「リモート・ワーク」とか、「リモート授業」とか、「リモート端末追跡」とか、
あるいは、「リモート・コントロール」(遠隔制御)とか…この「remote」は、(※印欧系の言葉)
アッカド語の「rimûtu」(numbness)と同源だろう。その点に関し、述べる。
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「阿治志貴多迦比古泥の迦微」…即ち、【ALHA RBA ΘWSA】(土佐大神、444)は、
【ΣGL】(jackal、444)=「疎」(奢加留)である。此処で、「志貴」(飛去)は、「鉏」(須岐)。
其の【SRWQ十A】(harrow、1079)は、【十NWBW十A】(numbness、1079)を含意する。
「志貴」(別離)が、「多那婆多」=【十NWBW十A】(numbness、1079)を含意するわけだ。
この場合、「remote」(遠く離れている状態)は、「rimûtu」(numbness)と同源。そう言えよう。
#古事記において、「天之忍穂耳」=「正勝吾勝」=「maškakātu」(harrow)が、(※「tease」に注意)
#ナクシャトラの【箕】(Pūrva Aṣāḍhā)に位置づけられている点に注意すべし。
#【SRDA】(篩、377)の震動こそが、「rimûtu」(numbness)。そういう話である。
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ここで、「箕月」(巨蟹宮)に注目すると、「巨蟹宮」は、【NBR】(scratching、363)。(※「鉏」(須岐)に同じ)
それに重なる【GRWMA】(fruit-stones、363)は、【GRMA】(骨、356)の派生語。
ところが、「天之忍穂耳」は、日本書紀を見ると、「天忍骨」の別名を持つ。「骨」は、
【NBR】(scratching、363)を含意。結果的には、「箕月」(巨蟹宮)を含意する以上,
即ち【SRDA】(箕、377)=「rimûtu」(numbness)=「多那婆多」(numbness)を含意。
然らば…【SRWQ十A】(鉏、1079)は、【十NWBW十A】(numbness、1079)を含意。
其の「鉏」(須岐)が、「志貴」(別離)なのだから、やはり、印欧系の「remote」(遠隔)。
これは、「rimûtu」(numbness)と同源である。また、これが、「rīmūtu」(贈り物)なのだ。
「志幾」の「大県主」が、【KLBA XWRA】(白犬、393)を献上する物語展開にも注意。
「siki」(髪)を梳く【SRQA】(櫛、572)も【SRWQ十A】(鉏、1079)を含意する点に注意。