おはようございます
今回は昨年暮れのイベントのお話。
お隣のたくちゃん・みっちゃんご夫妻と…
忘年会を開催しました
美食家のたくちゃん・みっちゃんとの会食は、これまで3回このブログにアップしています
2021年9月25日
2021年6月9日
2020年11月24日
ときは、12月29日(水)
場所は、小田急線祖師ヶ谷大蔵駅から徒歩3分の…
和はは
ビルの2階にある隠れ家的なお店
日本酒と創作和食、そして…
土鍋ご飯の美味しいお店です
37席もありますが、予約がオススメ(画像:和ははHP)
席についてお品書きを眺めているあいだに…
テーブルに並んだのは…
先付け
左から、牛スジ味噌煮込み、牡蠣の燻製、もっちり豆腐
先付けが並んだ途端、お酒が恋しくなり…
まずはビールで…
乾杯~
お酒の苦手なたくちゃんは冷茶で乾杯~
和ははの“ウリ”の一つ、お刺身のメニューを眺め…
本マグロ、サワラ、アオリイカ、天然ぶり、〆サバ
「全種類を少しずつくださ~い」
ほどなくしてテーブルに置かれたのが…
刺身盛合せ
この大皿で4人前
まっちゃんとろっきぃには、〆サバは外せません
お刺身をいただきながら、本日のオススメを眺めると…
選ぶのに迷うほどの…
豪華な品揃え
のオススメのなかから(私が)赤点線で囲んだ料理に目が留まりました
これは絶対に注文するぞ
さらに、本日の日本酒を眺めると…
旨そうなラインアップが
私たちの席の向かい側に置かれた冷蔵ケースとメニュー
でも…
今夜は冷えるから、「冷酒」の気分じゃないなぁ。。。と。
そこで、定番の日本酒メニューを見てみると…
(私が)赤点線で囲んだお酒が「熱燗」
熱燗があった
ということで…
燗酒を注文
酒銘は…
純米酒 じょっぱり
酒銘「じょっぱり」とくれば、これは間違いなく…
津軽(青森県)の日本酒でしょう
ここで…
酒銘「じょっぱり」のお勉強
蔵元の六花酒造(ろっかしゅぞう)は、青森県弘前市に蔵を構えていることが判りました
奥に見える山は「岩木山」(=津軽富士。標高1,624 m)
六花酒造は昭和47(1972)年、弘前市の名門酒「白藤」、「白梅」「一洋」を造っていた3社が合併し設立されました。
合併して…
蔵名の「六花酒造」は、創業当時の弘前市長が命名者で、「雪の結晶」を意味するそうです。
藤森 睿(ふじもり さとる)市長(在職:昭和31~昭和51年)
また、「じょっぱり」という酒銘は、津軽弁で「意地っ張り」「頑固者」を意味する言葉。その由来は、「淡麗辛口を造り続ける
」という「じょっぱり精神」そのものにあるとのことです。
その心は…
昭和40年当時の東北の地酒は、濃厚で甘口な味わいが主流でした。そんな世間の流れに背を向けて、どこの酒にも似ていない、六花酒造ならではの酒を造りたいという、意地っ張りで頑固な想いから生まれたのが、辛口の酒、じょっぱりなのです。
現在は、河合貴弘部長が杜氏を務めておられます
早速いただくと…
お燗にしたこともあり、芳醇な香りと味わいでした
これは旨い
さて…
日本酒のアテと言えば…
イカの塩辛
これはもうアテのテッパンですね
「お酒が進む」ところですが…
チビチビといただきながら、次のお料理を。。。
白はまぐりの酒蒸し
白ハマグリとはホンビノス貝のことですが…
ホンビノス貝が市場に出て以来、ぐっとお手頃になりましたね
取り分けると…
ここで…
ホンビノス貝のお勉強
改めて調べてみると…
ホンビノス貝はアメリカ大西洋岸が原産の二枚貝で、日本では1998年に千葉市で初めて発見されたそうです。
左がハマグリ。右がホンビノス貝(出典:メシ通サイト)
潮の香りと旨味が口の中の広がり…
(↑ 突然のIKKOさん登場)
ここでオススメのなかから選んだ…
豚つくね焼 温玉添え
人数に合わせて、4個
焼き鳥と言えば必ず注文するつくね。豚つくねは(鶏つくねよりも)歯応えがあります
これを温玉に絡めると…
(↑ 再びIKKOさん登場)
じょっぱりをもう少し。。。
ということで…
もう一本、お代わり~
寒い季節には、やっぱり…
燗酒がめぇなぁ~ (津軽弁で「旨いなぁ~」)
さらにオススメのなかから…
ブリとキノコのみぞれ鍋
大根おろしがタップリと乗せられて出てきました
まさに、「日本の冬」に相応しいネーミングですね
取り分けると…
脂の乗った旬のブリを、大根おろしでさっぱりと
キノコの食感も…
(↑3度目のIKKOさん登場)
ここで2皿目の箸休めとして注文したのは…
きんぴらごぼう
これもアテのテッパンですね
お酒が進みますが…
グっと堪えて…
さぁ、いよいよ本日の〆のご飯です
和ははでは常時3種類ほどの土鍋ご飯を用意していますが…
この日に選んだのは…
牛筋煮込みときのこの
土鍋ご飯
取り分けると…
甘みのある醤油味で煮込まれた牛筋が炊き込みご飯とマッチして…
(↑最後のIKKOさん登場)
こうして、2021年も美食と共に幕を閉じたのでした
今日の一句です。
開催日が12月29日でしたので、暮の季語で
ではでは
唎酒師ろっきぃがお送りしました