「愛の不時着」@新国立劇場を観劇しました。

 

・お話がわかった気がして楽しかった!

・原作(ドラマ)は見ていないほうが楽しめる気がする!

・何なら韓国ドラマに慣れていないから余計楽しめた気もする!

 

大満足の観劇でした。若干ネタバレ(原作を見ている方は知ってるよ!という話ですが)あります。

 

  • お話がわかった気がして楽しかった!

私は「愛の不時着」については”韓国の財閥のお嬢さんがグライダーで遊んでいたら風に飛ばされて北朝鮮に不時着、助けてくれた北朝鮮の軍人さんと恋に落ちる話”という情報しかありませんでした。

それって”買い物に行ったらベルリンの壁が出来ちゃっておうちに帰れなくなった話”(国境のない地図@星組)並みの、設定のオポンチさダイナミックさに笑ったものですが、世間の評判はすこぶる良い。

何なら、いつもは韓国ドラマなどには縁のなさそうな男性方の評判も良い。

 

その恋がどうなるのか?ということも全くわからずに観劇しましたが、なるほどそうなったのかー!

確かに面白かったです。

 

意外だった面白ポイントは、韓国でもかなり裕福な暮らしをしているお嬢さん@ユン・セリさんが、北朝鮮の標準的な生活とのギャップに「?!?!」ってなるところでしょうか。

セリさんが「アロマキャンドルが無いと寝られないの!」とマイルール発動するも、北朝鮮のイケメン将校リ・ジョンヒョクさんは「アロマ…?」状態で、普通にローソクが出てきたり、考えれば「確かにー!」なことですが、面白かったw

 

オチもそうなるんだ、って思いました。(たぶん、原作ドラマ的には途中のところで舞台は終わっているみたいです)

そういえば、設定のオポンチさダイナミックさに気を取られて、その恋の行方にこれまで全く興味がなかったことに気づいた瞬間でもありました(笑)

最後までかたずをのんで見守っていましたよ!

原作を見ていなかったからの新鮮な感覚だと思うので、原作を見ていないけれど気になっている方にはオススメしたい!

 

  • 原作(ドラマ)は見ていないほうが楽しめる気がする!

ゼロベースで観劇したのでスピーディな展開は、ツッコミどころはあるものの結構楽しめました。

おそらく、原作ドラマが人の想いを深掘りするというよりは、次々に起きる出来事に翻弄される様子を面白く描いていく作品だと思うので、トンデモ展開を乗り越えていく様子が単純に楽しい。

 

原作ドラマを見ている方からすると「カットされているところが気になって、ずいぶん忙しい気がした」そうですので、カットされているところがわからないほうが楽しめるのかもしれません。


とは言うものの、唐突な展開に「??」となることもありました。

これは、長い原作ドラマを2時間そこそこにまとめているわけですから仕方ないですね。

 

公演パンフレットに「これを読めばさらに舞台が楽しめる『愛の不時着』雑学集」というものが掲載されていて、そこに載っている範囲内でのネタバレになりますが…

 

例えば、色々あって何とか韓国に帰国した令嬢のセリさんのもとに、北朝鮮で助けてくれたイケメン将校さんがさっそうと現れるシーン。

セリさんは苦労しながら帰国した感があったのに、将校さんは一体どうやって韓国に?w

原作では危険な廃鉱を匍匐前進で進むというハードモードなシーンがあったようですが、そのあたりは丸っとカットされています。

 

それから、各人物の人物紹介をするプロローグも、完全初心者だとわかりにくかったです。

特にダンさん(北朝鮮の女性。イケメン将校さんの婚約者っぽい)がチェリストで、おそらく将校さんと同じような時期に音楽系の活動をしていたみたいなことを示しているであろうシーンとか、観劇後にパンフレットをよく読んで「そういうことか」と納得したり。

ああいうふうに処理するしかなかったのかもしれませんが、次々に出てくる人たちとその人に対する背景の情報量の多さについていけなかった…

この点については、何度もご覧になっている方や原作をご存知の方は楽しめるんだと思います。

こうやって紹介するのか!みたいな感じで。

 
でもトータルで見ると、原作ドラマを見ていない人も楽しめるし、何より新鮮に楽しめると思います。
 
  • 何なら韓国ドラマに慣れていないから余計楽しめた気もする!
私はとにかく韓国ドラマには全く縁がなく、あの冬のソナタですら全部見ていません。
なので、韓国ドラマの”お約束”みたいなものがむしろ斬新な展開に思えました。
例えば「過去に一度、命を救われるレベルで出会っているんだけど、再開したときにはあの時の人だ!ってわからない」みたいな状態。
韓国ドラマにはよくある話のようですが、日本のドラマとかにはあまりない展開な気がします。
あと、兄弟仲が生きるの死ぬのレベルで異様に悪いとかw
なんとなく、韓国ドラマってそういう話が多いと聞いていましたが、舞台を見て妙に納得しましたw

 

  • キャストも分かりやすかった!

 

主なキャストは主役のセリさん(女性)と、セリさんを助ける北朝鮮のイケメン将校さん(男性)
セリさんと韓国でお見合いしたことのある男性で、詐欺事件を起こしたクさん
イケメン将校さんの婚約者のダンさん
イケメン将校さんより上の階級だけど汚職系将校のチョルガンさん
イケメン将校さんの部下4人組
こんな感じだったかと思います。
 
かなり前方席だったので、役者さんの顔が良く見えて「この人、誰だっけ?」にならなかったのがよかったです!←そこ?
特に主役コンビはとてもわかりやすくてよかったです。
セリさんは長身のキムヨナ風だし、北朝鮮の将校さんはとにかく背が高い!
最後まで「この人、誰?」にならなかったのがよかったです。←重要
 
セリさんの元お見合い相手のクさん(←と私は勝手に思っていた)、悪い人っぽいんですが、あんまり悪くなさそうw
それは、汚職系将校のチョルガンさんも同様で、かなり悪いことをたくさんしているっぽいのですが、あまりよくわからなかったですね。
きっとドラマではチョルガンさんの悪事やクさんの詐欺まがいのことも細かく紹介されていたんだろうなぁ。
 
割と終盤までどういう人なのかつかめなかったダンさんは、細くて顔がいい。
韓国アイドルみたいだなーと思ったらどうやらそうだったみたいです。
しかしフィナーレの挨拶でもニコリともしないのはなぜ?日本、嫌いですか(涙)。
 
イケメン将校さんの部下4人組は、まあ4人一組って感じですが、韓国ドラマ好きな子だけはやたらキャラが立っていたw
いつも「韓国ドラマが始まっちゃうー」みたいなことを言っていて、ちょっとしたOL感。
因みに、セリさんのお兄さんとか、社宅村の女ボスみたいな人とかは、それなりに存在感がある役ですがアンサンブルの方がやっていました。
 
そして歌はノンストレスで聴いていました。
ダンスはいつも見ているダンスとはちょっと違う感じで、個人的には新しかったです。(コンサート風、というのかな?)
 
  • シーズン2、タカラヅカ版もお楽しみに!ということだそうです
パンフレットには、プロデューサーのキム・テヒョンさんからのご挨拶が載っています。
「今回の公演を最後にシーズン1を終えて、新しいシーズン2でファンの皆さんに会いに来たいと思います。また、宝塚バージョンのミュージカル『愛の不時着』にもたくさん期待してください。
とのこと。
タカラヅカバージョンは、今回の新国立劇場のシーズン1とは違う感じになりそうですね。

雪組「ベルサイユのばら」が始まりました!

好評&チケット入手困難公演だそうで、ベルばら侮りがたし…と改めて思いました。

歌舞伎で言うところの「またか、の関」(=勧進帳)みたいに、ファンはうんざりしながらも蓋を開ければ…という感じでしょうか。

 

さて、初日の次の日、7日からジェローデル役のすわっち(諏訪さき)が休演されているそうです。

7日の代役は律希 奏(りつき そう)くん。2023年入団の109期生?!

ちなみにプロフィール写真を拝見したらすごい美形でビックリしたわー。

新人公演でジェローデル役を演じるとはいえ、いきなり回ってきた大きな代役。

アンドレの「来るなー!」のシーンで、あーさ(朝美絢)オスカルを押さえつける役ですよね←そこをピックアップするのか?

しっかり舞台を務められますように(祈)

 

雪組ベルばら、昨日は休演で、今日から公演が始まります。

本日10時現在、すわっちの休演はまだ公式HPでの発表はないみたいですね。

もしかしたら、昨日の休演日にガッツリ代役稽古とかをして、代役が変更になる可能性があるから発表が遅い?とかなのでしょうか?

あるいは元気になったので復帰するとか?

以前「夢現無双/クルンテープ」を観劇して、帰宅途中にれいこさん(月城かなと)の休演の報が公式HPに出て驚いた!(さっきまで舞台で歌い踊っていたよね?!状態で)ことがあったので、休演発表って早いときもあるんですよね。

どういうタイミングで休演発表するのか謎です。

 

ただ、個人的に。

劇場内だけ張り紙で休演の発表をして公式発表なしが続く状態って、とても嫌な記憶が蘇ります。

同じことにはなっていない!と信じていますが、こんな時期なのでせめて一報だけでもしてくれたら安心する一介のウオッチャーでした。

代役は未定、とか、7日に休演した諏訪さきですが9日から復帰します、みたいな事後報告でもいいから。

 

(追加)

すわっちの休演情報、発表になりました。

なんだか安心する私。

代役はさんちゃん(咲城けい)です。

もともとさんちゃんが演じていたニコラ(ジャンヌのパートナーですかね?)は月瀬陽くんに。

二コラの出番がどれほどかはわかりませんが、ジャンヌのパートナーですからそれなりなのでしょうか?

1日だけの代役となった律希奏くん、想像を絶する大変さだったかと思います。お疲れさまでした。

あーさ(朝美絢)の雪組新トップスターとしてのお披露目公演は『愛の不時着』(東京建物Brillia HALL公演)と発表されました。今年の11月末に初日を迎える予定だそうです。

 

愛の不時着といえば、コロナ禍初期のおうち時間が増えたころにめちゃくちゃ見ている人が多かった韓国ドラマ、と記憶しております。

「韓国の財閥の令嬢がグライダーで飛んでいたら風に飛ばされて北朝鮮に不時着し、そこで出会った北朝鮮の軍人さんと恋に落ちる話」と聞きました。

ナニソレ?オモロー?!なトンデモ設定が気になっていたものの、韓国ドラマって見始めると時間がかかってしまう印象が強く、なかなか手がでないでいました。

ここにきて3時間足らずの時間で、しかもミュージカルで見ることができるなんて、かなり嬉しい!

気になっていたお話を見る機会、数年越しにキター!って思いました。

ちなみに、私が理解しているあらすじは「うん、その通り」(Byドラマを見て愛の不時着にドはまりした友人談)だそうです。ホント、どんな顔して真面目に演じているのやら…??

 

正直、今のタカラヅカにはモヤモヤするものを感じます。

また、タカラヅカの興行に行くこと自体に負い目を感じてしまう自分もいます。

でも、そのモヤモヤとかが晴れることを期待して(&気になるストーリーの確認とあーさのお披露目を祝おう!という気持ちにフォーカスして)チケット取りに参戦しようか?

とも思いましたが、なんと新国立劇場でミュージカル「愛の不時着」(韓国キャスト)が上演されるらしい!

 

…ということで、こちらを観劇することにいたしました!

 

元々、韓国のお話ですし、韓国の俳優さんたちは歌が上手いと聞いておりますので、とっても楽しみです!しかも再演なんですねー、知らなかったよ。

 

あーさのお披露目は、あーさを見守ってきたファンの方とかに見ていただくのが幸せなんだと思いますし、自分もモヤモヤしたまま観劇するのもなぁ、という気がしますし。そもそも、金ナシコネナシの地方民が激戦のタカラヅカチケット争奪戦に参戦する気力が湧いてこない…

もっとも、グライダーで北朝鮮どころか中国の北京かモンゴルあたりまで飛ばされちゃいそうな夢白あやちゃんを拝めないのはちと残念と言えば残念←そこ?

※ヅカネタっぽく書いてみましたが…(汗)

 

「104期」といえばヒーロー・ヒロインの期です。

その前後の期のことを寡聞にしてよく存じ上げない、というのもあるのですが、104期は中心的な期であることに間違いありません。

 

驚くべくは、自分で所属先を選択できる成績優秀者トップ10のメンバーのほとんどが”いばらの道”とも言える部署への所属を希望したことです。

通常では考えられません。少なくとも、それより先輩たちは”いばらの道”は成績優秀者以外がやむを得ず選ぶ道だったことがうかがえます。

この期については、”いばらの道”を選ぶモチベーションのある人たちが多かったのだと言えるでしょう。

それゆえに、物語としても大きく動いたのでは、と思います。

 

ミカサ、アニ、ユミル…

 

タカラヅカの104期に同じような名前の人いるかな?って探したんですが、さすがにそれはなかったですね。

ちなみに「104期」=訓練兵団(By進撃の巨人)ですw

 

進撃の巨人といえば、海外も含めて全世界でシリーズ累計発行部数1億2000万部を突破した、講談社が誇るダークファンタジーの金字塔作品です。

Google先生に「104期」と入れると、最初に出てきたのがWikiの104期生(宝塚歌劇団)、次に出てくるのがPixiv百科事典の104期生(進撃の巨人の訓練兵団)でした。

いつかこの順番が変わる日が来るのでしょうか?

 

それにしても進撃の巨人、面白かった!アニメ、気づいたら全編見てしまいました。

特に89話「自由の翼」は何度見ても泣きます。

Amazon Primeビデオで視聴できます。

長い&シーズン3と4の繋がりに一瞬戸惑いますが、オススメ!

雪組の次期トップスターはあーさ(朝美絢)!と発表されました。

あーさ、おめでとうございます!

 

各社、次期トップスターの記事を挙げていますが、デイリースポーツさんの記事のタイトルが熱い。

宝塚の次期トップスター発表って、大抵は「次期●●組トップに■■さん」みたいな、さっぱりした感じのタイトルが多いと思うのですが…(例:れいこさん(月城かなと)の場合▼)

https://natalie.mu/stage/news/423393

 

デイリースポーツさんのタイトル

”美しすぎる男”朝美絢

というパワーワードw

全国ツアーの挨拶でりーしゃさん(透真かずき)から「美しすぎる男」と紹介されていたから、と記事では書いていますけれど、いつもと違ってタイトルに熱量を感じました。

黒髪の人のトレンドとかも突っ込んでくるあたりも、なかなかに熱い。

デイリーさん、密かにあーさ推しがいるんですかね?

 

ものすごく今更感満載ですが…月組全国ツアー「琥珀色の雨にぬれて」の出演者が発表されました。

「琥珀色の雨にぬれて」は大好きな作品なので、配役を妄想してみました。

 

専科からマイティー(水美舞斗)のお名前が!

ちなつさん(鳳月杏)とは花組以来かな?

 

おそらくキングオブジゴロ?のルイはマイティーでしょう。

クロード@ちなつさんに「タンゴは踊れますか?」とマウント取りに行くところで「多分、クロードのほうが踊れる(笑)」と観客に思わせないルイは歓迎です。

ルイは「道化」と自嘲してもカッコよくいてほしいので…期待します!

 

ヒロイン以外でも超絶重要かつ難役の多い娘(女)役さんたちの配役も気になります。
気になるのはフランソワーズ、ジュヌヴィエーヴ、エヴァ、そしてマオ。

クロードの婚約者(後に結婚)のフランソワーズは非常に難しい役だと思います。再演を見るたびに印象が違うんですよね。
りりちゃん(白河りり)かおはねちゃん(きよら羽龍)のどちらかだと思います。
個人的には理知的な感じのするりりちゃんのフランソワーズが見たいかも?
そして結婚前からジゴロと遊んでいるジュヌヴィエーヴは、ちゃっかり感が上手そうなおはねちゃんだと見ごたえがありそうです。

ジゴロを束ねるエヴァは、貫禄とそこはかとなく漂う色気があると嬉しい役です。
桃歌雪さんや妃純凜さんが修行するのもいいと思いますが、役の大きさから言うと、さちかさん(白雪さち花)でしょう。
りりちゃんもアリですが、相当なお勉強になりそう…

そして私が密かに楽しみにしているのが、物語冒頭でクロードとやり取りをするマオ役。
初演の峰丘奈知さんが本当に素晴らしかった!
観客を琥珀色の物語へいざなう非常に重要な役で、過去には桜一花、華耀きらり、妃海風、羽織夕夏と、期待され&できる娘役が抜擢されてきた役です。でも本当に難しい役なんだと再演を見るたびに思わされます。
今回は、こありちゃん(菜々野あり)か、一乃凜ちゃんとかが抜擢されるかな?

 

男役さんたちは、クロードの友人&フランソワーズの兄・ミッシェル、シャロンの愛人・ジョルジュ、花屋の子爵・シャルルとジゴローズあたりが大きな役でしょう。

 

ミッシェルは番手とかを考えるとぱる君(礼華はる)かもしれませんが、ある意味ルイ以上に演技力と肚芸(はらげい)が必要なように思えるので、夢奈瑠音嬢のほうが適任?

ぱる君はジュヌヴィエーヴとイチャコラするジゴロ(ピエールかな?)で、ジゴローズの中でひときわキラキラしていただきたい気がします。

 

専科からご出演のりんきらさん(凜城きら)はジョルジュかシャルルかと思いますが、シャロンが長身なのでシャルルのほうが合うでしょうか?

花屋の子爵、その正体は?!という肚芸も魅せどころだと思いますし。

 

その場合、ジョルジュはうーちゃん(英かおと)が希望です!

うーちゃん、ジョルジュは勉強になると思うし、シャロンとも並びが合うような気がするんですが、ジゴローズの可能性のほうが高いかなぁ。

演じがいで言えばジョルジュ>>ジゴローズだと思うのですが、言ってもジョルジュは年かさの男性ですからねぇ…難しい。

かといって夢奈瑠音嬢ジョルジュではシャロンと並んだ時の絵面が想像できない(遠い目)。

現実的には専科からご出演のりんきらさんか、お勉強で春海ゆう嬢でしょうか。

 

主役コンビ、特にシャロンは本当に難しいですね。

見た目は大人、心は子どもみたいなシャロンはもう勘弁してほしいな(遠い目)。

 

宝塚の演目の中には「この人にしかできない」と思われるほどのはまり役があると思います。

特に、若葉ひろみさんの演じたシャロンは、この人にしかできない!と思わせる素晴らしさでした。

というか初演の皆さんは隙が無さすぎるほどにはまっているから、再演のハードルは恐ろしく高いと思います。

ましてや番手的なことを考えると猶更。

 

せめて、あの濃密で緊迫感のある琥珀色の雨にぬれての世界が舞台で再現されれば、そう思います。(いや、それが難しいんだろうけれどね…)

雪組公演「ベルサイユのばら」のポスターが発表されました。

なんということでしょう!

主役のお二人、花嫁と花婿の理想像のような美しさ。

まるで●クシィ。

 

ところで、今回のポスター、皆さん普段着(←イメージ)っぽいところに意味があるのでしょうか。

特にオスカルなんて、おうちでくつろいでいる服って感じですよね?

過去のポスターは軍服とか夜会服風とかローブ・ア・ラ・フランセーズ風ドレスとか、盛装?というかオフィシャル感ある装いだったように記憶しています。(オスカルの白以外の軍服が盛装かと言われるとたぶん違うけれど、ある種の制服ではあるよね)

 

フランス革命によって滅びゆく者たちの、「ここぞ!」の場の装いは、その時代のエスタブリッシュメントの生き様や矜持を暗示していたように思いました。

これまでのポスターって、(図らずもかもしれませんが)その生き様や矜持が、時代の流れの中で滅んでいく一歩手前のシーンを切り取ったようで、ブルボン王朝末期の雰囲気とこれから起きる悲劇を想わせる力があったなぁ、と…(たとえ絵面が多少面白いことになっていたとしても)

 

今回のポスターを見て、そんなことを感じました。

まぁ、今も昔も変わらず「ポスターは映えてナンボ」が一貫しているだけなのかもしれませんがw

そしてゼ〇シィの世界に合成写真で紛れ込んでしまった感満載のオスカル様の居心地の悪さよ…あーさ(朝美絢)のせいではないだけに、なんだかなぁ…

※なんだか宣伝っぽくなってしまいましたが、宣伝ではなく感想です。

 

永谷園のパスタソース「パキット」。切らすことなく買っているお気に入り商品となりました。

 

最初は、ゆきちゃん(仙名彩世)のCMに惹かれて購入。←「イターリア!」とか思いながら

でも作ってみると時短・洗い物量の激減・ゆでる水の量の削減…と、いいことがたくさんあります。

 

他のパスタソースと違って、パスタソースの袋の中にゆでる前のパスタをダイレクトに投入し、水を入れてレンジでチン!するだけで、パスタが完成します。

しかも結構おいしい!

ちなみに、パッケージに書いてある蒸らし時間の後、袋を開けて中身をぐるぐるかき混ぜて(30回くらい)水分とソースをパスタによく絡ませるのが、美味しく仕上げるコツかと思います。

カルボナーラ、ペペロンチーノ、ジェノベーゼはまだ食べていませんがボロネーゼ、たらこはとてもおいしくいただいています。

 

パスタって好きなんですけれども、パスタをゆでるのが、というかパスタをゆでた鍋を洗うのが面倒くさいんですよね(汗)

パキットだと、ゆでる必要がないので鍋を洗う手間がゼロ、画期的です!

まあ、パスタをパキっとするのが意外と綺麗にできなくて、最初に何も考えずにパキっとしたら細かい破片が遠くまで飛んで行った(掃除で意外なところからパスタの破片が出てきて驚いたw)ので、パスタをパキっとするときは慎重に。

 

ゆきちゃんは、永谷園の定番商品「松茸の味 お吸い物」のCMにも出ていますね。

松茸の味を使ったアレンジメニュー「きのこの和風パスタ」を作っていて、永谷園のHPではフルバージョンで作り方を紹介してくれます。

 

すっかり永谷園のパスタのお姉さん?!

ご活躍、嬉しいです。

もう4月になりました。

起きたこと自体、今更感満載なことになりますが少し触れておきます。

  • 合意書締結

宙組生の逝去について、ご遺族と歌劇団の間で合意書が締結されました。

合意書の中では、厚生労働省指針が示す「職場におけるパワーハラスメント」に該当する14の行為があったこと、その結果、被災者に多大な心理的負荷を与えたことを認めています。

 

これまでの、知らぬ存ぜぬカラスは白い!を言い続けて人のうわさも75日、「ほーら、やっぱりカラスは白かった(ドヤ)」を狙った歌劇団のいつもの戦略、今回は通じませんでした。
ご遺族の皆様が諦めずに交渉を続けた結果だと思います。
ご遺族が100%納得の結果ではなかったことは、会見からもうかがえます。
一つの落としどころとしての合意書締結だったのではないかと思います。
 

しかし、これまで「パワハラはありませんでした」という歌劇団の見解を180度転換!

見事なまでの手のひらくるりんぱ(笑)

 

ヘアアイロンの件とか、報道当初の事実無根!→からの→火傷させた事実とそれに対する詫びもないことを認める…

こういうのを「ウソつき野郎」っていうんじゃないのか?

あれ?この言葉、どこかで聞いたことあるような??(笑)

結果的に「人のうわさも75日!いつもの自己保身戦略」のために打ってきた手がことごとく裏目に出て、必要以上にご遺族を傷つけ、経営的にも少なからぬ損失を出し、何より宝塚歌劇団のイメージ悪化が酷いことに。

 

ホント、これが大の大人が仕切っている組織(企業)なのかと…改めて、みっともなくて、呆れました。

 

  • 人の死に向かい合う姿勢
歌劇団の対応も、なんですが、被災者が亡くなって以降、いわゆる宝塚音楽学校の受験スクールの先生が、芸事ゆえに「厳しい声掛けをすることがある」みたいなことを言っていました。

少なくとも、複数の先生がそうおっしゃっていました。(もっとも、そのうちのお一人は報道映像だったので、その後に続く結論があるのか?まではわかりませんが)

 

あ、そこって問題のコアじゃないのでは?って思いつつ、うまく言語化できないモヤモヤを感じていました。

 

最近、KAZUMI-BOY先生の記事を見て、なんとなく自分のモヤモヤの正体がわかりました。

 

「人の死」に向かい合う姿勢。

その姿勢に対する違和感、なように思いました。

 

人が自ら命を手放すようなことがあったらば、まずは悼む気持ち。

命を懸けるような、何があったの?

 

そういうのが劇団とか芸事に携わる人にもあったかもしれないけれど…

私のような部外者よりももっと近くで直接的に改善策が取れる立場の人たちが、「芸事がー」「愛(情)がー」「故意がー」「自己保身でー」みたいに、デモデモ~ダッテ~している感性。

 

なんか、私とは違うなと思いました。

 

  • 俺だって変われたんだ

最近、広島東洋カープ往年の名選手・高橋慶彦さんのYouTubeチャンネルをよく見ています。

1970年代~90年代に活躍したヨシヒコさんの時代の野球界は、まさに巨人の星の世界!

なんならパワハラで「プロの野球」を叩き込まれてきた世代の人。

 

そんなヨシヒコさんも、「今と昔は時代が違う」ことを認識しつつ、今の子たちにどうやって「観客に魅せるための、プロの野球」を叩き込んでいくのか、試行錯誤したんだなぁ(そしてなんとまるくなったことか!)、という一面が垣間見えるYouTube動画で非常に面白く拝見しています。

(あ、野球に興味がない人が見ても面白いかどうかはわからないw)

 

パワハラこそが、魅せるためのプロの野球を叩き込む道だ!と身をもって体現してきた人がですよ、そうでないやり方を手探りで、必死に考えて、トライ&エラーを繰り返して(ロッテ2軍監督時代は軍隊みたいに厳しかったみたいだしw)、最近のプロ野球界で活躍する後輩たちを送り出して頑張っている。

元メジャーリーガー西岡剛しかり、サムライジャパンの4番を任された超人・糸井嘉男(は個人的な感じ?)しかり。

何よりも、歩く不条理・パワハラが服を着て歩いていたようなヨシヒコさんが(笑)、ウォッチしているタカラヅカ界隈のはるか先にパワハラと決別する道を歩いていたことにビックリですw

 

パワハラ体質って、言われて明日からガラッと変わるのは難しいかもしれません。

でも、「俺だって変われたんだ」というヨシヒコさんの言葉、宝塚歌劇団もそうあってほしいと願っています。

 

あ、でもそういえば…

超人・糸井嘉男が投手から野手に転向したとき、コーチから散々「違う!違う!」と言われていたらしい。

が、ある日そのコーチが「子犬の正しい育て方」という本を見たらしく、その次の日からめちゃくちゃ褒められるようになって、糸井のバッティングもグーンと良くなった、って言っていたw

タカラヅカの皆さんも「子犬の正しい育て方」を読んだらいいと思うよ!知らんけどw

Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」。
24年2月5日付のオリコン週間ストリーミングランキングで1位を獲得以来、3月6日発表のランキングまで6週連続の1位を獲得。6週連続で週間再生数1000万回超えも達成し、累積再生数も1億回越え。国内のみならず200以上の国と地域でヒットしているそうです。

 

大人気アニメ「マッシュル-MASHLE-」第二シーズンのOPテーマです。

「マッシュル-MASHLE-」は週刊少年ジャンプで連載していたマンガが原作です。
アニメ、面白い!

ハリーポッター×筋肉!

魔法のような筋肉!物理法則を乗り越えそうな筋肉に思わず笑います。

音楽から入ってアニメを見る方、そして嵌る人もいるのではないでしょうか?

 

で、このアニメには、宝塚歌劇団OGのかいちゃん(七海ひろき)が、アビス・レイザー役の声優として参加しています。
まだ第一シーズンしか見ておりませんが、第一シーズンではアビス(マッシュ曰く「仮面さん」)は結構活躍しています。

 

アビスさん、とてもいい役ですね。

厳しい環境で育って、もっと早くに優しい誰かに巡り合えていたら…と思わせる、影のあるイケメン。優しくしてくれたアベルへの忠誠心が斜め上に行きがち。

そして女の子のことを「おなご」というくらい、女の子に耐性がないという残念さも持ち合わせています。

中の人(声優)は、タカラヅカ退団するときに白いタキシードで登場してファン全員を嫁にして去っていった、女子にキャーキャー言われまくりのかいちゃん、というギャップ。というか中の人自体、実はおなご。

メインの活躍は第一シーズンになりそうな予感ですが、第二シーズンにもほんの少ーし、出てくる…のかな?>アビスさん

 

ともあれ、話題作で素敵な役に巡り合えてよかったー!>かいちゃん

かいちゃん、話題作「薬屋のひとりごと」にも出演していて、活躍を見るのが楽しみな今日この頃です。

Bling-Bang-Bang~を踊っている人、TikTokにもかなりいますし、小学生も結構踊っていますよね。
かいちゃんは踊らないんだろうか?

 

(追記)踊っていましたw

 

ちなみにマッシュルを見ていると、無性にシュークリームが食べたくなるのは私だけですかね?!