もう15年くらい生活の中で行っている活元運動。

 

活元運動が出ないんですがという質問をいただいて思い出した。

 

ぼく自身は最初活元運動が出るまでに1年くらいかかった。

 

 

 

 

友達は初めて活元運動の会に参加して

 

いきなり激しく活元運動が出て

 

涙もあふれだして驚いた。

 

なにこれ、活元運動って凄いねえとぼくに連絡してきた。

 

友達は山口県で活元運動が出て

 

奇しくも同じ日にぼくは東京で初めて活元運動が動きだした。

 

 

 

 

 

活元運動というのはカラダが普段行っている無意識運動を直接訓練していく運動のこと。

 

これだけだとなんのこっちゃか分からないひとも多いかもしれない。

 

カラダは頭をポカーンとさせて、力を抜くと本来は動くようにできている。

 

カラダは動かないよ、どこが動いているんだっていう反論したとしても

 

そう発言したあなたの体内は

 

生きている限り

 

死ぬまでひと時も止まらずに動いている。

 

体液や血液の循環

 

消化機能

 

止まっているところなど体内にはどこにもない。

 

ぼくらは社会生活を営むうえで

 

意識でカラダを動かさないようにすることを

 

習得してしまっているから動かないほうが常識になってしまっているけど

錯覚です。

 

 

 

 

 

立っている姿勢で

 

一見すると動いていないように見える人でも

 

重心の位置を測定する機械の上に立ってもらうと

 

重心はずっと揺らいでいることが分かる。

 

そりゃそうだよね

 

体内は一瞬たりとも止まっていないのだから。

 

 

 

 

 

ところがいざと活元運動を訓練しようとした時に

 

多くの人がぶつかる壁は

 

活元運動がなかなか出ないってことだったりする。

 

 

 

 

運動が出ない理由は

 

カラダの鈍り

 

頭が考えすぎでポカーンとできない

 

ってことが多い。

 

 

 

 

 

 

とはいえ、初めての活元運動の訓練でいきなり発動して動きだしてしまう人もいるから面白い。

 

その逆で

 

鈍ってるから出ないだろうなと思っていると

 

癌の人でいきなり活元運動が出た人もいるし

 

躁鬱病でいきなり活元運動が出だした方もいて

 

出る理由も、出ない理由も

 

こころやカラダの状況によって千差万別。

 

 

 

 

 

40年間やってきた活元運動を観ていただきたいんですと依頼をいただいて運動を拝見したら

 

頭で動かしている意識運動をやっているだけで

 

活元運動じゃないって方もいた。

 

 

 

 

 

一度でも本当の活元運動が出た経験があれば

 

なんとなくカラダが動くなんて

 

生ぬるいボヤッとした運動じゃないからすぐ分かる。

 

本当の活元運動は衝動に突き動かされて動く

 

野生丸出しのものです。

 

一番わかりやすい活元運動は

 

SEXにおいてオーガズムを感じて腰が止まらない女性の動き。

 

あれなどまさに活元運動そのもの。

 

それくらい激しいものです。

 

カラダを自分の自意識で動かしていない。

 

100%カラダモードだから動きだしちゃっているわけ。

 

 

 

 

 

なんとなく、こう動かしたほうが気持ちがいい

 

なんて生ぬるい運動じゃないんです。

 

 

 

 

「わたし」という自我意識が関与していない運動

 

「わたし」じゃない何かがカラダを動かしているという衝撃的な体験なわけです。

 

 

 

 

だからこそ

 

自我意識の「わたし」じゃない存在

 

いのちの存在を確信できるわけ。

 

 

 

 

 

初めて本物の活元運動が出たときは

 

自分の意識は明晰なまま

 

背骨がうねるように動きだして

 

まるで龍に乗っているみたいって思ったのを覚えている。

 

 

 

 

 

運動が激しくなると

 

どちらが上か下かの

 

空間認識まで分からなくなってしまう。

 

 

 

 

そんなに激しく活元運動が出ても

 

運動自体はいつでも止められる。

 

まだ止められない活元運動を

 

残念ながらぼくは経験していない。

 

 

 

 

 

だから先生、止めたいんですぅ~と言われたときは

 

正直、とってもうらやましかった。

 

しかもその方は癌検診でひっかかって初めて来られた方だったので

 

運動を止めるなんて、とんでもない。

 

最後までカラダが行ないたい活元運動を

 

やらせてあげるべきという方だった。

 

 

 

 

 

活元運動で難しいとしたら

 

ひとつは

 

運動がいつ出てくるか分からないってこと。

 

 

 

 

ふたつめ

 

いわゆる一般的な学習では

 

なんらかの努力や、学ぶってことが必要だけど

 

活元運動は努力がいっさい不要ってこと。

 

 

 

 

この2点のせいかもしれない。

 

 

学習というのは

 

何かを積み重ねていく体験なんだけど

 

活元運動は逆なんだよね。

 

意識で

 

本当に何もしない

 

働きかけない

 

自分の心身を放っておく

 

すると大脳のブレーキーが外れ

 

無意識運動が大きく現れてくる。

 

 

 

 

努力をしないことが難しいというのは

 

現代人のぼくらにとって皮肉なことだよね。てへぺろ

 

 

 

 

 

 

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