ほんのちょっとの愉気で動き出すいのちがある。

 

こちらが行ったことは気がつかえている処に愉気をしただけなのに。

 

それだけで突き上げるような衝動によってカラダが動き出した。

 

活元運動の登場。

 

 

 

 

 

こんな衝動的な本能を備えているカラダが

 

気のつかえがあるだけで動かなくなって

 

心身の不調を作り出すってことが本当に不思議でならない。

 

整体指導をしていて突如動き出したカラダ。

 

 

 

 

 

突き上げるような衝動によって

 

カラダが動くことを初めて経験したとおっしゃっていた。

 

仰向けの状態でふとんに骨盤をバンバン叩きつけるような動きが出たり、

 

海老反りのような激しい動きが出ていた。

 

動かなくなっていた骨盤の可動性を回復させたいという衝動。

 

 

 

 

 

そのうちに、ものすごい咳込みも出てきた。

 

激しい咳は強張っている上胸部の背骨の弾力を回復させたいという衝動。

 

抑えがたい衝動に突き動かされる無意識の運動が

 

目の前で激しくのたうちまわっていた。

 

 

 

 

 

ぼくはただただ目の前のいのちがふれて欲しい場所に気を通していく。

 

その愉気をしながらぼくは

 

いのちの衝動に立ち会えたことに感動する。ラブラブ

 

 

 

 

 

10分以上、愉気をしながら目の前の活元運動に寄り添っていると

 

活元運動は収束していった。

 

そして今度はうつ伏せになってもらい背中側で気になる処に愉気をする。

 

すると今度は肩関節と肩甲骨が活元運動で猛烈に動きだした。

 

そして号泣が始まった。

 

泣くってことも活元運動だからね。

 

鬱滞していたエネルギーや感情の放出。

 

激しく動きながら泣いているいのちに愉気を続ける。

 

 

 

 

 

整体指導の最中にこんな激しい活元運動に遭遇できることなど滅多にない。

 

突き上げるような衝動によって動き出した活元運動。

 

活元運動はいつでも自分の意思で止めることができるんだけど、

 

衝動的な活元運動だけは止めにくい。

 

 

 

通称、本物の活元運動。

 

 

 

必要があって、いのちが叫び出しているような運動。

 

本物の活元運動が出たら止めずにカラダがやりたいことを最後までやらせてあげた方がいい。

 

運動が止まるまでカラダに委ねてしまった方がいい。

 

カラダが達成したい目的がある場合や、緊急事態の時に本物の活元運動は現れる。

 

 

 

 

 

ぼく自身は何百回となく活元運動を行ってきているが

 

衝動に突き動かされて動いた活元運動は数えるほどしかない。

 

活元運動は目を閉じて行うんだけど

 

初めて突き上げるような活元運動が現れたときは、

 

背骨からうねるような激しい動きがでて

 

自分のカラダなのにまるで龍に乗っているみたい~

 

って驚いたのを覚えている。

 

 

 

 

 

あきらかに自分の意思で動いているんじゃない自分のカラダに出会ってしまったという体験だった。

 

いのちとの遭遇。

 

それまでは大脳の意識が自分だと思っていて。

 

その自分がカラダもコントロールしているものだと認識していたんだけど

 

まったくの勘違いだと思い知らされた。

 

だって、自分のカラダが自分の意思とは関係なく

 

縦横無尽に動いていることを体験しちゃったんだから。

 

そりゃあ、衝撃でした笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふだん衝動から始まる活元運動を目撃したり体験したりするのは

 

女性がSEXでオーガズムを迎えてカラダが勝手に動いてしまうくらい。

 

大人の男性の場合だと、衝動に身を委ねる無意識運動の体験ってないかもしれない。

 

怒りの衝動で間髪を入れずにひとを殴っちゃったなんて、一種の活元運動かもしれないけど。

 

そんな衝動を生み出す状態では娑婆で普通には生活できない。

 

心身を調整してあげないと即ムショ行きだもんね。

 

 

 

 

 

例えば、熱いものにふれて

 

あつっ!!

 

と、思わず手を離したりすることも活元運動。

 

要は考えを通さずに

 

思わず動いちゃったって動き。

 

 

 

 

 

活元運動はカラダの無意識運動。

 

本能のチカラそのもの。

 

この力強い活元運動、ホメオスタシスが出ないよう、働かないようにしているのはなにかはてなマーク

 

 

 

 

 

本来働いているべき自然な動きを阻害しているのは大抵は大脳。

 

大脳の思考が本能の働きに対してブレーキをかけてくる。

 

 

 

 

 

ぼくは人類史上、ひとを最も元気に導いたひとが師・野口晴哉だと思っている。

 

野口晴哉が発見したことは

 

頭の中にある

 

〇〇すべし

 

〇〇すべらず

 

という観念、

 

自分でかけてしまった暗示を手放すと

いのちは勝手に元気になっていくということだった。

 

 

 

 

自分でかけた暗示というのは

 

黒魔術だよね。ゲッソリ

 

 

 

 

いい母親はこうあるべき

 

いい妻はこうあるべき

 

いい嫁はこうあるべき

 

いい娘はこうあるべき

 

いい父親はこうあるべき

 

いい夫はこうあるべき

 

いい婿はこうあるべき

 

いい息子はこうあるべき

 

親孝行はこうあるべき

 

早く孫の顔を見せるべき

 

などなど

 

全部、観念という名のマトリックス(仮想現実)。

 

 

 

 

 

勝手に他人からの視線(マトリックス)を想定していく

 

両親からだったり

 

義理の両親からだったり

 

親戚の目だったり

 

ママ友からの視線だったり

 

旦那からの視線だったり

 

そしてささやく。

 

すなわち自分への批判としてささやくわけ。

 

 

 

 

 

驚くほど

 

ありのままの自分をないがしろにしてしまっている呪文のオンパレードであることにビックリする。びっくり

 

 

 

 

こんな呪文を脳内で繰り返していたら

 

そりゃ、呪縛で動けなくなっちゃうよね。

 

実際に、行動できなくなるだけじゃなくって

 

無意識運動まで呪縛の影響がでる。

 

 

 

 

 

だからその呪縛が解けて

 

フリーズしていたいのちが躍動しだす瞬間に立会えると感動してしまう。

 

ご本人が例え泣いていたとしても

 

いのちにとっては喜びの復活祭だからね。ウインク

 

 

 

 

 

 

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