健康に関する物理的な情報をお伝えすることは、セッションでもたまにあります。
「今」のこの方に合っていること、必要なこと、という感じで根源から情報がふっとやってきた場合のみですが。
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健康に関する情報というのは、人を右往左往させることが多いですね。
人によっては本当にお気持ちが切実だったりしますし、
(私も、ずっと健康!でやってきたわけではないので…おおっとどうなりますかねこれは…という事態もございました。)
けれど
様々な角度からの「理論」ぽいものが存在していて、
それぞれを肯定する説も否定する説も探せば探しただけ出てきます。
そして主張されているそれぞれの説は、それぞれのフィールドにおいて断定的に語られていますし、圧倒的に正しいように、語られます。
右往左往してしまうのも、当然と言えば当然です。
「正しいものを外に探す」と、人は右往左往してしまうのです。
基準を外に置いてしまっている限り、その基準は数えきれないほど存在しますから、ゴールテープが常に動いているのと同じです。
健康や、お金や、分かりやすく具体的に差し迫った事態というのは、自分の内側への信頼というものを吹っ飛ばしますよね。
現時点で自分の内側が辛く苦しいのですから、そこに信を置けない。
「だって結果出せてないじゃん」という、ジャッジの思考が働いている、その思考に囚われている、とも言えるかもしれません。
だから、
結果を出せていそうな、人や、情報に、頼りたくなる。
頼っちゃだめなわけじゃない。
情報を取りにいっちゃだめなわけじゃない。
そういうことも、枝葉として必要なことがあります。
でも、肝腎要は、どこから何を観ているのかという、視座なんだと思います。
たまに、「考え方が変わったら病気が消えた」という人がいますが、
それは生きる上での視座が、大きく動いたということだと思うのです。
まさに今この瞬間、自分という存在のバランスを整えるポイントが、
視座が大きくシフトすることなのか、
まだ知らない、まだやっていない、療法、理論などの実践なのか、
その両方なのか、
によって、体験の色が変わってくる。
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「人によるよね」ということが非常に多いので
普段あまり健康に関しては言語化しないのですが
今日は少しアウトプットしてみました。
今悩みの中にいる人が、
ご自身に必要なバランスとスムーズに出会えますように。
ただそれを、祈ります。
<YUTORIAN(ユトリアン)>
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