降ってきた。。。

でもこれくらいなら全然問題ないねー。


久々の首都高、雨、若干の緊張・・・

私は無言になるかもしれない覚悟と安全運転を天秤にかけて、

やっぱり安全を優先して、こっちから気を使って話しかけるのはやめることに。


これが意外な効果でした。

彼女はやっぱりディズニーランドに行くのが楽しみらしく、

ずっと話しかけ続けてくれます。


その姿はやっぱりかわいくて、いつもの仕事をしていたときの姿と違って、

私もこれからの今日1日がホントに楽しみなりました。


ディズニーって結構並ぶから、そもそもにおいて、

あんまり親しくないうちから行っちゃうと、会話がなくなってとかいう

話も聞きますからね。とりあえずその不安は、限りなく減りました。


順調にドライブは進んで、無事ディズニーランドに到着。

傘を持って入場です。


手持ちのチケットに手数料を払います。

この瞬間、やっぱり胸が痛みつつも、これで嬢とも完全に決別です。


さて、入場して・・・

私「行ってみたいところある?」

T子「わからないから、連れてって」


んーこれは楽しいね~。私が楽しいと思っているものを

たぶん彼女も楽しんでくれる♪


そんなわけでこの瞬間から、

私は彼女のためのディズニーガイドとなりました♪


~続く~