着の身着のまま -13ページ目

麺や庄の 創作ラーメン

ここ数日、チーズ焼きナポリタンやら生姜焼き弁当やらなんとなくわびしさを感じるものしか食しておらなかったので、たまにはラーメンでも食ってみるかと思い立つ。まぁ、ラーメンがわびしくないかどうか問われれば返答に窮するところではあるが。

 で、どこに行くかとネットでいろいろ検索していると、市ヶ谷の麺や庄のが目に留まる。ここはなかなかのラーメンを食わせてくれる店であり、以前からちょくちょく利用しているのだが、今月の創作ラーメンとやらが見た感じ美味そうだったので、久しぶりに行ってみるかと足を運ぶ。

 18時過ぎに店に到着すると店はほぼ満席であり、なんとか一人座れる具合であった。市ヶ谷だから狭いのもやむをえないかと思いつつ、創作ラーメンの食券を購入すると唯一空いていた席に着く。

 創作ラーメンなだけにどうやら多少ほかのものに比べて調理に時間がかかるようで、携帯でネットを見ながら待っていると、どうにも隣の客二人組の話がうざい。聞きたくもない話を聞いたところによると財務省かなんかの職員らしく、どの分野というか部署に進もうか悩んでいるらしい。まぁ、それだけなら別段むかつく話でもないのだが、やたら俺エリート!を強調するような喋りがなかなか出てこぬラーメンへの怒りと合わさり、感情を逆なでする。

 とりあえず隣の客は外堀に沈めと念じていると、ようやく創作ラーメンが出てくる。早速、空腹を満たしていらいらを解消するためにラーメンを食らう。今月の創作ラーメンはつけ麺であるが、つけ汁が塩をベースにあっさりとした味に仕上げられており、細麺と非常に良く合う。トッピングとして着いてきた海老の揚げ物と鶏ももの焼き物も麺全体の味とマッチしており、食が進む。途中、海老わんたんとやらをつけ汁にしみこませると、あっさり目のスープが多少濃い目の味へと変わり二種類の味を楽しむことができた。麺を全部食い終わると、鰹節をまぶしたご飯が出され、スープ割をしたつけ汁と食べる。これがまたあっさりしたしめのお茶漬けを食っているかのようで、食事のしめには最適であった。

 総評としては、食事前の怒りを忘れるに足る味であった。大盛りを注文したのに、普通盛を出されるなどハプニングはあったものの、煮たまごを余分にくれるなど店員の応対も良かった。つけ麺好きであれば一度は訪れたい店といえよう。ただ、値段はちょっと高めな気がする。

 なお、ホットペッパーより水餃子のクーポン券が発行されているので、興味があれば食ってみると良いと思う。個人的にはここの水餃子は微妙であったが。

 ホットペッパー 麺や庄の

フルーツバスケット第23巻

高屋 奈月
フルーツバスケット 23 (23)

 気づいてみれば23巻までいっていたフルーツバスケット。98年ごろから連載が始まったわけだが、この巻でようやく物語はフィナーレをむかえた。98年といえばかのWindows98が跳梁跋扈していた時代なわけだが、微妙な思い出とともに時の流れの速さを感じるものである。

 しかし、あらためてフルーツバスケットの歩みというかシナリオの流れを思い出そうと試みても10巻~20巻あたりの記憶がやけに薄い。書店で新刊が出てたら惰性で手には取っていたのだが、どうにもあまり真剣に読んでいなかったからか。個人的には5巻くらいまでの展開は結構好きなので良く覚えているのだが、だんだん物の怪憑きの謎という物語の確信へと話しが進むとどうにもある意味で起伏のない安定した展開に飽きたらしい。というか物の怪憑きの呪いもなんともぬるい結末であった。まぁ、呪いについていえは、あくまでこの物語で語りたいものの本質ではないのだろうから仕方がないっちゃ仕方がないんだが。

 とはいえ、最初から最後までフルバらしいほのぼのギャグが展開されていたのは良かった。何度も読み返したいというほどの作品ではなかったが、消して駄作というわけではないので暇があれば通して読んで見るのもいいかもしれない。まぁ、この作品については好き嫌いがはっきり分かれるだろうけども。

チーズ焼きナポリタン

 ここ二日間、弁当が続いたため、たまにはスーパーの惣菜でも買うかと帰り道にスーパーに寄るも微妙な時間なせいか、微妙な食材しか売っていない上にタイムサービスの割引もなかったので、なんとなくバナナを購入し、仕方なく本日もコンビニに頼る。

 昨日の暖かさから一転し、風が寒いのは果たして気温のせいだけだろうかとどうでもいいことを思いつつ、セブンイレブンで本日の夕食を物色。ここでもまともな弁当がなかったため、パスタにでもするかと棚を見ると、チーズ焼きナポリタンなるものを発見し、微妙に興味を引かれる。いつもセブンイレブンでパスタを買うときは大体普通のナポリタンが多いのだが、なんとなくチーズが食いたいと思ってナポリタンにかかっているチーズは贔屓目に見ても微妙としか言いようのないものだったが気の迷いということでチャレンジしてみる。

 購入時に弁当を温めてもらったところ、店員がアチッアチッとかいいながらまるで汚いものをつまむかのようにレジ袋にいれて渡してきたのを見て、何かこの後の食事の未来を暗示しているのではないかと穿った考えを頭に浮かべながら帰宅。

 さぁ、食うかと思い弁当を取り出すと袋の中に箸が入っておらず、微妙に使いにくいプラスティック製のフォークしか入ってないことに気づく。思わずアチッアチッっと繰り返していた店員の顔を浮かべイラっとするが、仕方ないのでフォークで食事を開始。まぁ、味は普通のナポリタンであり、コンビニのものとしては普通である。しかし、食いすすめていくうちに一つの問題が生じた。この微妙なフォークだとチーズが切れないのだ。チーズ焼きが示すとおりナポリタンにかかっているチーズは少し焼かれており、固まっているのである。しかも性質が悪いことにパスタを巻き込む形で固まっているため、フォークだと食いづらいことこの上ない。最終的にフォークはチーズの塊を食いちぎるための役割しか果たせなくなっておった。

 で、いきなり総評なわけだが、味・値段ともにあぁ、コンビニのパスタね。という言葉しか口をつかない。とりあえず箸で食うもんだなと思っただけである。まぁ、ナポリタンとチーズはそこそこ合っていたのでどっちも好きなら食べてみればいいかと。だが、箸は必須である。