妻のケラミ(32)と三井ホームで注文住宅を建てました。長女(1)もすくすく育ち、憧れだったマイホーム生活をさらに満喫中です。
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さて今回は、『理想の外構』について考えます
『理想の』とは言っても、当然それは人それぞれ。
広さや立地条件にも左右されるので一概にベストな外構を決めることは不可能
ただ、重視するポイントはいくつかに絞れると思います
そこで、私たちが外構を考えるにあたってどのポイントをどのように重視したのか。
そちらをご紹介いたしますので、みなさんの外構決めの参考にしていただければと思います
デザイン【重視度:★★★★☆】
最初の項目はデザインです
たまにデザインをまったく気にせず全面コンクリートや砂利だけにするお宅もありますが、多くのお宅で重視している項目ではないでしょうか
外構の見た目というのは家の第一印象を大きく左右するので、我が家でもとても重視しました
私たちは理想の外構デザインを見つけるため、日々散歩中にいろいろなお宅の外構をチラチラ見させていただきました
ネットで見るのもいいですが、実物を見るとよりイメージが湧くのでオススメです
ただし、ジロジロ凝視したり勝手に写真を撮ったりは迷惑なのでやめましょう
そんなふうに熟考した我が家の外構デザインの変遷をおさらいしておくと…
START
GOAL
そして実際に完成した外構がこちら
悩みに悩んで決定したこだわりのアプローチです
満足しております
ちなみに、デザインに興味なく全部コンクリートにするとこんな感じのイメージになると思いますが(※画像はお借りしました)、
ある程度の広さになると、必ず目地が入ることになるので、この目地の入れ方が少し模様みたいになります。
我が家も最終デザインになるまではこの目地がそのまま入っていたのですが、見た目を重視して目地のところにピンコロを並べることにしました
『そこに目地が入るなんて知らなかったー』ということにならないよう、みなさんもお気を付けください
植栽【重視度:★★☆☆☆】
ここを最重要項目にしている方もいるのではないでしょうか
しかし我が家は重視度低め
このあとの項目たちを優先させたことで、必然的に植栽は少なくなりました。
結果、植物が植えられることになったのはたったのこれだけ
ロックガーデンにするというデザイン的なこだわりはありますが、かなり狭いですし、植物の種類も基本的には業者にお任せ
だって植栽にこだわり始めたら大変そうじゃないですか
それを責任持って育てていく自信が私にも妻にもないのです
だから庭作業が大好きな世の中のオーナー様を本当に尊敬します。
しかし、反対に『植栽なんて面倒だからまったく不要』という方々。
本当に何も緑がないのと、少しでも植物があるのでは家の雰囲気が大きく変わると思いますので、もしよかったら少し考えてみてはいかがでしょうか
我が家のシンボルツリーはハイノキです
手入れの楽さ【重視度:★★★★★】
我が家の最重要項目のひとつ
植栽のところにも書きましたが、私も妻も責任を持って植物を育てたり、こまめに庭の手入れをしたりする自信がありません
そうなってくると、やはり『手入れしないでいい』というのが本当に大事になってきます。
だから基本はコンクリートで、植栽も少なくしました。
そう、芝生なんて論外だったのです
絶対にこんなことできない
そして極力手入れをしなくていい外構を手に入れたわけですが…
そんなふうにどれだけ工夫しても、ヤツとの戦いだけは絶対に避けられないのです
そう。
雑草
コンクリートの部分は狙い通り侵入を防いでいますが、植栽の部分と建物の裏側の石を敷いた部分は常にヤツらとの戦いを強いられています
これです
生命力の弱い冬でもこれです
月に何度も雑草抜きをしてもこれです
石の下にちゃんと防草シートを敷いてもらっているのに…
育ってほしい植栽が全然育ってくれないのに、ヤツらばっかりスクスク育ちやがって…
くそぅ
それでも手入れの楽さを重視した我が家はまだいいほうかもしれません
たとえば、デザインとして駐車スペースに溝を入れたり、飛び石のように埋め込んだりして、コンクリートではない部分があると…
(※画像はお借りしました。)
ギャー
本当に、隙あらば生える…
デザインも大切ですが、その後の雑草との戦いもイメージして決めましょう
あとは芝生を選ぶと…
(※画像はお借りしました。)
これは想像も容易ですね
たぶん芝生を選ぶ方は、それも覚悟しての決心だと思うので…
尊敬します
では、芝生だと手入れが大変だからといって人工芝を選んだら…
(※画像はお借りしました。)
雑草生えてるぅうう
敷き方がよくなかったり、ある程度手入れをしなかったりするとヤツらは隙を突いて生えてくるようです
では、雑草の生えないコンクリートが最強かというと、そうとも言い切れず
コンクリートやタイルの難敵として、『苔』の存在があるのでご注意を…
(※画像はお借りしました。)
さて、外構の重視ポイントは人それぞれですが。
手入れは楽に越したことないので、どんな外構にするにしてもできる限り面倒がないように考えてみてください
ちなみに余談ですが…
小石を敷き詰めたパターンの他のデメリットは、上みたいな状況で落ち葉が集めづらいことも挙げられます
箒だとうまく集まらないし、手掴みだと石が混ざってそのまま捨てられないし…
ちょっと苦労してます
工事費用【重視度:★★★☆☆】
続いての項目も大事ですね。
こちらを重視して(または予算面で強制的に)外構を何もしないというお宅もあるようですね
我が家はあまり重視度は高くありません。
というのも、三井ホームとの契約にあたって、『外構も三井ホームで』と約束でしたので、自分たちで業者を探して費用を抑えるということはできませんでした
まぁ全体の費用を割引するから外構も三井ホームで…という約束だったので。
それでもカーポートやフェンス・塀、門柱、ウッドデッキなどは採用せず、抑えられるところは抑えた外構になっています
参考としてこちらを載せておきます
ただ、他のお宅の話を聞くと業者によって費用が全然違ったり、建物と同じハウスメーカーにしないと保障の問題があったり…といろいろあるようですね
そのあたりは設計の際、相談してみてはいかがでしょうか
駐車スペース【重視度:★★★★★】
さぁ、いよいよ最終項目です
我が家での重視度はMAX
それが『駐車スペースの確保』でした
手入れの楽さも我が家の最重要項目でしたが、そちらはデザインを変えたり防草処理をしたりすれば、設計途中や施行中にも対応ができます。
もっと言ってしまえば、住んでから手入れが大変だと気づいて後悔しても、頑張ればどうにかやっていくことはできます。
しかし
駐車スペースをあとからどうにかするのは無理
土地が決まって建物の形を決める段階から、車を何台停められるようにするか考えていないといけません
つまり、もしこの項目を重視するなら、時系列的にも最優先で考えないといけないわけです🕛
私たちが事前に出していた希望は『最低2台、できれば3台』でした
最初の設計プランで出てきた案は、主寝室外にウッドデッキがあったため駐車スペースは2台
これでも最低2台という条件に合っていますし、駐車しやすい配置にも考慮してくれました
詳しくはこちらの記事
しかし、できることなら3台停めたい
そして我が家にウッドデッキは必要ない
ということで、次の案がこちら…
設計士さんではなく営業さんが考えてくれて、ウッドデッキではなく庭 兼 臨時駐車場ということにしてくれました
あくまでも『臨時』なので、スペースは狭めですし、少しオシャレになっています
なんとか私たちの希望に近づけようと頑張ってくれる姿勢が本当にありがたかった
しかし
そんな思いもすべて無にするほど私たちの3台目への強いこだわり
臨時じゃなく、普通に3台目を停めたい。
3台目 Chusha Soul Brothers
(しかも庭が増えると手入れの手間が増える)
で、
全部コンクリート
これに変わったわけです
その後の変遷は上記『デザイン』を参照。
そして現在。
立派な3台目駐車スペースになりました
そして。
約38坪の土地に、延床面積約36坪の2階建ての家を建てても、3台の駐車スペースを確保できることが証明されました
もし設計で駐車スペースを諦めてしまいそうな方…
もう一度じっくり考えてみてはいかがでしょうか
ただ、こんなに駐車場駐車場と言っていますが、
確かに、ときどきふと考えることもあります。
「ここにもし素敵な庭やウッドデッキがあったら…」
全然違う雰囲気になりますし、今はできないこともできるかもしれません
しかしそれでも、駐車スペースを選んだことは、私たちにとっては正解だったと自信を持って言えます
まぁ、家づくりすべてに共通することですが、なんでも取捨選択ですからね
というわけで。
みなさんにも『理想の外構』があると思いますが、
何が必要で、何を重視するのかよくよく考えた上で、
限りなく理想に近づけるように、頑張ってみてください
おわり。