塾がいう「しっかり見ます」
これは、いったい何を見るというのだろう。
何を意味する言葉なんだろう。
学力?
成績?
宿題?
そういうものの管理がしっかりなされていること。
か?
違うと思う。
そういう数値として計測できる何かではなく
個々の性質をしっかり把握することだろう。
成績を伸ばしていくって、学習の管理をすればいいってわけではない。
その子を構成する様々な要素の有機的な結びつきを見るって感じじゃないと、見るべきものを見誤る。
教育に携わる人でそれをわかってない人はごく少数だと思う。
でも、それをきちんと自分の思考や行動に落とし込めている人はそこまで多くないかもしれない。
わかりやすい数字で示せるものの方に目がいきやすいから。
あるいは、この仕事をそれなりに長くやってれば
これまでのデータの蓄積みたいなものは出来上がってくるから
この子はこういうタイプだなーみたいなある程度の型は出来上がってくる。
でも、その型にはめ込もうとしてしまうこともある。
わかりやすいがゆえの罠って感じ?
一目でわかりますよ。
なんてことをおっしゃる方はたくさんいる。
たしかに、ある程度の把握はできる。
本当にできるすごい方もいらっしゃるだろう。
私は…無理かな。
もっと長い時間をかけて見ていかないと、うまくはできないかな。
「見る」って何を?
まぁ、何が言いたいかというと、見るのにも時間はかかるんですよということです。
一回二回の体験やらで、その子のことを把握できて、で、どうこうなんてできやしません。
ので、数ヶ月、数年の単位で考えていただけると嬉しいなということです。
そこまで時間をかけて、深く、見ていきたいので。