武者泊の磯紹介
僕が行ったことのある磯等、随時紹介していこうかなと。一度書いたのですが間違って消してしまったので書き直し…
磯の数が多いので分割することにします。
空撮バージョンはこちら
シオフキの離れより東はこちら
本バエ周辺はこちら
高茂岬、野地周辺その2
いわゆる地の磯ではあるが、鼻面や沖ススキといった名磯があり、雄大な感じがある。この辺りまでくると潮の満ち引きがかなり強くなってくる。

シオフキの離れ
小満からしばらく磯から海岸になるためしばらく走ると、海岸との間に磯があります。これがシオフキとシオフキの離れ。他の磯と違い、断崖が落ち込んだ磯ではなくなだらかに落ち込むような磯になってます。東風以外は完全風裏になることも多く、快適そのもの。足場もよく釣りやすい。

その割には意外とシマアジの回遊やヒブダイ、コロダイ等大型の外道も居る。グレは比較的小型ではあるが40cm台は釣れる。少し小型が数釣れる磯。

裏には水道があり、潮上から流していくとシモリの上で意外と大きな外道が釣れる。

シオフキ
シオフキの離れに隣接した磯。未上陸。
ウドの口
鼻面岬の奥にある洞窟の入り口。鼻面3番辺りと同じようなつもりで釣るがより潮が弱く、それでいてどん深なため、石物、ヒブダイなどはもちろん、イシガキフグがやたら多いと思う。イシガキフグは無毒のフグなので、味噌汁なんかにすると滋味だが多過ぎて嫌になるくらい針が失くなる。個人的にはあまり好きな磯でないため、写真さえない。
鼻面123番
鼻面岬の野地側にあるギザギザ部分の磯。鼻面から123番と並んでいる。どれも足場は悪いが3番だけはコンクリートが流されており、他に無い快適さがある。どれも満ち潮釣り場で、満ち潮は海に向かって左から右に流れるが刻々と潮筋が遠近する。個人的には少し沖に払い出す流れの時が好みで、あまり磯際ベッタリの潮の時は良くない気がする。80cmを越えるマダイやグレも50cmオーバーが上がっており満ち潮なら是非乗りたい磯。梅雨時期は尾長の姿もある。

鼻面三番からウドの口方面。このワンドに入った潮が払い出す流れと、磯際を流れる引かれ潮との複合的な要素が絡む。ワンドに寄せた波が後ろから襲いかかってくることがあるので注意

舟着の足場はコンクリートで狭いが快適
鼻面の先端
鼻面岬の先端の野地側。武者泊の他の磯に比べ、釣り座が高くなっており、潮位によっては5mのタモの柄では届くか届かないかギリギリになることがある。その代わり波には強い。潮通しが良いため潮は速く、青物の回遊もあるため、ルアー等投げられるように準備しておきたい。また何故かここに湧く涌きグレはサイズが大きく50cm前後のサイズが群れをなしていることも。
鼻面のワレ
船からみるとこちらの方が先端に見える。先端と同じく少し高くなっている。袈裟懸けに割れた裂け目の右側に乗る。先端より流れ自体は緩やか。未上陸。
鼻面のナダレ
袈裟懸けに裂けた割れ目の左側。前傾した足場のため、荷物のずり落ちや滑落に注意。こちらも未上陸。
千畳
だらっと広い磯で、大人数が乗れる磯。西に面して後ろに鼻面岬があるため、回り込んだ風や西風には弱く、低いため南からのうねりにも弱い。たしか未上陸。
スミイソ
千畳から少し北西の方向にある磯。あづまやが乗せているのを見たことがないのですが、一部ブログではアイゴを狙ってアイゴが大漁だったとの記載がありました。未上陸。
ナギサバエ
沖ススキ、鹿ハエ、丘ススキ、ナギサバエと続く磯のうち、最も岬側の磯。周りの水深は深く足場はよい。潮は緩やかで本磯のシモリか離れ小島との間の小さな水道に乗せて磯のシモリを釣る。未上陸。
丘ススキ
岡ススキは誤植でした。丘ススキが正解。
ナギサバエより沖側の磯でこのあたりから沖ススキの水道の影響を受ける。足場はよく波風に強い。南側の突先それぞれが釣り座になっており沖ススキと同じ満ち引きを利用して根の際を流し釣りする。未上陸。
鹿ハエ
沖ススキを水道を挟んで対面に見る磯。轟々と満ち潮が流れる水道も、磯際からの引かれ潮も使える。風を遮るものがなく、吹き曝しになり横からの風を受けると水道側へ流すことができない。その場合には裏側の水道を狙うことになる。足場は比較的よく、磯自体はそれほど高くないためうねりがある場合は注意。石物の釣り場としては有名で、記録物のイシダイが釣りあげられている実績のすごい磯。いつかリベンジしたい磯。

ススキとの間を流れる激流&吹きすさぶ横風

鹿ハエ遠景
小鹿
鹿ハエ横のシモリ風の磯。磯が低く、潮位によっては使えなくなる。満ち潮釣り場とされており、満ちで乗りたいが、満ちが込むと沈没寸前になり少しの波で潮を被るため、いいタイミングで乗れることが少ない。それゆえいつか乗ってみたい磯。
沖ススキ
武者泊の地磯を代表する名磯。水道、船着き、沖側、東のそれぞれから釣り座を出すことができる。
沖側は豊後水道への満ち潮が流れることからこれを直接狙える。満ち潮の際には当然磯からも水道の本流への引かれ潮が力強く仕掛けを引っ張るため、磯際に仕掛けを入れてもいい感じに馴染んでいく。サラシ付近のシモリには大型のコロダイやヒブダイがうろうろしており、注意が必要。直接本流に投げ入れても良いが、磯際から流していく方が好み。本流の40mほど先のあたりに沈み根があり、ここで一度仕掛けが止まる。このシモリ近辺もグレが出るが、この沈み根にはクエが住んでおり、うかうかしていると食いあげられて仕掛けをバラバラにされる。引き潮の際には水道一面が鏡のように沸き上がり仕掛けが入らず非常に釣りにくくなる。
沖ススキの舟着は水道の引かれ潮がメインとなるため、基本的には潮が緩やか。この方角が一番深い気がする。潮目に沿って涌きグレが姿を表す。沖ススキ近辺の涌きグレは口を比較的使うのでうまくやると数釣れる。
沖ススキの沖側はシモリだらけの浅い磯になっており、満ちも引きも当てるように流れてくるため釣りにくい。シモリも長く伸びており取り込みもしにくい。
沖ススキの東は水道への引かれ潮を使ってシモリ際を流す。

沖ススキ東
こちら側は時に涌きグレが一面に現れることがあり壮観。東の水道側なら引かれ潮に乗せて水道まで攻めることが出来るが水道の客の邪魔にならないように気を付けたい。

辺り一面の涌きグレ
見残し
以前に誰か見残された磯なのかなと勘ぐってしまう。基本的には石物の釣り座とされており、未上陸。
高茂岬のマルバエ
野地のマルバエ、本バエのマルバエに対して高茂岬のマルバエと呼ばれる。沖ススキを通過して豊後水道との接続点あたりにある磯で、波の感じや海中の様子、海の色等、武者泊の地磯とは少し違う雰囲気が漂う。マルバエの沖を満ち潮、引き潮がかすめるため、両潮とも磯から本流への引かれ潮が流れる。これに仕掛けを載せて釣ることになる。未上陸。
馬の背
馬の背と呼ばれる磯は全国どこでも細長く切り立った三角の磯であることが多い。ここも同じように両脇に切り立った三角の長細い磯で中小型のグレの巣だそう。未上陸。