ものすごく今更感満載ですが…月組全国ツアー「琥珀色の雨にぬれて」の出演者が発表されました。

「琥珀色の雨にぬれて」は大好きな作品なので、配役を妄想してみました。

 

専科からマイティー(水美舞斗)のお名前が!

ちなつさん(鳳月杏)とは花組以来かな?

 

おそらくキングオブジゴロ?のルイはマイティーでしょう。

クロード@ちなつさんに「タンゴは踊れますか?」とマウント取りに行くところで「多分、クロードのほうが踊れる(笑)」と観客に思わせないルイは歓迎です。

ルイは「道化」と自嘲してもカッコよくいてほしいので…期待します!

 

ヒロイン以外でも超絶重要かつ難役の多い娘(女)役さんたちの配役も気になります。
気になるのはフランソワーズ、ジュヌヴィエーヴ、エヴァ、そしてマオ。

クロードの婚約者(後に結婚)のフランソワーズは非常に難しい役だと思います。再演を見るたびに印象が違うんですよね。
りりちゃん(白河りり)かおはねちゃん(きよら羽龍)のどちらかだと思います。
個人的には理知的な感じのするりりちゃんのフランソワーズが見たいかも?
そして結婚前からジゴロと遊んでいるジュヌヴィエーヴは、ちゃっかり感が上手そうなおはねちゃんだと見ごたえがありそうです。

ジゴロを束ねるエヴァは、貫禄とそこはかとなく漂う色気があると嬉しい役です。
桃歌雪さんや妃純凜さんが修行するのもいいと思いますが、役の大きさから言うと、さちかさん(白雪さち花)でしょう。
りりちゃんもアリですが、相当なお勉強になりそう…

そして私が密かに楽しみにしているのが、物語冒頭でクロードとやり取りをするマオ役。
初演の峰丘奈知さんが本当に素晴らしかった!
観客を琥珀色の物語へいざなう非常に重要な役で、過去には桜一花、華耀きらり、妃海風、羽織夕夏と、期待され&できる娘役が抜擢されてきた役です。でも本当に難しい役なんだと再演を見るたびに思わされます。
今回は、こありちゃん(菜々野あり)か、一乃凜ちゃんとかが抜擢されるかな?

 

男役さんたちは、クロードの友人&フランソワーズの兄・ミッシェル、シャロンの愛人・ジョルジュ、花屋の子爵・シャルルとジゴローズあたりが大きな役でしょう。

 

ミッシェルは番手とかを考えるとぱる君(礼華はる)かもしれませんが、ある意味ルイ以上に演技力と肚芸(はらげい)が必要なように思えるので、夢奈瑠音嬢のほうが適任?

ぱる君はジュヌヴィエーヴとイチャコラするジゴロ(ピエールかな?)で、ジゴローズの中でひときわキラキラしていただきたい気がします。

 

専科からご出演のりんきらさん(凜城きら)はジョルジュかシャルルかと思いますが、シャロンが長身なのでシャルルのほうが合うでしょうか?

花屋の子爵、その正体は?!という肚芸も魅せどころだと思いますし。

 

その場合、ジョルジュはうーちゃん(英かおと)が希望です!

うーちゃん、ジョルジュは勉強になると思うし、シャロンとも並びが合うような気がするんですが、ジゴローズの可能性のほうが高いかなぁ。

演じがいで言えばジョルジュ>>ジゴローズだと思うのですが、言ってもジョルジュは年かさの男性ですからねぇ…難しい。

かといって夢奈瑠音嬢ジョルジュではシャロンと並んだ時の絵面が想像できない(遠い目)。

現実的には専科からご出演のりんきらさんか、お勉強で春海ゆう嬢でしょうか。

 

主役コンビ、特にシャロンは本当に難しいですね。

見た目は大人、心は子どもみたいなシャロンはもう勘弁してほしいな(遠い目)。

 

宝塚の演目の中には「この人にしかできない」と思われるほどのはまり役があると思います。

特に、若葉ひろみさんの演じたシャロンは、この人にしかできない!と思わせる素晴らしさでした。

というか初演の皆さんは隙が無さすぎるほどにはまっているから、再演のハードルは恐ろしく高いと思います。

ましてや番手的なことを考えると猶更。

 

せめて、あの濃密で緊迫感のある琥珀色の雨にぬれての世界が舞台で再現されれば、そう思います。(いや、それが難しいんだろうけれどね…)