カシンです。これは、アタシ(50代・男)が思ったことを書くブログです。

今週は「性情報の流通」について、思ったことを書いてみました。

ここふた月ほどのブログを書いていて、世の中について思ったのは。
  • 正しい、有益な情報をまとめるのは、コストがかかる
  • 口から出まかせはコストがかからない
その上で、「情報のコスト」を回収するのにしばしばとられる手段が、情報を有料にすること。お金を払った人だけが、情報を見られる。

ということは。世の中には出まかせがあふれ。お金を払った少数の人しか、質の高い情報に接することができない。そういうことになってるようです。

例えば。新聞や雑誌が質が高いかどうかはともかく。そこに何が書かれているかはお金を出さないと見られません。

一方、でまかせ YouTube や X は、拡散し放題です。実際に新聞や雑誌、その他文献に書かれていることではなく、有料情報は確認しにくいのを悪用して、「そこにはこんなことが書かれていた」というウソが簡単にひろめられます。キューピー本とかもそうでした。
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対抗策として。有益な情報を、公共物として、公金で支える、という方式も考えられます。

情報セキュリティ分野などは、必要な情報は国や業界団体が一般人に無償で公開していて助かります。有料の新聞、雑誌記事の元ネタもけっこうそういうものだったりします。
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ところで、保健体育。に限りませんが。

検定済み教科書というのは、採択されれば必ず必要数が売れるし。採択されなければ、ほとんど売れないものなんじゃないでしょうか。

PDF ファイルの配布コストはたかが知れてるので。検定済み教科書は PDF 版を文部科学省が全公開してくれるといいとアタシは思ったりもします。

自分の子供以外の子供が、どんな教科書を使ってるか気になります。でも買わないと見ることができません。

教科書は、海賊版が出回ると売れなくなるとか、そういうものじゃないように思うんですけど。

教育を受ける権利は子供だけのものじゃなく、全国民の権利です。低コストで (PDF 版) 教科書の無償配布ができて、それが出版社の商売に影響しようがないなら。やらない理由はないように思います。
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お読みいただきありがとうございました。