ここ2,3年の傾向を見ていて
中堅校と言われていた学校の入試問題が
どこもかしこもちょっとずつ難しくなっていっているように感じます。
進学研究会主催のVもぎで
50~60あたりに位置する学校でしょうか。
徐々に、徐々に、出題されるレベルが上がっていっている感覚。
例えば、最近ちょくちょく書いている入試問題所感の記事の
このへんかな。
あと、当塾からはあまり受けないし、記事にもしていないのだけれど、桜美林とかもかな。
他の学校にしたって、ちょっとずつ、ちょっとずつ、レベルを上げているところが多い印象です。
そうしていくうちに、だんだん受験生のレベルも上がっていって
ついでに併願優遇の基準もあげていって
難関化していく。
朋優とか、青稜は、その成功例?みたいなものでしょうか。
どこもかしこも難関化
では、子どもたちはどうなるの??
子どもたちは、昔の子たちにくらべて能力が平均的に高くなっているの??
いや、そんなわけない。
昔よりは、勉強するようになっている気はします。
でもそれは、求められる水準が上がっているから量が増えているのであって
そもそもの能力、地頭は、大きく違いはない。
当たり前ですよね。
より、勉強することを求められるようになっていっているんです。
何ででしょうね?
私は勉強したほうがいいと思っているので良いことだと思いますけれど
多様な評価とか、そういうのからすると逆行するかのようなムーブにも見えます。
でも、たぶん違っていて
多様な評価だからこそなんじゃないかなと感じます。
多様であることは前提として、で、学力
あるいは
多様って言ってもそんなにみんながみんな特殊なわけではないから、学力
そして
先行き見えない大きな変化が社会に起きているから、その中でもしっかり考えて動いていけるようになるために、学力
そういう感じなのではないかな。
もちろん、進学校化したほうが世の受けが良くて、生徒数も集まるからそういう方向へシフトするっていう、学校サイドの集客っていう面もあるでしょうけれど。
まぁ、とにかくですよ。
色々な学校がどんどん難関化していっているのは確かで
うかうかしていると、その流れに置いていかれちゃいますから
しっかり勉強する姿勢を養い、学力を高めていくことを意識しないといけませんね。