卒業生による高校紹介⑥ 國學院高等学校 | ZENT進学塾

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卒業生に書いてもらっている高校紹介 その⑥です。

 

その①(中央大学高等学校)はこちら

 

その②(明治学院高等学校)はこちら

 

その③(法政大学第二高等学校)はこちら

 

その④(朋優学院 国公立)はこちら

 

その⑤(明治大学付属中野高等学校)はこちら

 

今回は

 

【國學院高等学校】 by卒業生Tくん

 

明治の皇典講研究所を源流とする超伝統校

国学院? 違う! 國學院だ!

 

〔基本情報〕

神宮球場の目の前にある共学校。

進学にかなり力を入れており、年々進学実績も上がっている。

都立青山の隣でもあり、気にする人は気にする?

最寄り駅:外苑前

偏差値 60(進研Vもぎ)

 

学校ホームページ

 

〔軽ーく説明〕

僕は二年前國學院高校に入りました。

國學院高校は付属校ながら高校からのスタートなので、友達も作りやすいと思います。クラスは14クラスと、とても多いですが支障は感じたことはありません。(普段ふざけたやつでも、やるべき事はやるという人たちが多いので、その環境に僕は助けられています。)

 

〔コロナ禍での高校生活〕

今年はこれも気になりますね。

去年と変わったところは、学校でコロナ対策として、スタサプを使用し始めたところです。(この記事は2021年に書いてもらったものです)

学校からスタサプの講義視聴の指定があり、家で受講し課題をします。(先生には受講した日時、成績等が常に報告されています。)

これは経験談なのですが、スタサプはためずにしっかりとこなしましょう。

このアプリによって徹夜で講義ノートを作ったり、動画見てフラフラになりながら学校に来る友達を何人も見てきました。

時には学校を休んで動画を見る人もいます。

そしてもう1つ、学校に行くまでの電車でスタサプを見てはいけません。

授業中に先生から指摘されます。

 

〔英語のカリキュラムと留学〕

この高校は英語に力を入れています。

一年の夏、年が明けて春と、二年の夏に希望者対象で海外研修が実施されます。(今年はコロナで中止となりました。)一年は学校が提携している、オーストラリア、イギリス、カナダ各国の学校にホームステイをしながら二週間くらい過ごします。

僕はカナダ、ビクトリアのサイエンスコースに参加しました。

ホームステイをしながら学校に通い、午前は語学研修、午後はその学校の授業を受けるというものです。

作ってもらうお弁当にとてつもなく甘いお菓子やケーキが入っていたり、洗濯は一週間に一度だったり(水を大切にするため)、多々戸惑うことはありましたが、休日は観光、ショッピングをしたりと楽しく過ごし、とても良い経験となりました。

他に、毎週の英単テスト。

不合格になると、もちろん再テストになります。

そして英検、二級合格するまでは強制的に英検受験が必須です。(学校で受けることができます。)

春、夏、冬休みに入ると一週間英検講習があります。

 

 

《そういえば國學院って昔さぁ…》

男女交際禁止とか、一緒に帰るのすらアウトとかって言われていたけれど、今はどうなん?(by武田)

 

男女交際は基本的にだめとなっていますが、黙認されてます。

先生の前で誰が好きとか付き合ってるとかを言っても大丈夫なくらいには許されています。

流石に前時代的すぎるもんね(笑)

 

 

〔勉強ちゃんとしーや〕

主要科目それぞれ小テストはあり、一週間何かしらのテストをこなしている感じです。

あとは、数学の進度が異常にはやいです。

一年で数Ⅱが終わり、二年で数Ⅲが終ります。(定期試験の理数は2年から難しくなります)

高校での授業はその場だけで理解しきれるものではありません。

授業後の復習が必須となります。

特に1年は理系科目も文系科目もどちらもやらないといけないので放課後や休み時間をどう使うかで差が出ます。

全科目赤点は40点と決まっています。

1年間のテストの合計が1科目につき200点以下を取った場合留年します。

また成績表に1がついても留年します。

1年で留年する人はいませんが2年では多少います。

本当に留年しそうな場合は先生から直接電話が来ます。

 

 

〔分離選択・大学進学〕

二年で理系と文系に分かれ、高校で成績を一定基準取って國學院大學にそのままいく人もいれば、外部受験をする人も多くいます。

理系に進む人は基本的に外部に行きます。

文系の場合は1週間の授業数が1年よりも少なくなり、だいたい平均成績3.8取れば國學院大学への推薦権を得られます。

外部の大学を受ける場合でも最悪そのまま國學院大学に行けるという後ろ盾があるのとないのとではかなり差があります。

理系の場合は1年と授業数は変わりませんが3年になると1日4授業で土曜日に学校に行かなくてもよくなります。

また國學院大学の推薦権は得られませんが理系大学の推薦権を多く持っています。

 

 

〔オマケ 國學院アレコレ〕

《遅刻》

遅刻するとその度に身分証を提出しなければなりません。

5回以上するとペナルティがあります。

外苑前から通う人は隣にある青山高校のチャイムをダッシュの合図にしましょう。

チャイム1分後に國學院の門がしまります。

10分ほどの電車の遅延では遅刻にされてしまうので気を付けましょう。

 

《購買と食堂》

購買の人気のあるパンはすぐに売り切れるので3限目の10分休みに買いに行くのがおすすめです。

今はコロナにより、食堂はやっていませんが再開された場合、食券と席は早めに取りましょう。

また野球部が団体で座っている席があるのでそこには座らないようにしましょう。

 

《校則もろもろ》

①スマホを校内では使ってはいけません。

学校が始まって4ヶ月くらいは昼休みに先生が徘徊しています。

3回以上ばれると親が呼び出されます。

また地下1階のトイレは電波が届かなくなっています。

学校からの最寄駅以外なら使ってもオッケーです。

外苑前でスマホをいじっていると先生に注意されます。

 

②頭髪検査はコロナが理由で散髪に行けないこともあり現在はありませんが、基本的に1ヶ月に1回あります。

ツーブロックと髪が耳にかかっていると注意されます。

 

③万引きといじめは即退学です。

 

④帰りに渋谷に寄ったりする人が多いですが、基本ばれません。

ですが、学校始まってすぐは先生が徘徊しに来ることがあるので夏後や冬なら大丈夫です。

渋谷はワンチャンばれますが、渋谷以外なら基本寄り道はバレませんし、黙認されています。

 

《部活》

部活はかなり盛んですが、厳しい部活と緩い部活に分かれています。
運動部ではサッカー部、ソフトテニス部、硬式テニス部、陸上部、弓道部が人気です。

運動部は最初の体験入部でかなり走らされます。

ですが、これは部活を続けられるかどうかの試験みたいなもので、2ヶ月くらい経てば無くなります。

体験入部だけで辛いと感じ、入らない人が多いですが2ヶ月我慢して下さい。

弓道部は高校の部活では珍しく結構人気ですが、先輩への挨拶などルールが多少厳しいとのことです。
文化部では吹奏楽部、ダンス部、チアリーディング部、フォークソング部などが人気です。

吹奏楽部は毎年かなりの人数が入ります。先生が楽器を買いまくるので色んな楽器ができて楽しいらしいです。

ダンス、チアリーディング部は女子しか入れません。

ダンス部は男子でも入れますが女子しかいないのでオススメしません。

フォークソング部も吹奏楽部と同じくかなりの人数が入ります。
フォークソング部は兼部が可能なのと、友達と自由にバンドを組んで好きな曲、楽器で演奏することができます。

結構緩めなので、迷ったらとりあえず入って、途中でやめるのも有りだと思います。

文化祭での発表は先輩の前で演奏して上手かった上位15バンドくらいしか演奏できません。
これは僕が感じたことなのですが、部活はとりあえず気になった部活には入っておいて、やめたくなったら抜ける。

というのが良いと思います。

途中でやっぱり入りたかったとならないようにするためです。

また途中から入る場合、予めチームや友達関係が出来上がっている所に入るので気まずいです。

 

 

〔現役生へ〕

この学校に入って、色々な事に秀でている人達が周りにいることが僕にとって、とてもプラスになっていると思っています。

ぼくは、中学三年の夏にこの塾に入塾しました。

英語が全然できなく文法を一からやり直さなければいけない状態でした。

入試問題をきちんと解き始めたのは12月入ってからというものでした。

とてもつらい日々でしたが、英検2級をとれる力をつけてもらいました。

高校生活を送っていると、塾で学んだことがとても大切で、どんなに力になっているのかを感じます。

塾での英語のプリントや数学のプリントはしっかりとこなしましょう。

 

 

〔武田加筆〕

《國學院の位置づけ》

中学校は持たず、高校から入学。

というわけで、内部進学者がいると友達出来るか不安…みたいなことを考える必要はない。

また、進学実績もジワジワ伸び、指定校も多くもっているため人気。

受験日は2/10、12,18と行っているが、メインどころは2/10。

かつては2/10に海城高校があり、大学受験で早慶リベンジを考える男子は海城高校を受けることが多かった。(この頃は慶應義塾は2/13でした。)しかし、海城高校が高校募集を停止、受け皿となったのが國學院。

結果、國學院のボーダーラインは跳ね上がり、7割平均とっても平然と落ちるという学校に。

流石に受験者のレベルに対して問題の難易度がみあっていないと判断したのか、昨年から少し問題の難易度をあげてきている。

併願優遇は一切しないというスタイルを貫いており、私の中ではとても好感度が高い。

國學院、もっと頑張れ。