恐れていたことが…… |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

なんということでしょう。
14日から中国のチベット自治区で大規模なデモが起き、それを鎮圧に出た警察隊(治安部隊?)と衝突、とうとう多数の死者が出た模様です。
当初は10人と伝えられていましたが、刻々と更新される情報を見ると、どうやらそんなものではなさそうです。80人とも100人とも……。

日本ではあまり報道されていませんでしたが、どうやらこのデモ、10日頃からすでに起きていたようで、ここへ来て大規模なものへと発展、このような事態になったと思われます。
10日といえば、前回の危険な星の配置が確認されていた頃(8~9日前後)で、そして今回も14、15日あたりは前回と同様、暴動やテロ、流血を伴う事件の暗示があると占星術上の予測を立てていました。
ほぼ予測通りのことが、ほぼ正確に時を刻みながら起きているというのが、寒気がします。そして、同時に悲しみを感じます(2月26日の記事をご覧下さい)。
北京五輪を控え、中国は軍などの強権を発動させて、暴動を鎮圧させる可能性があるというのも、昨年末の占星術予測ですでに警告していました。
この事件に関連して、インドでも亡命チベット人によるデモが起きた様子(やはり火種がインドにも飛び火した)。

ギリシアではアテネ沖でクルーズ船が座礁。
やはり海難事故は連鎖する。
しかし、ギリシアでの事故は邦人103人を含む乗客全員が無事救助されたとのことで、この件についてはほっと胸をなで下ろしました。
なによりです。

3月の予測の中で、今月、財政、国民の財産に関わること、あるいは外資などの問題で、大きな損失が報告される(それが起きる、又は結果が報告される、今後起きるだろうという予測が報告される)だろうと記事に書きました。
これはあくまでもホロスコープ・チャートを解読して読み取った予測なのですが、占星術など使用しなくてもこの時期にそれが起きることは、実は誰にでも予測できたことでした。
年金記録問題で、政府が「宙に浮いた」年金の名寄せ期限が、この3月なのです。
ところが2万件以上が、特定できないまま……。
もう一つ。
石原都知事の肝いりで設立された新東京銀行。債務回収ができず、経営が焦げ付いたこの銀行に、さらに400億円の追加出資をという話が持ち上がっている。
この出来事が、この時期になって話題になるというのも、当然予算編成の関係で、年度末だから。

どっちにしても、これらが国民(都民)の財産に関する大きな損失であることは間違いありません。

迷走する日本。
そして迷走する世界。
どうか、もう少しましな道へと進路を。