総力特集・未来を読み解く4 (2010年の占星術予測) |  ZEPHYR

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ありがとうございます。
自分の世界がこうして少しずつ広がってゆくのが、とても嬉しい今日この頃です。


<占星術予測に関するスタンス>をご一読の上、以下の記事をお読み下さい(すでに読まれたことのある方は、飛ばして先へお進み下さい)。
<未来を読み解く1><未来を読み解く2><未来を読み解く3>の続編です。

春分図は、太陽が牡羊座0度に来るときのチャートですから、これは世界共通です。
しかし、その国は? ということになると、同時刻でも空に太陽が出ている地域もあれば、夜の地域もあるように、かなりのずれが生じてきます。
星々相互の位置関係は同じなのですが、配置が変わってくる感じです。
アセンダント(ASC)、MCなど、ハウスが違ってくるわけですね。

日本の場合、アセンダントは山羊座22度になります。
まずここに解読の第一の鍵があり、サビアンシンボルは「戦闘での勇敢さにより、二つの賞を与えられた戦士」というものになります。
来年の日本もまた、なんらかの栄冠を勝ち得ていくプロセスがあるのかも知れません。
単純に考えると、スポーツの世界とかいうのがすぐに浮かびます。
あるいはノーベル賞関係とか。
日本の何らかの活動が国際的に認められ、高く評価されるということが起きてくるのかも知れません。
国家レベルでなくとも、民間の中でこうした「受賞」に関連して、非常に大きく取り上げられる事例があるような気もします。

積極的な活動、具体的な行動が日本にプラスに働きます。
日本人全般についても、いじいじせずにプラス思考で行動した方が有利に働く人が多いと思われます(個人の運気は、個人チャートを確認しなければ正確なことはわかりません)。

アセンダントは太陽との関係が良く、スムースに伸張する運気を感じます。

しかしながら、その太陽は天王星・水星と合で、2ハウスに。
対向する土星は8ハウスに。
構図的にはまだまだ経済、財政の苦境は強く表示されています。太陽は国家そのもの、政府そのものも含みますから、民主党政権にとっての課題がまざに経済と財源にあり、それは来年も続くことが示されています。
けれど、光も見えます。
2ハウスには他に木星も入っており、この幸運と拡大、繁栄の力が大きな援助を送ってくると考えられます。
木星はMCと正確なトラインを形成しており、社会的な運気の上昇、国家としての安定などに有利に働きそうです。
どうやら経済的に持ち直してきそうだと思えます。

MCは「電話接続士」に関するサビアンシンボルで、これは自分が必要とする存在とそうでない存在を選別する傾向の暗示です。
国際社会の中で、日本は自分の居場所を新たに模索し、関係性を整理しようとするかも知れません。
また国際的に必要とされる、という事態が強く起きてくるのかも知れません。
いずれにせよ、これらの動きは「幸運」のトラインですから、良い変化と見なせます。

1ハウスに海王星が位置しているのが気になります。
国民全体が不安や迷いの中にあり、まだ態度を決めかねているような印象を受けます。月とハードアスペクトになっているのも印象的で、かなりメンタルな面で不安定な様子です。
個人的に不安定な気分、ぐらいですめばよいのですが、これはどっちかというと国家的なチャートですから、そうした心理的なものが背景にある大きな事件や運命が待っていそうです。
月は4ハウス、「国土」「気象」などの部屋にあり、どうやらこれは自然災害的なものを表示しているな、と感じられます。
国民の不安も、地震や自然災害がいつ襲ってくるか、といった内容であるかも知れません。
とすれば、そのような大きなものがいくつか起きるだろう、とも解読できます。

月と海王星は水っぽい星ですが、入っているのは不動宮。
全体的な印象としては地震(内陸型、海洋型)や風水害でしょうか。

来年の春分図で絶好調の火星は、日本では7ハウスに位置します。
おもに外交、同盟国に関する部屋なので、これは日本が外交上大きな成果や良好な関係を構築することに成功すると読めます。火星なので、技術面での交流や、軍事的な側面も考えられますが……。
現在、ぎくしゃくしているアメリカとの関係は、来年には改善されるはずです。
技術面で結びつくであろう中国とも。

気になるのは、12ハウスにある冥王星です。
Tスクエアの軸となっているこの星が、犯罪やテロに関わるここにあることは、あまり好ましくありません。銃乱射事件や連続無差別殺傷のような非常に衝撃度の高い、大きな事件が起きるのかも知れません。テロ……は、さすがに考えたくありませんが。
原子力、核に関わる問題が表面化する、あるいは事故が起きる、北朝鮮にそれ関連の動きがある、といった解読も可能。
病院や刑務所の内部で、なにか重大事が起きる可能性も。

全般的な傾向としては、光と闇が入り交じったような春分図です。
希望は見えてきます。
しかし、夜明け前が一番寒くて暗いように、闇を体現するなにかも出現しそうな、そんな印象を抱きます。

人の心に愛が、世界に調和が満たされますように。

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