卒業生による高校紹介① 中央大学高等学校 | ZENT進学塾

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当塾で発行している塾報。ちょくちょくこのブログでも登場しますね。

 

そこで卒業生に書いてもらっている高校紹介。

 

少しずつ、ここで公開していきます。

 

ベタ打ちなので読みにくいと思いますが、なかなか知り得ない実際の高校生活をご覧ください。

 

今回は

 

 

【中央大学高等学校】by卒業生Tさん

中央大学附属4校の内の1校

文京区、多くの文化人が愛した知の中心地ともいえる地区。

小石川後楽園の真横にたたずむ中大高。その校風は地味?

いや、「穏やかだ」だ!

 

〔基本情報〕

4つの中大系列の中で最も歴史が古く、最も生徒数は少ない。その分、帰属意識が高く学校としてのまとまりは強い。

定時制という扱いではあるが、普通の学校と何ら違いはない。

定時制の理由は高校の校庭が無いから。

部活や体育は体育館や大学の施設、屋上で行われている。

始業時間は9:20と通常の学校より1時間ほど遅い。

最寄り駅:後楽園、春日、水道橋 など

偏差値 65(進研Vもぎ)

 

学校ホームページ

 

〔中央大学高等学校とは?〕

中央大学高等学校、略して「中大高」は、全部で4校ある附属校のうちの1つです。

附属校ということもあってか、校風はのんびりまったり。

学校の掲げる「家族情味」のスローガンに違わず、生徒と先生方の距離はとても近いに感じます。

他の附属校のである「中央大学附属高等学校」(髪染め、ピアスOKの、驚く程校則のゆるい学校です)や、「中央大学杉並高等学校」、「中央大学附属横浜高等学校」と比べるとおとなしめの人が多いようで、4校合同で集まった際は、中附派手過ぎてビビったわ…。」とやや他の附属校に圧倒されがちなところも…。笑

高校は東京ドームのすぐそばに位置しているので、帰りに嵐のライブの音漏れを聴きに行ったり、そばのショッピングモールに寄って帰ったりする人が多いです。

先輩、後輩の間で上下関係があまりないので、学年の垣根を越えて遊びに出かけたりすることもあります!

 

〔テスト、テスト、小テストの日々〕

中大校を語る上で欠かせないのが、毎週月・水・金に必ず行われる小テストの存在。

月曜日は漢字、水曜日は古典単語、金曜日には英単語の小テストがあり、全て帰りのSHLの前に行われます。

一つ一つテストの難易度は高くないのですが、合格点に満たなかった場合は追加課題が出されてしまうので、きちんと合格しないと後で泣きを見ることになったりもします…。

定期考査の前になるとこの3つの小テストに加えて、数学や物理化学の小テストなんかも混ざってきて…。

ふと気がつくと、「あれ?今週毎日小テスト受けてない?」と驚くことも。これだけ聞くと「なんだか大変そうだな…。」と感じるかもしれませんが、慣れればあんまり苦にならなくなります。

ウソつけと思った方もいるかもしれませんが、本当です。

なんだかんだで、人間慣れる生き物です。

 

〔『附属校』だからこその、メリット、デメリット〕

<メリット>

附属校であるが故に、中大高での生活はとてものんびりとしています。

毎週3つの小テストがあるとは言え、それさえ受かってしまえばはっきり言って後の高校生活の過ごし方は「自由」なのです。

その自由な時間をどう使うか…。

それは人によって様々です。

部活に打ち込む人、恋愛する人、勉強に取り組む人、はたまた何もしない人。

本当に色々な人がいます。

そうやって何を優先するのかを自由に選択することが出来る学校というのは、本当に素晴らしい所だと思います。

高校3年生になっても自分の学びを追求できる環境が、附属校にはあります。

附属校に入る最大のメリットは、「受験を気にすることなく自分の好きなことに打ち込める」。

この一点に尽きると思います。

とにかくもう、思いっきり自分の好きなことができる…!!

三年間を通して、「青春」の2文字を謳歌できること間違いないです!

 

<デメリット>

では逆にデメリットはなにか。

それは、「何もしないまま高校生活を終えてしまう危険がある」ことです。

先ほども言いましたが、中大高は基本的に「自由」です。

それ故に、どう高校生活を送るかは生徒一人一人に任せられています。

何も目標を持たずに過ごしていると、あっという間に1年が終わります。

なんとなく学校に行って、なんとなく授業を受けて、なんとなくスマホをいじって寝る…。

こういう生活サイクルのまま、3年間を終えて大学へ進学することができてしまう。

これが附属校の怖いところです。

学校紹介の欄にこういう事を書くのはどうなんだろう…と、少し悩みましたが、これは附属校に進学する上で避けて通れない問題だなと思ったので、正直に書くことにしました。

受験生の皆さん、皆さんは今志望校合格の為に勉強していると思います。

ですが、勉強の合間に高校でやりたいこと、学びたいことは何か考えてみてください。

それが無いまま高校で進学すると、本当に味気のない3年間を送ることになってしまいます。

特に附属校に進学する場合は、「受かってから何がしたいか」が本当に大切です。

別に「今すぐやりたいことを決めろ!」といっているわけではありません。

ただ、ぼんやりとでもいいので自分が附属校での3年間…いや、7年間をどう過ごしたいのか、考えながら生活してみてほしいなと思います。

こんなことを書いていますが、かくいう私もまだまだ自分の進路を探して模索中です。

そして、こうやって悩む時間を与えてくれるのが「中大高」という学校です。

この穏やかさ、この寛大さ。これこそが中大高の魅力なのです。

 

〔キミ次第!〕

長々と書いてしまいましたが、結局のところ高校生活を充実したものにできるかどうかは、自分の心の持ちよう次第だと思います。

なんだコイツ、最後になって急に丸投げしやがったなと思う方もいるかもしれませんが…。

でも本当にそうだと思います。

そして、この文章を読んで少しでも中大高に興味を持っていただけたなら…、ぜひぜひ一度学校説明会へお越し下さい。

学校帰りに友達と遊んで帰るも良し、図書館で知識を深めるも良し、部活に思い切り打ち込むも良し…。

優しい先輩と個性豊かな先生方が、あなたの入学をお待ちしております。

そして男子諸君!!中大高にはかわいい女子が多いですよ!!(ただしイケメンは少ない…。)

さあ、あなたも中大高で「青春」満喫してみませんか…?

 

 

〔武田加筆〕

勘違いしている人が多いけれど、附属校行けばそのまま大学へ行けると思っていたら大間違いです。

テストはちゃんとやらねばならない。

勉強だって、大学受験をする学校と同等かそれ以上のレベルの難易度のことをやります。

受験を気にしなくていいってのは、キミたちもそうであると同時に、学校側もそうだってことです。

だから、普通の学校では出ないような課題も出たりします。

卒論がある学校もあります。

大学生レベルのことを求められることもあります。

そして、ちゃんとやっていかないと、希望学部への進学は出来ず、特に興味のない学問のために僻地のキャンパスへ飛ばされて通学に2時間とかかかったりします。

さらに、大学受験をする高校ではあまりないようですが、附属校はやることやっていないと普通に留年したりします。

私の高校時代には、同じクラスに留年生が二人いました。

附属行ったからといって、本当になんもしないで好きにしていていいわけではないってことですよね。

当たり前のことですが。