卒業生による高校紹介⑧ 早稲田大学高等学院 | ZENT進学塾

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卒業生に書いてもらっている高校紹介 その⑦です。

 

その①(中央大学高等学校)はこちら

 

その②(明治学院高等学校)はこちら

 

その③(法政大学第二高等学校)はこちら

 

その④(朋優学院 国公立)はこちら

 

その⑤(明治大学付属中野高等学校)はこちら

 

その⑥(國學院高等学校)はこちら

 

その⑦(都立西高等学校)はこちら

 

 

【早稲田大学高等学院】 by卒業生Mくん

早稲田の中の早稲田 通称・学院

別名は「練馬監獄」「練馬幼稚園」

外から見れば森のような学校だが、中はユートピア。

 

〔基本情報〕

早稲田のは附属と係属校とあり、係属校は早実を除いて推薦枠は100%ではない。

附属高は100%持っている。

早大学院は、附属であり最も古い早稲田大学系列の高校。

早稲田の建学の精神を紡ぐ、最も「早稲田」な学校。

最寄り駅:上石神井

偏差値 68以上(進研Vもぎ)

Vもぎは68以上は「以上」としか表示されません。計測不能ということですね(笑)

 

学校ホームページ

 

〔圧倒的多様・自由〕

早稲田大学高等学院、略して「学院」は、練馬区、上石神井駅から徒歩7分の場所に位置する学校。

早稲田大学本庄高等学院と同じく早稲田大学の附属校である。

附属校かつ男子校ということもあって、校風は極めて自由で、まさにユートピアである。

校則もほとんどない。

唯一の校則といえば短パン、サンダル禁止くらいだろう。

また、生徒も面白い人が多く、自分と気の合った友達を見つけられるだろう。

3年間クラス替えがないということもあってクラスの仲はとても深まる。

学院はとにかく自由な学校です。

 

〔武田加筆〕

やはりここでも登場するのは「自由」。

最上位校のほとんどに共通する自由。

何をやってもよい。

コチラを読もう。

なぜそういう校風になるのかがよくわかる。

そして、自由であるということは、より多様であるという意味でもある。

自由意思に基づき自らの良しとする道をゆく。

それが上位校。

 

 

〔勉強は、するんやで〕

私は附属校に入れば遊び放題だと思っていました。

しかし全くそんなことはありません。

毎週何かしらのテストはあるし、それが成績に響いてくる、、、

遊んでばかりいるわけにもいきません。

勉強の計画をしっかり立てないとマジで詰みます。

附属校に入る上で留年の恐怖を感じる人が多くいます。

特に学院は附属の中でも留年率が高く、私自身も「留年したらどうしよう」などと考えていました。

だがしかし、そこは心配無用です。

ちゃんと授業を受け、提出物をちゃんと出していればテストが酷くても成績が赤点になることはありません。(科目による)

ちなみに学院は単位制で取らなくてはいけない点数的なものがあります。

 

まず成績は5段階や10段階ではなく100点満点でつけられます。

17科目あり、1年間で1科目あたり平均50点以上とり、かつ、全科目平均60点取らなくてはいけません。

例えば、現代文が1学期80点、2学期30点、3学期60点なら平均50を超えているので科目としてはセーフです。

そして、17科目平均で60以上を取らなくてはいけません。

今の例だと、現代文は平均56なので、ほかの科目で平均を上げないと厳しいということです。

単位を6つ落とすと留年です。

先ほども言いましたが、実際留年する人というのは相当サボった人です。

授業を真面目に聞き、提出物をきちっと出し、テストで赤点取らなければ留年なんてまずしません。

何ならテストで赤点とっても提出物で救われることもあります。

成績が大学への進学に響いてくるので、日々の積み重ねが大事になってきます。

 

 

〔学院ライフ〕

学院生はとにかく女子に飢えている。

帰宅中は大体彼女をいかにして作るかを話し、盛り上がっている。

男子校に来てしまった以上これは仕方ないことなのですがやっぱり皆彼女が欲しいんです、、、

ちなみに統計によると全学院生(983人中)彼女持ちは129人らしいです。

 

校則もほとんどなく、自由な雰囲気です。

制服も一応ありますが、ほとんどの人は私服で登校しています。

部活はかなり多く、自分に合ったものを見つけられると思います。

 

少し残念なのは行事系がしょぼいところ。

実は学院には修学旅行がないのです。

理由は諸説ありますが、昔京都で寺を燃やした生徒がいたからだという噂もあります。

今年はあいにくコロナで文化祭も体育祭も中止になってしましましたが、来年にはいつも通り開催していると思います。

(この文章は2021年に書いてもらっています。)

興味がある人はぜひ一度見学に来てみてください。

 

 

〔武田加筆〕

彼女が欲しい。そりゃそうよ。私だってそうだった。いたけど。

ていうか彼女じゃなくてもいいんです。

思い描くようなあったはずの高校生という青春。

それがない! 

別のカオスを経験できるけれど。

日大日吉に通う女の子たちを横目に、女子大生を横目に、なぜ俺たちとは縁がいないのだ!と魂が叫ぶ。

それが男子校ってもんだ。

 

 

〔まとめ〕

学院がどんなところなのか大体わかって頂けたかと思います。

学院は大学附属ということで他の学校よりも雰囲気や時間の使い方が自由です。

しかし、自由が故に主体性が求められるともいえます。

何も考えずにいるとあっという間に3年間が終わってしまいます。

学院に限らず附属校に入った人は何かしらチャレンジするべきです。

あと、いろんな人と関わってみてください。

中学校までは比較的顔を知っている人が多かったかもしれませんが、高校は基本的には0から人間関係がスタートします。

同じ人と仲良くするのではなく、喋ったことがない人にも声をかけてみてください。

すると意外な発見やつながりを見出せるかもしれません。

学院に入ってみて色々なタイプの人間がいてとても面白い学校だなと感じました。

学院に興味がある人、早慶に興味がある人はぜひ説明会に足を運んでみてください。

 

 

〔武田加筆〕

学院がどんなところか。

おそらく、伝わりきらないと思います。

なぜなら、表現しようのないカオス、公にすべきではないようなカオス(裸の奴がいるとか!)が日々存在するのが男子校だから。

しかも、受験にとらわれる必要性が一切ない大学附属。

それでいて、周りにいる連中の頭の良さも抜群な大学附属。

さらに、圧倒的な自由を享受でき、その自由な中で自由であることの意味を考えられる大学附属。

ある種の治外法権が適用されている大学附属。

こんな空間はなかなかないんですよね。

ちなみに、教員も曲者が多い。