先祖って、、ウケる
まずはドーム型のシアター360へ。
毎月映像が変わるらしく、今月は恐竜と生物多様性についての映像でした。
恐竜が戦っていたり、イワシの大群がカツオやクロマグロ、鳥に襲われていたり、10分間ですが見所がたくさんあり、2回も見てしまいました。
今回は恐竜の化石を見たいという次男のリクエストのもと来たので、まっすぐに地球館へ行きました。
ボランティアの方が、恐竜の足について教えてくれました。
恐竜は爬虫類から進化していますが、恐竜の定義というのは、陸上を直立二足歩行し、かつ骨盤に穴がありそこから足が伸びている、というものだそうです。
鳥も恐竜から進化していますが、鳥にも骨盤に穴があるそうです。
何やらこれは、図鑑にも載っていない最新の情報であるとボランティアの方が話されていました。
受付で、タブレットを310円でレンタルしたのですが、これがすごく良くて、展示の前にある番号を入れると音声と映像、文字で3分〜5分ほど説明をしてくれます。
凝り性の次男、恐竜関連の展示がある、地球館B1.2.1階の3フロア全て、隈なくガイドも聞きながら進むときかず、、3フロアだけで4時間近く、丁寧に見てまわりましたつ、疲れた。。
長男は、昔も今も科学系の実験は好きでしたが、生物や恐竜などはほとんど興味がなかった為、これほど丁寧に科博を見て回ったのは初めてでしたが、科博にある恐竜の化石は凄すぎですね
復元模型に違いないと勝手に思い込んでいましたが、かなり本物の化石があり、それも立派で、何千万年前に間違いなく実在していた恐竜の証拠を前に、私までわくわくしてしまいました。
ランチは、地球館の屋上庭園にあるカフェで恐竜ピザを食べました。
さくっと食べたらまた展示へ。
人類の進化についても詳しくあり、
アウストラロピテクスはほぼ裸だけれど、ネアンデルタール人からは布のようなものを纏い、
すでに死者を埋葬する際にビーズなどの服を着せたり飾りなどと一緒に弔っていることがわかる出土品があったりして興味深かったです。
そんな話を長男にしていたら、先日国語の読解文にまさにネアンデルタール人が死者を埋葬する際に花を添えていた、つまり花を愛で死者を悼む感情があった、という話を読んだばかりだったそうで。
当たり前といえばそうですが、国語であっても、解くためには自然科学の前提理解が求められるテーマがたくさんあり、やはり幅広い知識が必要とされるわけで、繋がっているなと感じます。
隅々まで見たので帰る頃は二人とも疲れ果てましたが、GWだからか館内は親子連れが多く、お父さんが子どもに詳しく展示品について説明されている方も多かったです。えらすぎる。
また、次男は、図鑑MOVEのDVDを完コピしているため、ニッチな知識を相当もっていて、展示品を見ながらうんちくを語るわけですが、次男より小さいのに、それ以上に豊富な知識を持っていそうな子もいました。何で恐竜はこれほど男子を惹きつけるんでしょう。
今年から長男も休日も塾がある日が多いので、これからはそういう日は気合を入れて次男とこうしてお出かけしようと思います。