妻のケラミ(32)と三井ホームで注文住宅を建てました。長女(1)もすくすく育ち、憧れだったマイホーム生活をさらに満喫中です。
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しかし…
大変申し訳ないことに、コメントをいただくまで掃き出し窓の大切な役割をひとつ失念しておりました
それが、『家具・家電の搬入口』という役割です
このことについて、今回は補足で更新していきます。
日常生活で何度もあるわけではありませんが、入居直後や引越の際、そして数年から十数年に一度の家具家電の買い替えのときに重要になるのが搬入経路です
1階リビングのお宅であれば、基本的には玄関から大型の家具家電を搬入すれば特に問題ありませんよね
(もちろん掃き出し窓があれば、玄関や廊下を通らず直接リビングやキッチンに運ぶこともできます)
しかし
我が家のような2階リビングの場合、そう簡単にはいきません
冷蔵庫やソファなど、大型の家具家電を2階に上げなければなりません
それは2階リビングを選んだ設計の段階から私たちも承知していたため…
掃き出し窓がなくても家具家電の搬入に困らないように自分たちでリクエストしたり設計士さんがいろいろ考えてくださったりしたことがあります
掃き出し窓がない我が家の搬入経路①
【玄関→階段→2階】
何の変哲もない王道ルートです
が、1階リビングの家よりも2階リビングの家は大きい家具家電を上に運ぶ機会が多いので、このルートをどれだけ確立できるかが大切
そこでポイントになるのが…
階段の幅です↔️
我が家の階段幅は少し広めで、90㎝
建築基準法で定められている階段幅は75㎝以上ということで、最低限の幅に比べて15㎝の余裕があるわけです
この15㎝の差は普段の生活でも広さを実感でき、子どもをつれての階段の上り下りが多い私たちは大満足しています
ちなみに『階段の幅を広めにしてほしい』というのは設計のときに私たちからリクエストしたことなのですが…
完全に冷蔵庫の搬入対策でした
その結果。
この冷蔵庫(約65×183×70㎝)を階段で運んでもらうことができました
さらに。
このソファ(約240×87×90㎝)も
このテレビボード (長さ210㎝)も
77インチテレビ (約177×99.5㎝)も
階段の手すりを外す必要もなく(照明は外しましたが)、すべて階段で搬入されました
作戦通りです
掃き出し窓がない我が家の搬入経路②
【吊り上げ→リビング窓】
これは掃き出し窓のある2階リビングも同じになると思いますが、どうしても階段から上げられないものについては吊り上げてもらうしかありません
そんなとき掃き出し窓がなくても搬入できるように設計士さんが選んでくれたのがこちらの窓
3つの窓が並んでいますが、その真ん中のもの
こちらのサイズは160×130㎝になっています
そう、もしも大型家具家電を吊り上げしなければならないとき、掃き出し窓ではなくても、この窓を外せば搬入口になるのです
しかも壁の厚みの分、窓に奥行きがあり、搬入作業もしやすいですね
家具家電の搬入をどうしても吊り上げにしなければならない緊急事態でも、掃き出し窓がなくても大丈夫
重要視される家具家電の搬入口という掃き出し窓の役割ですが、他の方法でも代用できるため、絶対に掃き出し窓をつけなければならない理由にはなりません
というか私の意見としては、掃き出し窓があるお宅だったとしても、階段幅を広げる作戦はオススメです
2階に吊り上げて搬入すると、とにかく費用がかさんでしまいます
人力でも3万円程度、クレーンだと10万円かかることもあるそうです
なので、掃き出し窓の有無にかかわらず、2階への搬入は階段が使えるように設計してもらえるといいですね
ということで、先日の記事からの繰り返しになりますが…
掃き出し窓のない生活も悪くない
おわり。