ディズニー映画語り アナと雪の女王 秘められた神話 | すきなものしか語れない

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元ディズニーシー長年単パサー。今はおもにディズニー映画中心に好きなものだけ勝手に語るつまらないブログです。Dヲタだった頃の記事は思い出として残してます。


はいどうも。


今日はちょっとした骨休め記事を。



2013年に公開されたディズニーの超ヒット作品「アナと雪の女王」の続編にあたる短編作品についてちょこっと語っていきたいと思います。

2013年大ブーム以降、圧倒的人気と知名度を維持し続けている【アナ雪】

長編ナンバリング作品である「アナと雪の女王」「アナと雪の女王2」以外あまり知られていませんが実はアナ雪シリーズは現在全7作品が(厳密に細かーい物まで含めるともっとあります)制作・公開されており、既に「アナと雪の女王3」の公開も決定している長期ユニバースシリーズへと成長しています
(※最近のニュースを見る限りどうやらアナ雪4もほぼ決定済みな様ですね。)

ちなみにこれまでのアナ雪語り記事はこちら〜。








今回はその中から少々変わり種と言える、2020年にリリースされたスピンオフ短編作品について語っていきたいと思います♪



(※当ブログは基本ネタバレありです。ご了承下さい。)


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  アナと雪の女王 秘められた神話

(原題:Myth: A Frozen Tale)

2020年

監督

ジェフ・ギプソン


データ


アナと雪の女王ユニバースの番外編とも言えるスピンオフ短編作品


シリーズ初となるVR向け作品であり、2020年VR機器向けにリリースされ、翌2021年フラットバージョンディズニープラスで配信開始されました。


「アナと雪の女王2」で描かれた魔法の森の精霊達の伝説に焦点を当てたストーリーになっており、ディズニー往年の名作「ファンタジア」を参考に、音楽アニメーションシンクロによる映像表現、そしてVRディズニーの世界を体感する事を目指して制作されました。


現在ディズニープラスで配信されているのは通常観賞用にイントロダクション等を追加し再編集した非VRバージョンです。



監督・脚本を務めたのは現在劇場公開中で話題な「アナと雪の女王」「ズートピア」視覚効果を手掛けたジェフ・ギプソン


個性的なペーパーアートでも知られるディズニースタジオの注目株ブリトニー・リーがプロダクション・デザイナーを務め独特な映像世界を創り上げました。


音楽を担当したのは「トロン:レガシー」等でも知られるジョセフ・トラパニーズ


アナやエルサ、オラフ等メインキャラクター登場せず、本作のオリジナルであるアレンデールのとある一家で語られる精霊達の伝説を主軸に物語は展開します。



アナと雪の女王2イドゥナ王妃役を務めたエヴァン・レイチェル・ウッドナレーター役で出演しています。日本語版は甲斐田裕子さん。



VR専用作品として初公開されたこともあり、アナ雪シリーズの中でも極端に知名度の低い作品。


しかしながらその幻想的な映像世界アナ雪2深みを持たせるその内容は概ね好評価を獲得。


ディズニープラスで2D版がリリースされてからは視聴者数も増え、コアなユニバース作品としてファンからは認知されています。



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あらすじ



寒い冬の夜のアレンデール。

とある一家では、母親が子供達にせがまれて寝る前に1つのお話を聞かせていた。

それは遥か昔と遠い未来の出来事。

魔法の森の自然を司る精霊達の物語…。

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感想




まぁVRに作られた作品という事で物語としては本筋に大きな影響を及ぼす物ではなく「アナと雪の女王2」であった精霊の伝説を掘り下げた物になっているので、今のところよっぽどのファンの方でない限りは見なくても問題ない作品と言えるでしょう。

ただしこのアナ雪シリーズは結構思わぬところから伏線を放り込んでくる傾向もあるので、今作が今後のアナ雪3アナ雪4に絡んでくる可能性ゼロじゃないと思いますけど。

実際不思議なところもいくつかあって。
アレンデールでこの話が伝説として語り継がれてるという事は…これは遠い未来の話なのか?
とか…。
伝説で語られる第5の精霊エルサがリズムを失って…というのは「2」の事を言ってるのかそれともそれ以降に起こる事を言ってるのか?
とか…。
最後の誰もいなくなったリビングに差し込む光もちょっと意味深と見えなくもないし…
とか…。

まぁもちろんそこまで深いものはなく単なるアナ雪2のプロモーションエピソードと捉える事もできますけどね。

ただ今作も含めてアナ雪シリーズはしっかり全てに生みの親であるジェニファー・リーが関わっているので、アナ雪ファンからしたらやはり今作もマストではあると思います。

2少々説明不足だった精霊達の部分丁寧に深堀りしてくれているのでそれだけでも観る価値はあると思いますね。




「ファンタジア」やディズニー名デザイナーのメアリー・ブレアエイヴィンド・アールからインスパイアを受けて制作されたと言うその映像世界は、通常のCGアニメーションとは一線を画する物になっていて一見の価値アリです。

現在は体感する方法が無いようですが、確かにVRで真価を発揮する映像なのは間違いないでしょう。

音楽とのシンクロパフォーマンスもやや控えめですが印象的な使い方がされていて素晴らしかったです。




それと海外でこれは多く言われている事ですが、今作のディズニープラス配信版は本編の前に制作者達による長めのイントロダクションが自動的に入ります。

オリジナルとの差別化を測った配慮だとはおもうのですが、折角の雰囲気作品なのにこれが非常に邪魔だという声がとても多く上がっているんですよね。

こういう少しコアなファン作品は、文字通りファンの人達が実は繰り返し何度も何度も観るんですよね。

ディズニーからしたら一般のライトファンが見やすいように、興味を持ち易いようにこういう仕様にしたのでしょうが、繰り返し見るコアなファンの方たちからしたらこれが弊害になっちゃうという…。

動画配信というのも、なかなか難しいですね。

まぁディズニープラスには折角特典映像という機能があるのでイントロダクションはそちらに…というのが個人的には無難だったかなとは思いますけど。



ちょっと脱線しちゃいましたが、、


そんなこんなで「アナと雪の女王 秘められた神話」は現在ディズニープラスで配信中です♪


繰り返し…とは言わずともアナ雪ファンの方達にとってはぜひ一度チェックしておいて損はない作品だと思います〜♪

特に「アナ雪2」セットで観るとより物語の理解度が増す事は間違いないので♪




はい。


というわけで今回はこの辺で!



少々簡素な記事で失礼致しました。



また次回!

しーゆーねくすとたぁいむー。