居住フロアに
長く続いた異臭
20年ほど前
一人暮らしをしていた
分譲賃貸のマンションで
春頃くらいから
私の住んでいたフロア全体が
なにかくさいなと感じるときがあって……。
生ゴミをためている人がいるのかな？
でも風向きによってなのか
何も感じないときもあったので
そのままにしていました。
それが夏頃になったある日
隣の部屋の玄関ドアの前に
大量のハエが……
同じフロアのどこかだと思っていたにおいの発生源が
隣の部屋だとほぼ断定
それで嫌な予感がしたので
家を出るときに
隣の部屋のポストを見たら
ぎっしり
郵便物がつまって
パンパンに
さらにマンションの玄関を出て自分の部屋の
隣に目をやると
窓に目張りがしてある！！！！！！！
(これは今のうちの窓です)
こ、こ、これ
ヤバイやつじゃ
この時、
部屋の更新するかを決めないといけない時期だったので
部屋自体には不満もなく
更新するつもりだったのですが
隣の件をクリアしなくては
更新できないと
即不動産屋さんに
電話しました。
翌日
不動産屋さんから電話
隣で人が
死んでました
とのことでした
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警察も来たらしいですが
事件性が無い場合
警察はなぜ
死んだかは伝えなくていいそうで
でも不動産屋さん曰く
目張りなど部屋の状況から
自殺だろうとの事でした
ですよね、ですよね
だってハエがあんなにたかっているの
人生で初めて見たし
じゃあ、異臭も……
(異臭って死んでからどの位でしてくるのかわからないけど
私少なくとも何ヶ月も知らずに隣で暮らしてたってことだよね
)
私布団を
隣の部屋ぞいに
ひいてるよ
大家さんもいい人だったのに
無理無理無理無理
不動産屋さんには
できるだけ早く引っ越しますということにして
即
次の物件を探しました。
早くしないと次の部屋が決まるまでは
隣で人が死んでいた部屋で暮らさないといけない
私めっちゃ怖がりで
世にも奇妙なとかでも泣くレベルで
家が決まるまでの数日
確か
同じく一人暮らしをしていた妹の部屋に泊まらせてもらったり
友達の部屋に泊まらせてもらったり
なるべく
自分の部屋に行かなくていいようにしましたが
引っ越しの用意もしなくてはならないし
バタバタで逃げるように引っ越しをしたのを覚えています。
最愛マルチフェイシャルクリーム
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