変化と、課題
最後に記事を書いてから1か月以上が経ってしまったので、ここで一度、自らの振返りの意味も含めて、書きます!さて、日常の法務においては、お酒を店舗販売するための免許,通信販売するための免許,卸売するための免許の申請、中古品の販売等をインターネット上でするための法的サポート、飲食店を開業するための許可の申請,深夜営業するための届出、民泊サービスを提供するために必要な許可申請等の法的サポート、建設業の許可の申請、外国人ビザのサポート、その他法律が関わる御相談等をさせていただいておりました現在進行中でもあるため、今後また新たな種類の業務が増えれば、思考の処理が大変になってきそうです各産業において規制が緩和の方向で議論が進む昨今ですが、まだまだやはり日本における「規制」のハードルの高さ、数の多さは平易には和らがないのだろうと実感しますいっぽう、日常の法務以外では基本的に、電子新聞(インターネット)や本から各産業の動向を調べています広く行政書士業務として捉えれば、どの産業にも必ず規制(法律)があり、規制(法律)から発生する許可や免許、届出、登録、認可等、又、増加の一方を辿る外国人にまつわるビザの問題等、行政書士として携わることができる場面は数多くあり、その中でも各産業の動向を追うことによって、新たな市場ニーズを意識することができますそんな中で今、注視せざるを得ないのは、やはり情報産業の革新的な発展です日本の国家戦略でもある第4次産業革命のコア技術、IoT,ビッグデータ,人工知能,ロボットがこれから各産業に与える影響とは一体どの程のものなのでしょうか生活面での利便性の視点で想像すれば、まさに“近未来”的であり、夢がありますそして、過去数年間を振り返ってみれば、スマホが当たり前となり、かつての携帯電話が“ガラパゴス”化されたときからもう既に、イノベーションは始まっているように思えますこの生活面での利便性の変化が“たったの”数年で起き、尚も進化への歯止めが掛かっているとは思えない状況から鑑みると、この先5年、10年後には一体 ・ ・ ・と感じてしまいます“生活面での利便性の視点”から捉えれば、前述の通り、まさに“近未来”、“夢”を想像させますが、一方で、“産業に与える影響の視点”で捉えてみると、決して“夢”を膨らませてばかりもいられないようにも思えますつまり、これまで当たり前に存在している「仕事」が、当たり前ではなくなってしまう、という“想像”ですしかしこれは逆に、今ではまだ想像もつかない、又は既存しているけれど今はまだ産業としての発展が薄い分野が、新たに経済界を牽引しているという“想像”もすることができます何れにしても、一事業体または個人として経営していくにあたっては特に、産業構造の変化等に注視して、柔軟で、機動的な対応能力がより求められていくように感じます昨日は、平成28年度行政書士試験でした。受験された方は、本当にお疲れ様でした。私は2年前の平成26年、初めて行政書士試験を受験しました。当時の今頃は、約9か月間にわたって行政書士試験合格に向けた法律学習漬けの日々から解放され、充実感に浸っていましたしかし間もなくして、結果発表日までのあまりの長さから情緒不安定に陥り、受験準備期間を含めて初めて、他人に相談したのが、当時通っていた学校でひっそりと勤務していた行政書士の村瀬仁彦氏(現在の事務所の代表行政書士です。)であり、このときが“出会い”でしたもしも当時、抱えていた悩みを村瀬氏に相談しようと動いていなかったら、今とはまた別の進路を辿っていたでしょう。決して現状への満足などありませんが、お陰様で、日々の中で“希望”を持っております私はその試験に無事、補正措置の恩恵を受けることもなく合格することができ、その後は、更に法律学習を深めること、そして自分の可能性を拡げるという目的で、難関の司法書士試験の合格に1年勝負でのチャレンジをすることにしましたちなみにこの決断も、村瀬氏のひと押しがあったお陰ですそこでの合格には“あと一歩”、及ぶことができませんでしたが、「法律学習を深めること」、「自分の可能性を拡げること」という目的を達することができたという意味では、悔しさの中からも、得られたものは数多くありました“不合格”を初めて味わった経験でもあったため、“挑戦”というものの意義を捉える上で、今後の人生に生きてくるのではないかと思います。それからは、行政書士としての法務に没頭する中、一事業体または個人として生きていく“カタチ”を模索する日々が続きますが、これは恐らくこれから先、止むことはないのではと感じます。2年前に抱えていた課題、1年前に抱えていた課題、現在抱えている課題、将来抱えている課題 ・ ・ ・子どもからじいさんまで、内容は全く違えど、課題は常に付きまとっているでしょうしかし、その時々の課題を何らかのかたちでクリアするからこそ、新しい内容の課題が誕生してくるのだと思います2年前、村瀬氏に出会い、そこから多くの場面で助けてもらうこともありましたが、まさか2年後には、同じ拠点で仕事をし、時には感情的なぶつかり合いまでできるような間柄になっているとは、なかなか想像できませんでした時代の変化もそうですが、自分自身の環境の変化も“行動次第では”、案外、スピーディーに変化していくものなのかもしれません約3年前までは、“法律”というそのものにすら深く触れたことがなかったですし ・ ・ ・段々ととりとめがなくなってきてしまいましたが、この先に起き得るあらゆる変化、そして、それに伴って発生するその時々の課題には全力で対峙し、また次から次へと訪れる新たな変化と課題の連続を、楽しんで生きたいと感じる今日この頃です▲ この間、事務所のメンバーとその子どもたちと、初の旅行に行ってきました