ムツオビアルマジロのジロウ君
南米の乾いた草原を中心に熱帯雨林にまで広く分布し、
昆虫や果物などを食べて暮らしています。
アルマジロは基本的に夜行性といわれていますが、
ムツオビアルマジロは昼に活動することが多い種類です。
また、皆様に聞かれることですが、
このムツオビアルマジロは、
背中の甲羅をボールのように丸めることはできません。
丸くなるのは、ミツオビアルマジロの仲間だけで、
他の大部分のアルマジロは、丸くなることはできません。
ムツオビとか、ココノオビとかいうのは、
背中の甲羅のように硬い部分(装甲帯盾)が帯のようになっていて、
その数が種類によって異なるので、この帯の数が種の名前になっているのです。
今夜は、そのムツオビアルマジロのジロウ君の寝姿をお見せします。
昼間に 、お客様の前で寝ている時には
お腹を出して仰向けで寝るのに、
夜寝る時にはうつ伏せで頭を折り曲げるようにして寝ているのです。
夜に寝ているこちらの方が、野生本来の寝かたなんでしょうね。