明日、衆議院選挙の投票日を迎える。
どのような結果になるのか予想がつかない。
小生は今回の選挙で物価の高騰に対し、どのような策を講じるのかを一つの重点として位置付けている。
この数年で急に物価が上昇し始めた。今後も上昇する傾向にあると考えている。
物価高騰の要因の一つとして人件費の上昇を挙げることができる。
現在、京都府の最低賃金は1,058円である。他の都道府県では1,100円を超えている地域もある。
数年前まで900円代だったが、いつの間にかじりじりと最低賃金の金額が上昇してきた。
企業は製品の値段を上げ、人件費その他のコストを回収する。
利潤を求める企業としては当然の行為であるが、小生を含む消費者には頭痛の種となる。
各党は「給料を上げる、生活を守る」等を全面的に主張し、票の確保を図ろうとしている。
「物価上昇を上回る所得向上を」という主張に小生は疑問を呈する。
人々の給料を増やすという目論見らしいが、経済はこれほど単純なものではない。
そして、このような政策を推進し続ける限り、物価の高騰を抑えることはできない。
人件費は上昇の一途をたどり、さらなる物価高騰の要因となりかねない。
多くの人が望む政策を実行する政党に投票し、その政党が与党となっても、想定とは逆に思わぬ結果を招きかねない。
経済学で「合成の誤謬」という考え方があるが、この衆議院選でそれが実現しそうで恐ろしい。